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人事を尽くして天命を待つ

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今年も羽田空港近く、多摩川の河口を見通せる初日の出スポット、天空橋に出かけました。元旦の朝はさすがに冷えていました。昨年と同じく私一人の出陣です。天空橋に到着すると早速、シジミ汁と枡酒のサービスをいただきました。海外からの到着の飛行機が次々と着陸しています。水平線に少しかかった雲が茜色に変わっていくと、まもなく真っ赤な新年の太陽が顔を出し、歓声とともに一面は橙色に染まりました。

さて今年の干支は酉、雲雀丘学園の年です。また本学園の理事長の名字も鳥井、雲雀丘学園にとって今年は大変縁起のいい年です。明るく元気な年にしたいと思います。経済界では新年の祝賀会などが開かれていますが、出席者の多くが今年の話題となると大半がトランプ次期アメリカ大統領の政策を挙げ、また中国の動向を懸念します。確かに今年はひと波乱あるかもしれません。しかし毎年毎年心配のネタはあるものです。去年も色々なことを心配していました。
大切なことは自分の足元をしっかり見つめ、軸をブラさないこと、むしろ周りを変えていくのだという気迫でのぞみたいと思います。

中央棟の3階の廊下にしつらえた自習スペースでは、朝早くから男子生徒が二人、黙々と勉強をしていました。邪魔してはいけないと思いながらも「高校3年生?」とたずねると「そうです」との答え。「風邪に注意して頑張って」としか言えませんでした。センター試験は1週間後に迫っています。初日の出では雲雀丘学園受験生の健闘だけをしっかりとお祈りしてきました。人事を尽くして天命を待とう。(2017.1.6)