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2018年07月19日

Being Jolly with Jolly Musicジョリーミュージックで楽しく!!

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1学期の授業が終わりを迎えるにあたり、雲雀丘学園幼稚園と、雲雀丘学園中山台幼稚園とで用いた最もわくわくする教材の1つのことを思い返したいと思います。この教材というのは、「ジョリーミュージック」のことです。これは、イギリスでとても有名な音楽教育のプログラムです。
なぜ、日本の幼稚園でイギリスの音楽教育のプログラムを使うの?と思われるかもしれません。これくらいの学齢の子どもたちに音楽を使って指導をするということは、何も新しいことではありません。しかし、日本の童謡を使って子どもたちの日本語の語彙力、また社会性を育てることは、両幼稚園において、とても力を入れて取り組んでいることでした。従って、雲雀丘学園の幼稚園の英語教育をより強固なものにしていくために、ジョリーミュージックを用いるというのは、ごく自然な選択でした。本幼稚園では、ジョリーが提唱するように、英語のリズムを自然と身につけると同時に、身体を動かすことで、より強固な学びに導くことを行っています。
ジョリーミュージックでは、たくさんの英語の童謡に触れることで、子どもたちが、英語の自然なリズムや強弱のパターンに触れることを促します。この学齢の子どもたちは、大人の真似をする天才です。そして、日本語と英語の話し方の違いについてもすぐに理解します。ジョリーミュージックで使われる童謡の多くが、ネイティブスピーカーの間でも、母語を学ぶために何世代も歌い継がれてきたものです。実際、”Rain, Rain, Go Away”(「雨、雨、どっか行け」)は、400年以上もの間、雨季である6月に歌われてきました。こういった歌が、現代の日本の子どもたちにとっても、400年前のイギリスの子どもたちと同じように、日常生活の中で自然と口ずさめるものとなればいいな、と願っています。

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リズムに加えてジョリーミュージックでは、身体を動かしながら学ぶことの大切さも重視されています。それぞれの童謡では、子どもたちがよりしっかりと学べるよう、一連の動き(ジェスチャー)が組み込まれています。今学期、教室の内外でよく使ったフレーズに「あっち行け!(実際には冗談として使われることが多いのですが。)」と、「遊ぼう!(子どもたちは、にっこり笑って足踏みをするのが大好きです。)」があります。これらの言葉につけた身体の動きは、子どもたちが後に学んだことを思い起こそうとする際、思い出すきっかけとなってくれるのです。しかし、もっと大切だと思うのが、それらは、子どもたちだけでなく、私たち大人にもたくさんの笑いをもたらせてくれることです。
今学期、子どもたち、そして、我々教員はジョリーミュージックを歌い、演じることを本当に心から楽しみました。2学期にまたジョリーミュージックを歌い、たくさんの笑顔と出会えることが待ち遠しいです。

みなさん、素敵な夏休みを。


As the first semester of kindergarten classes have come to a close, what better time than now to take a look back at one of the exciting resources we have been making use of at Hibarigaoka and Nakayamadai kindergartens? The resource I speak of is Jolly Music, a comprehensive music education program that is very popular in the U.K.

Why use a British music course as a tool for teaching English to Japanese kindergarteners? Of course, using music as an instructional tool for this age group is nothing new. Both our kindergartens place a very strong emphasis on Japanese language songs to help promote linguistic and social development. So, as a means to make our kindergarten English program even stronger, Jolly Music was a natural choice for us. We here at the kindergarten like Jolly’s emphasis on teaching the natural rhythm of English, and the program’s us of body movement to make learning stronger.

Jolly Music features a wealth of nursery rhymes that help expose children to the natural rhythm and stress patterns of English. Students in this age group are masters of mimicry, and are able to quickly pick up on differences between English and Japanese speech patterns. Many of the nursery rhymes within Jolly Music have been used by generations of native English speakers to learn their own language. In fact, ‘Rain, Rain, Go Away,’ a song we enjoyed singing during the wet month of June, dates back over 400 years! We hope that singing these songs comes as naturally to these youngsters in Japan today as it did to children in England 400 years ago.

In addition to rhythm, Jolly Music also supports kinesthetic learning. For each of the nursery rhymes in the series, there are a set of accompanying body movements to help reinforce learning. Some of the phrases we have enjoyed using both inside and outside of class include ‘go away’ (often used in a joking manner), and ‘play’ (children love to smile and run in place). These body movements can later be used as cues to help children recall the language they acquired. But even more importantly, they provide tons of laughs for both children and adults.

This semester, students and teachers have truly enjoyed singing and performing the songs of Jolly Music. I really can’t wait to come back this fall and share some songs and smiles with everyone! Have a great summer vacation!


