秋の講演会
本年度の秋の講演会が11月5日(水)に行われました。
津軽三味線の第一人者である亡き高橋竹山氏の一番弟子である高橋栄山氏、須藤雲栄氏、二代目須藤雲栄氏ほか栄山会の皆様による「津軽情韻」でした。
厳しい自然の中で喜び、悲しみ、苦しさ、憤りなど日常の心の叫びを発する「うたの心」は津軽にとどまることなく、日本のみならず世界でも注目されているそうです。
力強い三味線の音色と凛とした民謡の歌唱が訴えかけてくるものは聴いていて背筋が伸びる思いがしました。最後の曲、「八甲田」は筆舌に尽くし難い迫力、まさに八甲田山の厳しい自然そのものを感じました。
最後になりましたが、お忙しい中、ご来場下さった皆様方、ご協力下さった皆様方に厚く御礼申し上げます。