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終業式、母校の誇りを胸に

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冬至を過ぎましたが、今朝も暖かい日となりました。昨日の気象庁の発表では、今年の平均気温は過去最高になるとのことです。地球温暖化に加え、エルニーニョ現象の影響と言われています。

終業式では前回の全校朝礼が雨で流れたせいか、表彰伝達が数多くありました。兵庫県の高校総合文化祭が先月末終了しましたが、本学園の活躍がめざましく、多くの文化系クラブが兵庫県の上位入賞の表彰を受けました。有難いことです。また中学校で、過日開催された英語暗唱大会の表彰は各学年3位までの表彰があり、当日の奮闘ぶりが思い出されました。一人の生徒が漢検、英検、数検の3つを獲得する雲雀丘学園ならではの「トリプルクラウン」表彰では、2学期は7人の該当者があり、生徒に地力がついてきたように思います。

過日、46期生が数名学園にやってきました。友人の結婚式の披露宴で、恩師のビデオメッセージを流すための撮影です。10数年ぶりの訪問でしたが、その時、46期生には感心したことがありました。それは生徒たちの挨拶でした。「こんにちは!」の後輩たちの元気な声にうれしくなり母校を誇りに思えたそうです。

もう一つ。先週の日曜日、三宮地下街のことです。高校生60~70名が列をなして歩いていました。引率の先生を先頭に、通行人の邪魔にならないよう気遣いながらも、整然と規律正しく歩いていました。それを見ていたのは学園小学校の石田校長先生とご友人の方々です。よく見るとその生徒たちは雲雀丘学園中高校吹奏楽部の生徒でした。周りから誉められ石田校長先生は大変気分がよかったそうです。うれしくなって私に電話を下さいました。私も嬉しくなってこのことと、先輩の来校の話を終業式で話しました。

今日の終業式では学園旗の掲揚をみんなで注目し校歌を斉唱しました。学園を良くするのも悪くするのも生徒たち、そして生徒を指導する教職員です。母校の誇りと自覚をもって行動し、自らの成長につなげたいと思います。(2016.12.22)