« 夏の大会、朗報次々と | メイン | 「梅雨明けの翌朝」 »

「夏の高校野球」と「One Day College」

ここ数日、梅雨のどんよりしていた曇り空、そして時折、大気の不安定からか激しい土砂降りの日が続いていたのですが、今日は朝から夏の太陽が学園を照りつけています。その強い日射しに負けじとひまわりが大輪を誇り、太陽に向き合っています。このひまわりは、井関先生の指導でこの春、植えました。ことさら愛着を感じます。ひまわりの隣には、ゴーヤがネットをよじ登って、身の丈2倍くらいの高さにまで成長してきました。実がないので井関先生に尋ねると、カーテンとして育てているので実は取っていますとのことでした。

sIMG_0670.jpg
 一昨日は、夏の高校野球兵庫県予選の応援に行きました。相手は三田西陵高校、場所は高砂球場です。あいにくの雨で、試合開始が遅れ、午前10時が午後1時近くになりました。残念ながら4:2で敗れてしまいました。守りきれず、また折角のチャンスを生かせません。勝てない試合ではなかったのですが、肝心のところで力を発揮することができませんでした。「瀬戸際」という言葉がありますが、雲雀丘学園の生徒には「際」に強い人間、「ここぞ」という場面で強い生徒になってほしいと思います。これはもちろん野球部に限ったことではありません。勉強でもまた然りです。

sIMG_0650.jpg sIMG_0665.jpg
 先週の土曜日は、恒例の「One Day College」が開催されました。今年は24大学1団体から先生にお越しいただき、30講座を開設しました。どの講座も先生方が工夫を凝らされ、生徒は興味を持って勉強できます。生徒はあこがれの大学の先生から直接、自分の関心のある講義を受けることができ幸せなことだと思います。「One Day College」が過去、多くの生徒に夢と希望をもたらしてきました。今回も先生方との出会いがきっかけとなって、生徒が未来に飛び込んでくれることを願っています。

 なお今回の「One Day College」にお越しいただいた先生で、自校のHPに大変うれしいお言葉を載せていただきました。それは、先生が朝、正門から受け付けに向かう途中、出会ったどの生徒も元気に挨拶をしたとのことです。雨降りのぐずついた天気だったが、生徒の元気な挨拶で爽やかな気持ちになりましたと書かれていました。

 正直なところ、外からのお客様にもきちっと挨拶するようにと教えていますが、まだまだ十分ではないと思っています。このようなお言葉を聞くとうれしさと同時にホッとします。全校生徒に伝え、生徒と教職員の励みにしたいと思います。ありがとうございました。