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英単語テスト          第118号

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2月14日全校一斉に英単語テストが行われました。30分間のテストで各学年が合格点数を設定しています。高校入試休みを経て、ここ数日登校時にも英単語テキストや先生手製の単語リストを手にしている人が多かったです。対話型の歩きながらのアクティブラーニングも見ることができました。
本校では、系統立てた4技能「聞く・話す・書く・読む」を意識した英語教育を行ってきました。グローバル化に意識した英語教育改革が進むに当たり大学入試でも4技能が注目され始めました。
そこで、今年度5技能を意識した英語カリキュラムシラバスの検討し、平成30年度より新シラバスを進めていこうと思います。5技能とは、4技能の「話す」から派生するinteraction(やりとり、対話)を加えて5技能としています。ケンブリッジ大学教育学部のニール・メイサー教授は、「対話」を表面的な「やりとり」(interact)で終わらせずにそこで、「共に考える」(interthink)にまで持っていくことで、子どもを教えること・子どもが学ぶことの質を高める」と述べられています。
表現力の重視は、すなわち会話力ととらえられがちですが、「やりとり、論議」そのためには「「思考力」が重要です。そこには、英単語力、語彙力が大切で、これがなければ豊かな表現力、TPOを備えた表現にはならないと考えています。PCやスマホの発達・普及から暗記することの是非が語られますが、中学高校時代には単語を覚え、語彙を増やすことは重要だと考えています。英単語や漢字を単に暗記するのではなく、言葉の意味や成り立ちを知ることもできます。また、日々の小テストから積み上げていくこと、目標点数に立ち向かうことなど、このようなテストを通じて学ぶべきことも多いと思います。