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2013年06月17日

社会科歴史見学会の報告。

6月15日(土)に行われました歴史見学会についてご報告します。
当日は中学1年生15名と中学2年生3名、高校3年生1名と引率教員2名の計21名で奈良に出かけました。

当日は阪急梅田に集合し、まず、奈良県立橿原考古学研究所付属考古博物館を見学しました。学芸員の方の案内で、写場(遺物などの写真を撮る場所)や収蔵庫の中などを見せて頂きました。普段見られないとあって、生徒たちは、一生懸命メモを取りながら、「文化財を大切に守り、後世の人に伝えることも博物館の大きな役割です。」といった学芸員の方の話を熱心に聞いていました。

次に、生徒たちは特別展「5世紀のヤマト」展と常設展を見学しました。ボランティアガイドの方の話を聞きながら見学したり、興味を持った展示物(撮影可能なもの)の写真を撮ったり、解説文をノートに書き写したりと思い思いに奈良の古代史と向き合っていました。中には一時間以上も展示を見ている子もいて、ガイドの方からは「こんなに熱心に見学する生徒さん達は珍しいです。」というおほめのことばを頂きました。

その後、バスで石舞台古墳に移動し、少し遅い昼食をとりました。
ここから、大雨が降ってきました。雨の中、石舞台古墳を見学し、亀石と鬼の雪隠・俎、吉備姫王墓古墳(猿石)を見学し、最後にお土産を買って近鉄飛鳥駅から帰路に着きました。
このコースは大雨の中を移動せねばならず大変でしたが、最後までよく生徒達は歩いてくれました。

雨という天候は残念でしたが、それぞれが実際の遺物に触れ、現地に立って歴史を学ぶことができた有意義な時間になったのではないでしょうか。
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