茶道部 そこに世界をつくる
高校体育大会。今年も浴衣と毛氈で登場した高3、高2。総勢10名で、初めて袱紗さばきも披露しました。毎年「バージョン・アップ」している姿に顧問もニンマリ。
ところで後ろに控えた高1フレッシャーズですが、中には茶道部4年目のベテラン部員もいるのです。もちろんお点前だって浴衣だってお手のもの。
でも、と彼女たちは言うのです。「新しく加わってくれた仲間と一緒に今年は体操服で行進します」と。これぞ茶の心。もてなす亭主側ともてなされる客側が、周りに置かれた季節の花や床の間の軸、器をはじめとする道具や、お茶やお菓子や、外の景色と一緒に一つの世界を作り出すのが茶道です。そうして作り出された世界が時空を超えて過去や宇宙とつながる…。
そう、この笑顔も千利休が生きていた時代に確かにつながっているのです。
そしてこの勇姿は、クラブ対抗リレーにおける写真班のベストショットでした!