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稲刈り体験の記録

10月3日、朝起きるとまだ雨は降っていませんでした。今日は三田の母子へ稲刈りに行く日です。予報では雨が降ると言うことでしたが、まだ降っていませんでした。稲刈りが終わるまで、雨が降りませんようにと祈りながら8:30過ぎ、母子を目指して出発。バスの中では生徒たちは元気いっぱいでした。雨で中止にならないように、「雨よ、降るな」と祈りながら母子に向かいました。
9時40分頃、母子に到着。6月6日に「田植え体験」を行ってから、いよいよ、待ちに待った稲刈り本番!稲刈りについて説明が行われた後、2,3人でチームを組み、稲を鎌で刈る人と稲を縛る人に仕事を分担しました。人数はだんだん増えて70名ぐらいになり、稲刈りはあっという間に進んでいきます。先日の雨で田んぼはぬかるんでいて、足を取られたり、長靴が田んぼにはまって抜けなくなる者も出ました。しかし、このような経験も楽しそうで、服や体が泥だらけになっても元気に作業をしていました。また、稲刈りの間、いろいろな虫やクモ、カエルなどさまざまな生き物が田んぼに住んでいることを知ったことと思います。
11時過ぎには餅米を全部刈り取ることができ、田んぼに作った稲木に干していきました。うるち米の田んぼは今から作業すると、途中で雨が降り出してしまうと中途半端になるので中止し、みんなで写真を撮ったりしました。また、天気が悪かったので、刈ってすぐに脱穀するのを止めて、稲木にかけて干すことにしました。この方がさらに味はよくなると思います。
12時前に雨が降り始め、手足をきれいに洗って、軒下やお世話になった母子の農家の方の縁側・和室でお弁当を食べました。生徒たちの中には着替えを持ってきていない者がいて、寒くなったので、ストーブを出してもらってあたっている者もいました。
12時40分にはバスに迎えにきてもらい有馬富士共生センターへ移動。生徒たちをセンター内に集め、稲刈りの感想や夢について発表してもらいました。田植えから稲刈りまでの体験を通じ、農業体験に参加した生徒たちは、何かを感じてくれたと思います。それを今度は自分たちの言葉で、いろんな人たちに発信できれば、農業体験の価値はさらに上がることでしょう。10月26日(火)に、本校で環境フォーラム『2010ワールド・チルドレン・サミットin雲雀丘』が開催されます。特に、農業体験に参加した環境大使のメンバーが発表してくれることになっています。自分たちが感じたことを、しっかりとみんなに伝えてくださいね。 

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