(雲雀丘学園幼稚園、中山台幼稚園 教諭 ジョナサン・ライアン)

2018年07月13日

1年生の1学期

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夏がやってきました。1年生の子どもたちは、小学校ではじめての夏休みを心待ちにしているようです。今学期、1年生は学校生活に慣れるための時間を十分に費やしました。
その中の1つに英語の授業があります。
何か新しいことを学ぶのは、難しいこともあります。新しい言語でも同じです。実際に、新たに言語を学ぶことは一番難しいという人もいます。そんな中、1年生は、授業中、本当に前向きに取り組むことができました。この「新しいことでも前向きに取り組む」という姿勢は、子どもたちがこれから英語を学びつづけていく上での大切な基盤となることでしょう。1年生の子どもたちは、4月からいくらかの種類のクラスルームイングリッシュという、授業中によく使うフレーズを習いました。雲雀丘学園の創立の精神でもある「やってみなはれ」という言葉の通り、今、子どもたちは、それらを積極的に使おうとしています。また、フォニックスの学習もはじまりました。歌を歌ったり、ジェスチャーを用いたりしながら、音とアルファベットの文字とのつながりを学んでいます。歌やジェスチャーを使うことで、子どもたちが楽しみながら取り組めると同時に、記憶にも残りやすくなるので、1年生でもゆっくりと、3文字程度の簡単な単語を読めるようになってきています。

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もう1つ、子どもたちにとっての新しい経験となったのが、「みんなの前で話すこと」です。ほとんどの子どもたちにとって、立って、みんなの前で1人で英語を話すというのは全く初めてのことでした。子どもたちは、ランドセルの形をした紙の中に、「教室の中にあるもの」の単元で習った学用品の絵を描きました。そして、それぞれのものをみんなに紹介できるように練習しました。「大きな声ではっきりと話す。」、「聞いている人の方を見て話す。」、この2つが約束でした。多くの子どもたちが習いたての英語を使うことにとても熱心で、勇気を出して手を挙げ、思い切って自分の力で取り組みました。小学校で新たに身につけた力、また自分で書いた絵を誇らしげに見せながら発表しており、本当によくがんばりました。
もうすぐ、子どもたちは、初めての英語の宿題に取り組むことになります。この宿題は、子どもたちが2学期に学校に戻ってきた時、英語を使ってまた、みんなの前で話す練習のために使います。

Summer is upon us and the first graders are looking forward to having their first summer vacation as an Elementary school student. They have had a good amount of time to get acclimated to school life and everything that comes with it.
One of the aspects of school that is very new for them is taking part in English classes. Learning something new can be a very difficult thing to do and learning a new language is no different. In fact, some might argue that it is the most difficult thing to learn. The first graders though, have done a great job thus far through participation and outgoingness to try new things that they are coming along quite nicely. Through their mindset of the school’s motto, “Yatteminahare”, and their openness, the students have started to become familiar with many different classroom phrases that they are now using within the class. They have also started learning about what sounds different alphabet make through the singing of phonics songs as well as using different hand gestures to help them to remember those sounds and are now being able to use this skill to decode three-letter words.
Another area where many children are getting a new experience is through public speaking. For many of them, it is still a new concept to get up and speak in front of others, let alone to do it while speaking in English. Students made backpack crafts which they drew pictures of classroom items in that they learned the names of. Then they practiced introducing what each item was so that they would be ready to do it in front of the rest of the class. They were encouraged to remember to speak loudly and clearly while also keeping eye contact with the audience. Many of them were so eager to use their newly acquired language skills that they bravely volunteered to venture into the wild on their own. Everyone did an amazing job they were very proud to show off their new skills as well as their drawings.
Soon the students will also be expected to finish their first ever English homework. This will be used when the children come back to school to once again help them to be able to practice for a presentation they will do for others all while challenging themselves to do their best using English.

(小学校教諭 ティモシー リッケンバッカー)

2018年07月02日

中学1年生の英語

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 今年度より英語IP(Interaction & Production)が始まり、生徒たちの話すことへの意識は大きく高まっていると思います。通常の英語授業でも「読む・書く・聞く・話す」の英語4技能に習熟させることを大きなテーマとし、その中でも話すこと(声を出して読むこと)を強く意識して授業を展開し、その流れを大切にしています。
 グローバル化が叫ばれる中、他言語でコミュニケーションを取る際につきまとうプレッシャーに慣れ、抵抗なく自然に英語を話す能力は非常に大切だと考えており、今後もこの方向で進めていくべきだと感じています。一方で英語2(文法)担当者として、「文法事項の理解を深め、基本例文を暗唱し、しっかり英語を書くことができるようにする」という従来の英語教育の流れの重要性も改めて感じています。
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 これらのことはネイティブではない我々が英語を学習する上で欠かすことのできないことであり、自信を持って丁寧に英語を話すためにも絶対に必要なことだと思います。授業では覚えた例文を使いこなせるよう、Quick Responseを意識し、パワーポイントを使って日本文を示し、素早く英語に変換するというactivityを取り入れ、基本例文の定着、スピーキング力アップにつなげていこうという取り組みもしています。
 また今年度より中学全学年で英単語帳(キクタン)を導入し、それに基づき単語テストを定期的に行って、語彙力アップに努めています。様々な角度から同じ単語・表現を見ることで定着率、運用力が伸びるのではないかと考えています。冬には中学全学年統一の英単語大テストを実施する予定です。
 英語教育改革の途上、まだまだ暗中模索の部分はありますが、雲雀丘学園中高等学校英語科として大きな方向は定まったと言えるのではないでしょうか。
(中高校教諭 藤川 一幸)