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「大阪北部地震の一日」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~
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週明けの6月18日、大阪北部地震が発生しました。大阪では過去最大級の地震でした。死者5名、負傷者は400名を超える大災害となりましたが、幸い雲雀丘学園は、けが人は一人もなく、また建物などにも大きな被害はありませんでした。地震発生を知るや懸命にそして的確に対応してくれた教職員や学園関係者の皆様のおかげだと思っています。誠にありがとう、またご苦労様でした。学園長としてお礼を申し上げます。

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 地震翌日元気に登校する児童、生徒

地震発生でほとんどの交通機関がストップ、ちょうど通勤通学時間と重なり交通機関には大きな影響が出ました。雲雀丘学園はほとんどの児童、生徒が阪急宝塚線、JR宝塚線を利用しますので特に大きな影響が出ました。地震発生時にはすでに登校しているもの、通学途上のもの、それも車中のもの、駅構内にいるもの、駅に向かっているものと様々な状況にあります。中高、小学校、幼稚園は適時保護者に情報を流し園児、児童、生徒の安全確保に努めました。とにかく安全第一。小学校は保護者に駅に出向いてもらい児童の安全の確認、確保のご協力もお願いしました。併せて教員も手分けして駅に駆け付け生徒の誘導に当たりました。また下校には保護者への児童の引き渡しを原則としましたのでマイカーでの迎えも多く教職員総出で運動場への車両の導入もしました。

午後6時過ぎになりましたが、小学校、中高とも学園でお預かりしていた最後の児童、生徒を保護者にお引渡しすることができました。全員で安堵の胸をなでおろした次第です。

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 乗客の方から送られてきた写真

余談になりますがJR宝塚線大阪行きの電車が地震で緊急停車をしました。ちょうど学園の南門の前あたりの位置でした。1時間余り立往生ののち、電車は線路上でしたが乗客の下車を認めたようです。次々と乗客が電車を降りはじめ、傍の道路に上って来られました。
この状況を見ていた学園の警備員の方が「よろしければ学園のトイレをお使いください」と声をかけました。ご婦人方を中心に多くの方がトイレを使われたようです。

この話は乗客の方から翌日、学園にお褒めの電話をいただきました。こんな話を聞くと大変長い一日でしたが疲れも心地よいものとなりました。

(2018.6.20)