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2015年07月15日

7月ほけんだより

7月の保健だよりを配布しました。
内容は「夏を元気に乗り切ろう!」ということで、
●熱中症予防~暑熱順化、水分補給
●熱中症の症状
●熱中症かも?と思ったら
●運動をするときは・・のチェック!
について載せています。

裏面は、7月10日に開催した「メディカルケアトレーニング(熱中症編)」について
スクールカウンセラー(YUKO'S CAFE)
自転車は安全に!
を掲載しています。

何かと行動範囲の広がる夏休み、
部活に、勉強に、今しかできない色々な体験に、
暑さに負けず充実した時間を過ごしてくださいね!

2015年07月10日

メディカルケアトレーニング(熱中症編) 開催しました!

メディカルケアトレーニング(熱中症編)を、本日7月10日(金)午後より文化館視聴覚教室で開催しました。運動部の代表として部長、副部長、マネージャーと希望生徒が受講しました。

サントリー「GREEN DA・KA・RA」熱中症対策啓発活動より、講師の先生をお招きし、夏休み中の事故を未然に防ぐ為の大切な内容を講演いただきました。
熱中症は①誰でもかかる ②正しく知れば予防できる ③汗をかいていない状態
大きく3つの項目を軸に学びました。

中でも、緑色のハートの形をしたセロファンをてのひらに乗せて
「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)普段感じることなく気道や皮膚から蒸散する水分)」

についての体験は盛り上がりました。平たいセロファンが手や腕に載せると、体内から蒸発している水分に反応して丸まりました。涼しいエアコンが良く効いた部屋で講義を受けて30分以上経ってからでしたので、汗はまったくかいていませんが、人間の体からは随時水分が出ているということが良く理解できました。

つまり、汗をかいていないからといって水分補給をしないと自然に脱水が起こり熱中症になってしまうということです。その上、部活動などの激しい運動をしている場合は、その不感蒸泄以外に大量の汗を出して体温調節を行っています。その汗から大量に体内の塩分(ミネラル)も排出されることになるので、運動中は、水分だけでなく塩分の補給が非常に重要であることも学びました。

最後に、運動中に水分と塩分をバランスよく体内に吸収するのに適切なスポーツ飲料を最後に試飲しました。

実験あり、飲料の実践ありの盛りだくさんで楽しい内容で、楽しみながら大切なことをたくさん学ぶことができました。クラブの代表者のみなさんも、講演内容で気づいたことや予防法を熱心にメモしていました。今日得た知識を部員のみなさんにしっかり伝えて、この夏も熱中症を予防して元気で楽しい部活動になるようにしましょう!

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2015年07月08日

教職員対象 応急処置講習会を行いました

学校事故はあってはなりませんが、水泳指導も始まり、長期休暇を迎える前に、今一度、全教職員で緊急時の迅速な処置を行うことができるようにということで、宝塚東消防署、雲雀丘出張所の救急隊員の方々に来校いただき、応急処置についての講習を受けました。
説明を聞くだけでなく、グループに分かれて、一人一人が実際に、三角巾を用いた応急処置や、担架搬送の仕方などを確認しました。その後、学校安全ハンドブックを見ながら、本校の緊急体制やAEDの設置場所(中央棟玄関、体育館玄関、グランドの三箇所に設置)、長期休暇中の緊急体制などについて、確認しました。

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三角巾の使い方             実際に行います

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お互いに確認し合いながら       担架の搬送法も 

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宝塚東消防署 雲雀丘出張所の皆様、ありがとうございました!

全ての教職員は緊急時の心肺蘇生法などについては知識として持っていますが、昨年のAED講習会では、いざ、実際に訓練を行うと、慌ててしまって、理想通りにうまくいかなかったり、出来ていると思い込んでいたことについても、実は出来ていなくて指導を受けたりととても勉強になり、常日頃の訓練の大切さを実感しました。今回の応急処置講習会でも、救急隊員の方々に実際の手順を丁寧に教えていただき、適切なアドバイスをいただいて、大変有意義な時間を過ごすことができました。宝塚東消防署雲雀丘出張所の救急隊員の皆様、本日はお忙しい中、我々教職員の為に有意義な講習会をありがとうございました。今後ともご指導の程、どうぞよろしくお願いいたします。