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卒業式、感謝の手紙を書きました

sDSC02513.jpg sDSC02499.jpg sDSC02451.jpg sIMG_0117.jpg一一昨日(3月1日)、天候にも恵まれ今年の卒業式は無事終了することができました。天候というのは今年の卒業生は3年生の時、ことごとく色々な行事が雨にたたられたり、天気を心配することが多かったからです。学年団の先生はほっと一息です。今年は過去最高の327名の卒業生。「厳粛さと温かさ」をスローガンに式に臨みました。卒業証書の授与は時間がかかりました。雲雀丘学園は一人ひとりに手渡すことを原則にしています。学校によって色々な考え方はありますが、一人ひとりと向き合う学園として、生徒にとっては晴れ舞台、主役を演じるたった一人の瞬間を尊重したいと思います。

今年は卒業式の前に、生徒は保護者への感謝の気持ちを文書にしたため封筒に入れました。そして卒業式の最後に、保護者には開封してもらい中を読んで貰いました。そして生徒全員が保護者に向かって「ありがとうございました」と声を揃え、一礼したのです。雲雀丘学園ならではの光景でした。感動のひと時でした。手紙の内容は本人と保護者にしか分かりません。どんな内容が書かれていたか「親孝行」を何度も言ってきた者にとっては興味のあるところです。

私の式辞は普段から生徒の皆さんに話しをしてきたことをあらためて言いました。建学の精神である「親孝行」を実践していこう。「挑戦」の気持ちを忘れないでほしい、という創立者、鳥井信治郎の心情でした。卒業生が高3の年は、何年か後に振り返っても大きな出来事と言えるものがあったと思います。それはオバマ大統領の広島、安倍首相の真珠湾の相互の慰霊訪問でした。さらに今年になってのトランプ大統領の登場です。これらは卒業生が卒業した年の出来事としてしっかり考え、覚えておいてほしいと思います。