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公開授業旬間     第23号

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5月29日(月)より6月17日(土)まで公開授業旬間が行われています。目的は、1.教員が多くの授業を見学することによって,自らの授業方法,内容を点検し,授業力の向上を図る。2. 新学習指導要領,新大学入試に対応した授業を研究する。の2点です。
教科内での研究授業は行われますが、この期間は教科を超えての授業見学を行います。担任の先生にとっては、教科によって生徒の違った活躍の姿を見ることができます。現在、教育実習期間でもありますので、実習生に指導していることが教員にとってもブーメランとして返って来ることになります。
学校にとって「授業が命」であり、学園の姿として「研究的な教師」も掲げられています。若いときには「おごりたかぶることなく自分を磨き、生徒と向き合う」と先輩の先生から教わりました。というものの、自分の授業の点検が行われず、外部の目にさらされることが少なかったり、新しい授業スタイルへの挑戦が行われず、停滞しているケースも見られます。
本校においては、授業力の向上のために、公開授業と生徒による授業アンケートを実施し点検を行ってきました。その結果を、管理職や教科主任よりフィードバックするようにしています。また、昨年度より、指導主事をおき、日頃から授業での課題を相談、指導できるようにしています。
新しいスタイルの授業については、教員研修や学校視察、校内外研修会の参加、研究図書の充実などを行ってきました。また、昨年度より「授業改革プロジェクト」を設置し、リーダー的メンバーを配置しました。公開授業についてもこのプロジェクトで企画しております。今回の課題は、「主体的・対話的で深い学び」(アクティブラーニング)とICT機器を積極活用した授業をより推し進めるものです。全教室にプロジェクターが設置され多くの授業で活用されていますが、よりよい使用法を研究しようとしています。生徒のみなさんに「挑戦」を掲げていますので、先生方にも「いい授業への挑戦」を掲げ、若手、ベテラン関係なく授業公開の中から一層レベルを上げ、活発な授業力向上期間となることを願っています。
各学年ブログの授業紹介をご覧ください。