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2018年02月28日

ICTは生徒の成長に繋がる

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先日、ロイロノートの説明会が中高等学校で開催されました。少しの時間しか参加できなかったのですが、昨年訪問した東京の佼成学園でも活用されていたのでその訪問のことをお伝えしたいと思います。

昨年8月NHKBS1で「スポーツイノベーション」という番組が放送されました。
佼成学園アメリカンフットボールがiPadを活用し相手の攻撃、守備を分析し勝利したという内容でした。監督コーチが分析するのではなく、生徒自身が部員同士で分析し、それに対する作戦を決めていました。皆が認識を共有するためのツールとしてiPadを楽しそうに活用していました。

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その佼成学園を訪問する機会がありICTの活用について説明していただきました。
ロイロノートを活用した授業では、全員が考え、全員の答えが表示されていました。当てられた生徒だけが答えるのではなく、全員が考え答えを出す、全員が参加している。寝ている生徒はいませんでした。
ICTを使う授業に対して準備が必要です。いろいろなソフトがありますが、先生方もオリジナルで工夫されています。その時間を作るために、教務関係の仕事をICTを使い削減する取り組みもされていました。

受験生 保護者からも雲雀丘学園のICTの取り組みについて質問があります。その時に下記のようにお答えしています。
雲雀丘学園では全教室にプロジェクターが設置され、ICTを活用した授業が実施されています。ICTを活用することで学習に対する意識を高め、その上で「本物の学び」等で自分のやりたいことを見つけてもらっています。偏差値で大学を決めるのではなく、自分の将来を見据えた大学選びができるのが雲雀丘学園です。
(学園広報部長 志水正彦)

2018年02月21日

「登山道」はたくさんある

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一畳ほどのコースを,ブロックで作ったロボットが走り回る。モーター音を響かせながら,ロボットはプログラムされた通り動いていく。「ミッション」に取り組んでいる女の子は,失敗したらすぐにパソコンの画面に向かいプログラムを修正する。そして,再びチャレンジ。これを繰り返しながら,プログラムを仕上げていく。

20180221-1.jpg学園内プログラミング教室「HiRo2Ba」開設にあたって,「プログラボ」(株式会社ミマモルメ)の教室を訪れたときのことです。

僕だったら,どうするだろう?

おそらく,コースの寸法やタイヤの直径を計測し,「タイヤを何回転,その後右方向に何度回転」といったように,頭で考え,メモにまとめてからプログラミングをしていたのではないかと思う。これはまさに「失敗を恐れる大人のやり方」。女の子の方法とはまったく正反対です。

1つの山でも登山道はたくさんあるように,問題にアプローチするには多くの方法があります。授業では問題の考え方をたくさん教えようと試みますが,すべてを扱うことは難しいものです。まして,子ども自身が複数の考え方を自ら発見し,それらの妥当性を検討することは従来の授業ではほぼ不可能。しかし,ロボットプログラミングを通してならできるかも?

春ももうすぐ。この新しい取り組みが,児童生徒の充実した学びにつながると期待しています。

(中学校高等学校 教諭 道北秀寿)

2018年02月14日

スクラッチ

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 以前の記事で書きましたが、プログラミングが必修化されます。実際にはプログラミング的思考を取り入れた授業が必修化されるわけですが、それは多くの場合プログラミングを取り入れるのと同義です。プログラミングをせずにプログラミング的思考を学ぶこともできますが、より手っ取り早いのはやはりプログラミングを取り入れることなのです。
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 早くも本校でもPCの授業でプログラミングを取り入れていますが、文部科学省の意図は様々な教科で取り入れることですので、取り入れることができそうな教科単元を模索しているところです。算数でも多角形を作図するところで取り入れてみました。写真にあるようにスクラッチというビジュアルプログラミング言語を使い作図に取り組みました。得意な子とそうでない子が分かれましたが、得意な子はどんどん描いていきます。プログラミングで描けば、手では描けない正七角形や複雑な図形もカラフルに描くことができました。このように子どもたちは、プログラミングを通じて論理的思考や試行することの大切さを学んでいます。
(小学校教諭 隅田心吾)

2018年02月07日

1人1台の児童用タブレット導入に向けて

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 小学校では,保護者の皆様のご協力により,本年4月より1人1台の児童用タブレットを導入いたします。導入に向けて,ICT教育推進委員会が中心となり,研修を実施しています。今回は,株式会社MetaMojiより講師をお招きし,リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoji ClassRoom」についてすべての教員が参加して研修を実施いたしました。

20180207-1.jpg 研修は,実際に一人一台タブレットを操作しながら行いました。はじめに,児童の立場に立って,「児童がどのように操作するか。」を学びました。書く,写真を撮る,音声を録音するといったいくつものアプローチで考えを表現できます。各人がタブレットで書き込んだ内容は即座に他のタブレットや電子黒板上で共有されます。これにより,「一人が発表して聴く」という形から,「同時に多くの児童が発表する」また「情報を比較し考えを構築する」という形へ発表方法が変化していくことを感じられました。

201802047-2.jpg 続いて,指導者がどのようにアプリを運用するかについて学びました。指導者から児童へ教材を提示する際は,個別に考えさせたいのか,小グループで考えさせたいのか,クラス全体で考えさせたいのかによって提示法が変えられます。また,アドバイスを必要としている児童に対して個別に支援する方法についても学びました。
 今回の研修で学んだアプリをはじめとして,タブレットを有効に活用し,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向け,教員研修に取り組んでまいります。
(小学校ICT主担 森岡俊勝)