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2013年10月31日

第4回サルーン雲雀丘のお知らせ

本日より、第4回サルーン雲雀丘の申し込みを受け付けております。日時は11月30日(土)、10時より行います。従来の学校説明会とは違ったアットホームな雰囲気で教員によるミニ講演(50分)、と入試を見据えた懇談(50分)を予定しています。雲雀丘学園中高のホームページよりお申込みいただけます。定員30名です。本校にご関心のある方はどうぞふるってご参加ください。

2012年07月21日

雲雀丘の学びの特色~キャリア教育~

本校では,中高6年一貫教育の特色を生かし,長期的な将来設計を立てることを目的として,さまざまなキャリア教育のプログラムを実施しています。今回は,年間を通してどのようなキャリア教育を行っているかをご紹介します。


[職業インタビュー][職業人インタビュー]
 中2・3年生を対象に,職業・職場訪問・職業人インタビューを実施しています。
 中3では,雲雀丘の卒業生や保護者の方のご協力のもと,実際に職場を訪問して,携わっている職業についてのインタビューを行います。このプログラムでは,面会のアポイントをとることからすべてを,生徒自身で行います。


[職業人に学ぶ][卒業生に学ぶ]
 高1生を対象に,本校にさまざまな職業の方を招いて職業体験談を聞く講演会を実施しています。それぞれの職業にまつわる話だけでなく,実際の具体的な体験談を聞くことで,自己の将来設計に役立てていきます。
 また,本校の卒業生を招いて,大学での専門内容や受験勉強の仕方などを聞く「卒業生に学ぶ」という講演会を実施しています。先輩という身近な存在である卒業生から大学や受験の話やアドバイスを聞くことで,大学をより身近なものと意識する良い機会となっています。


[1 Day College]
 高1~高3生を対象に,大学の講義を校内で体験します。
 今年は7月7日に実施し,国公立・私立の大学約30校の先生方にお出でいただき,出張講義をしていただきました。専門的な講義からユニークな実習実験まで,大学の生の講義をいつも授業を受けている教室で疑似体験することで,自分の進む方向性を再認識することができる機会となっています。

      


 このほかにも,高大連携講座や大学見学会,Open Campusへの参加といった,多彩なプログラムを実施しています。

 先日7月18日には,慶應義塾大学から末松誠医学部長をお招きして、「酸素と生命:ヒトはなぜ酸素がないと生きられないのか?ー高校の生物・化学で理解できる医学ー」と題して講演会を実施しました。
     


 また,この夏休みには,サントリーの協賛により「サントリー生物有機科学研究所の最先端実験科学教室」への参加や,鳥取大学の協力により「サイエンスキャンプin鳥取大学」への参加があります。

 このように,科学への好奇心を膨らませる取り組みもはじまっています。
 

 将来への明確な目標は,学習意欲を高めます。そのためにも入学直後からキャリア教育を実施し,大学受験で終わりではなく,大学卒業後までを視野に入れた将来設計をサポートしています。
 このようなキャリア教育を通して,自分の適性と可能性を追及していき,希望の進路を発見してほしいと考えています。

2012年06月12日

雲雀丘の学びの特色 ~環境教育~

本校は学力向上に力を入れているだけでなく、一人一人の生徒の個性を伸ばし、生きる力をはぐくんでいくための様々なプログラムを実施しています。
そのうちの一つが、環境教育です。今回は、年間を通してどのような環境教育活動を行っているかをご紹介します。


環境に関する活動の中心となっているのが、生徒会と「環境大使」です。環境大使は、様々な学年から希望者を募り、クラブのように活動しています。最近では、6/10(日)に篠山で黒豆の植え付けを行いました。また、6/24(日)には中学1年生と環境大使が宝塚の北部の山林に出かけ、里山保全のために外来種植物の草引きをしたり、枝打ちをしたりします。
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今年で5回目になりますが、6/9(土)には中学生を中心にした「環境フォーラム」も開催しました。学園講堂で、中学3年生の代表生徒によるパワーポイントを用いた発表や、フードマイレージを考慮した手作り「エコ弁当」についての発表、環境大使たちの活動報告、寸劇を行い、最後には神田紫 氏による講談「もったいない善兵衛」を聞きました。
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以下の写真は、エコ弁当の日(6/11)の昼食風景です。地産地消を意識した食材を使い、自分たちでお弁当を作ってきます。生徒たちは、それぞれの手作り弁当を前に、かなり得意げでうれしそうな様子でした。
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学校行事の中でも、環境を意識したプログラムが盛りだくさんです。
中2林間学舎では大山登山とともに、「サントリー奥大山 ブナの森工場」見学や、森の観察・植樹などを行います。
中3研修旅行では、沖縄の植生や伊江島の水事情、サンゴ礁について学習しますし、高2研修旅行では北海道に行き、ファームステイ先で農業体験をしたり、自然に溶け込んだアイヌの生活や頻発している獣害について学習したりします。
また、研修で校外に出る前に、専門の講師を学校にお呼びして、水の大切さや現地の植生、自然と人との関わり方等について、講演をしていただいています。
秋の文化祭では、模擬店で出たゴミを高3生が手分けして分別したり、エコに関しての展示発表をしたりします。

環境に関する特別なプログラムだけでなく、普段の生活においても、環境に対する意識を高めていくための取り組みを行っています。雨水を利用した屋上緑化植物の水やり、校内でのトマト栽培、制服のリサイクル、屋上パネルによる太陽光発電等があります。
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このような日頃の教育活動を通して、自然に親しみ、環境に配慮した生活が送れるように、また地球温暖化などの社会問題に対して、高い意識を持てるようになっていってほしいと考えています。