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合格体験談 第四弾 国公立大学外国語学部編

本校の文系では、得意科目である英語を活かそうと、外国語学部を目標にし
ている生徒が比較的多いように思われます。今回は、神戸市立外国語大学に
合格された先輩(一貫・文系・中入)から、後輩の皆さんに、心のこもった熱いメッセージを紹介します。

 学校の勉強を大切に

私は部活動や学校行事に最後まで全力で取り組みながらも、志望校であった神戸市外国語大学に合格することができた。要因は主に二つあると私は考えている。
 一つ目の要因は三年間ずっと普段の授業をまじめに受け、講習の機会を最大限利用するなどして学校の勉強に取り組み続けたことだ。学校での一日の授業、あるいは一時間の授業で学べることは非常に少ないように思われる。しかし実際に大学の入学試験に出た内容というのは学校の先生方が授業や講習で重要だとおっしゃったポイントや授業で扱った内容ばかりだった。だから学校の授業をまじめに受けることが確実に力をつける秘訣であり、重要であると私は考えている。
 二つ目の要因は最後まであきらめずに勉強を続けたことだ。私は八月のセンター模試から十二月の最後のセンター模試まで全く成績が伸びなかった。約四か月間必死に勉強したことが全く結果に表れず、心が折れそうになった。しかし最後まであきらめずに学校の冬休みの早朝講習にも行き続けるなどして必死に勉強した。そしてセンター試験本番では過去最高点(最後の一か月で50点以上UP)をとることができ、志望校を受験することができた。また前期試験の結果がわからないまま後期試験の勉強を続けなければならないという難しい環境に置かれたが、毎日学校へ行って後期試験の勉強を続けた。前期試験が不合格だった時は非常に落ち込んだが、切り替えて最後まで勉強を続けて後期試験に合格し、志望大学に入学することができた。
 私が皆さんに伝えられるアドバイスは、とにかく学校での勉強を大切にしてほしいということだけだ。学校の勉強の重要性はこれまで述べた私の経験に示したつもりだ。具体的には日頃の授業、講習、小テストなどすべてに全力で取り組んでほしい。たとえ受験に使わない教科の授業だとしても、まじめに授業に取り組むべきだ。受験に使わない教科の知識が試験を解く手助けになることが非常に多い。
 また何か勉強や進路などで困ったことがあれば先生に相談するのがよい。雲雀のどの先生方も私たちの受験を応援して、私たちの受験をサポートしてくださる(私も添削や進路の相談で大変お世話になった)。
 最後に、雲雀の皆さんが希望の進路を実現できることを切に願っている。受験は非常に苦しいが、受験を経ることで得るものも大きい。ぜひ最後の最後まであきらめずに頑張ってほしい。