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週末、いろいろ

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 高校校舎前の朝顔が咲き始めました。朝顔は地に這っていて、紫色の大輪が生き生きと朝日に輝いています。朝、始業時前、実習生11名が挨拶に来てくれました。彼らは雲雀丘学園を卒業し、現在、大学の3・4年生と大学院生。ほとんどが来年4月から教壇に立ちます。本校で2~3週間の実習を行い、6/11(土)が最終日になりました。充実した実習だったようで笑顔が一杯でした。「燃えるような授業を行ってほしい。君たちの一言が生徒の心に火をつける」と中高等学校の初代校長、板倉操平先生の言葉をお借りし激励しました。

 今日、スウェーデンの留学生マルちゃん(通称)が帰国します。1年間、雲雀丘学園の高校2年生として過ごしました。明るく誰とでも仲良く、学園の人気者になっていました。昨日が学園での最後の日とあって、みんなから引っ張りだこ、分刻みのスケジュールです。私のところにも挨拶に来てくれました。なんと浴衣姿です。先生から特別に指導してもらって、本来なら授業では半年かかるところを、一か月で作り上げました。日本語も話せるようになりました。ただし、会話の間に「ほんま、ほんま」が入る大阪弁です。「大阪弁を忘れたらあかんで」とマルちゃんにも激励しました。

 午後からは高校1年生と中学2年生の学年懇談会がありました。中2は中だるみが懸念される学年です。残念ながら全体としては学習時間が減る傾向にあります。幸い今年の中2は学習にも、部活にも順調に育っています。ぜひこの流れを確かなものにして、3年生につなげたいものです。
 高1は「挑戦」が学年の方針としても掲げられました。この夏休みはあらゆることに挑戦し、自分の可能性を発見する「挑戦の期間」となりました。偏差値で自分の将来を決めるものではない。あくまで自分として何をやりたいか、何で世の中に貢献できるかが、進路を決めていくうえでの要諦です。

 両学年とも、私の挨拶の中で「私の挑戦」のいくつかを保護者に紹介しました。生徒がどんな「私の挑戦」を書いて校長に提出しているかを、実感していただくためです。挑戦、すなわちチャレンジ精神が、今後生きていくうえで極めて大切であることを保護者にお話ししました。「私の挑戦」を通して、生徒が挑戦することの大切さを体得してくれたらありがたいことです。