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連弾に手拍子鳴りやまず

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1時間半の鑑賞でしたが、演奏中ほとんどの時間、生徒の手拍子が鳴り響いていました。昨日、本校講堂で「芸術鑑賞会」が開催され、今年はピアノの連弾をご兄弟でされている「レ・フレール」にお越しいただきました。連弾とは一つのピアノを二人で引く演奏法です。

繰り返される心地よいリズムに生徒は引きこまれ手拍子が始まります。鍵盤の端から端までを使い、時には手を交差し、時には奏者の位置を変え、迫力のある演奏は生徒の心を揺さぶります。また初めて聴く曲なのにどことなく懐かしさ、あるいは哀愁を感じる曲もありました。鍵盤を撮影し大スクリーンで写す演出も迫力を感じました。

今回「レ・フレール」に来ていただくことになったのは生徒の発案でした。高3の男子生徒が2年前、チラシを担当の先生にもっていき、芸術鑑賞会に是非呼んでほしいとお願いしたのがきっかけです。生徒の気持ちに応えられた一つの出来事としてもとても喜ばしく思います。

本校では一年に一度、芸術鑑賞会として、吹奏楽団や民族音楽、オペラ歌手に来ていただくなど、身近に感じられるものや、めったの聴くことができない音楽に触れる機会を設けています。芸術鑑賞会のほかにも文楽鑑賞や宝塚劇場での観劇などもあり、豊かな人間性づくりに役立てたいと願っています。