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2013年12月21日

エイズには「知るワクチン」

1981年に世界で初めて米国大都市の若者で報告され、1983年に病原体のHIVが発見されてから約30年。この世に初めてエイズという病気が発見、紹介された当時、今の中高生の保護者の皆様はいよいよ思春期を迎える頃だった方は多いことでしょう。私も中学生だったかと記憶しています。その頃は、不治の病と恐れられ、また、その当時の感染者の方への差別が非常に問題になっており、病気が発表されてから増え続けるエイズ患者、HIV感染をストップさせなければならないということから、世界中で子どもたちへの「エイズ教育」が始まりました。

あれから、30年。
かつては致死の病であると恐れられていたエイズも、今や慢性性感染症と捉えられるまでになり、HIV感染者と非感染者の平均余命の差は年々縮まっています。

ただし、一度感染してしまうと、一生HIVとはつきあっていかなければならず、エイズ発症をなるべく遅くするための治療が必要であることにはかわりありません。感染ルートが限られていることから、やはり、子どもたちにはきちんとした情報を教えていかなければなりません。

詳しくは「保健」の授業であつかっていますので、子どもたちも基礎知識は持ってくれていると思いますが。

保健室前には、エイズの基本の基本問題を〇×クイズ形式にして掲示しています。
保護者の皆様も懇談等で来校される場合に、少し復習していただけたらと思います。20年前に学習した内容と少し変わってきているところがあるかと思います。

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2013年12月03日

本格的な流行シーズンを乗り切ろう!

12月に入りました。本校でも、インフルエンザによる欠席の連絡が数件入っております。本校周辺での大きな流行の報告はまだないのですが、そろそろインフルエンザの本格的な流行シーズンに入りますので、予防対策を行い、もし、り患の兆候が見られたら、無理をして登校せず、医療機関を受診するようにしてください。

インフルエンザは、その他の風邪とは違い、その流行拡大の仕方はすさまじいものがあります。その為、インフルエンザに罹った場合は出席停止(学校保健安全法施行規則)が定められていますので、主治医の先生の指示に従い、しっかり休養して、登校の許可がでてからの登校にしてください。

また、流行の時期に入りましたので、登校前の健康チェックは念入りに行ってください。おかしいなと感じたら、必ず検温を行い、発熱していないことを確認するようにしましょう。

【 登校前の健康チェックポイント 】
●頭痛がひどい
●喉がひどく痛み、咳がでている
●体全体がだるい
●関節が痛む
 
このような症状がある場合は、必ず検温してください。


 インフルエンザ予防対策
   ① 流行前のワクチン接種
   ② 外出後の手洗い・うがい等
   ③ 適度な湿度の保持   
   ④ 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
   ⑤ 人混みや繁華街への外出を控える
                
インフルエンザにかかったら?
   ① 早めに医療機関を受診
   ② 安静にして、休養
   ③ 水分補給を十分に(お茶やスープなど飲みたいものでOK)    
   ④ 周りの方へうつさないために、不織布製 マスクを着用しましょう。
   ⑤ 学校はお休みしてください。出席停止扱いとなります。    
    *インフルエンザでのお休みと連絡し、「登校許可書」を提出してください。登校許可証はこちら

インフルエンザ対策、Q&Aなど、インフルエンザについての詳細はこちら↓
「平成25年度 今冬のインフルエンザ総合対策について」http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html