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2016年11月08日

2016 One Day College 感想 N

京都大学霊長類研究所 野生動物研究センター
伊谷 原一 教授
「霊長類の社会」

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・ (高1女子)
 「ヒトはサルから進化した」という言い方は間違いで、「ヒトは他のサルと共通の祖先から進化した」ということだと分かり、納得がいった。たくさんの研究や実験をみせていただいて、大変面白かったし、本当に人間と近い動物で、高い能力を持っているのだとわかった。99%近く我々人間と同じ遺伝子を持っているということに驚いた。類人猿や霊長類にとても興味が湧き、もっと知りたいと思った。
・ (高2男子)
 お話が面白くて引き込まれました。チンパンジーは頭が良くて、よく箱の中にある餌をとったりするのは見たことがあるが、人間の言葉を文法まで理解し、自分の意思表示をすることには驚きました。また、明確な社会ができていて、研究するのにもサルたちとのコミュニケーションが欠かせないものだと知りました。奥が深くてかなり面白いと思いました。
・ (高3女子)
 霊長類学の研究がヒトのことを知るための研究だと聞き、獣医学が主に人間を他の動物と共通の病気から防ぐためであるということを思い出し、驚いたのと同時に納得した。私は動物の感じる幸福について興味があるのだが、1500単語を理解し、文法通りに使えるチンパンジーの話を知ると、ラボで飼育されている個体と野生下では、文化が全く同じであることはないだろうから、感じる幸福は違うのだろうかという疑問が湧いてきた。

2016年11月05日

2016 One Day College 感想 M

武庫川女子大学 文学部心理・社会福祉学科
三浦 彩美 講師
「望ましい自己主張のあり方とは?
 -心理学研究法を体験しよう-」

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・ (高3女子)
 ロールプレイを体験し、演技すると思ったより難しくて苦戦し、普段、自分がいかに上手に自己主張をできていないかが分かりました。自己主張・自己表現(アサーション)は、自分の気持ちや考え、欲求などを確かめてそれに率直に正直に、その場の状況にあった適切な方法で表現することが望ましいと学んだ。これから役立てていこうと思います。
・  (高3女子)
 今回のOne Day Collegeで、自分は自己主張が得意ではないことを再確認しました。今日のグループの人が知らない人だったということもありましたが、自己主張の在り方はアサーション的(I’m OK,you are OK.)がよいとわかったので、自分もアサーション的になれるように頑張ろうと思いました。
・  (高3女子)
 ロールプレイでは、相手を傷つけないように自分の主張を正しく伝えるのは難しかった。観察してそれを言葉にすることも難しかった。最後に望ましい自己主張の仕方を教えていただきましたが、今の自分に足りないものばかりだったし、理想的なアサーション的自己主張はスキルを磨けば良くできるとおっしゃっていたので、今からでも直していこうと思いました。また、非言語的要素が90%ぐらいあるそうなので表情や視線も大事だと分かりました。

2016年10月31日

2016 One Day College 感想 L

兵庫県立大学 工学研究科
荒木 望 助教
「医用工学とインターフェース」

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・ (高1男子)
 大学の学部の種類やその役割でどんなことをしているかなど、知っていそうで知らないことを教えて頂きました。私も将来は、義手や義足、終末期医療などを脳の観点から見ていきたいと思っているので、今回のお話はとても参考になり、面白かったです。
・ (高1男子)
 人と機械の間で情報のやりとりをしているインターフェイス研究の医学へ応用することで人間の行動範囲を広げられるという未来性の話に興味を持ちました。不自由な人は便利になることで私たちの生活を変えるには、むやみに動かして治すのではなく、その人の意図を読み取って動かすという脳波の利用も普及していて、様々な分野の知識が必要になると感じました。想像イメージを具現すること、「人間が想像できることは人間が必ず実現できる。」
・ (高3男子)
 先生の研究から、工学とは何か、何を目指しているのかまで知ることができ、非常に興味深かった。実際に教室で筋電位を計測し、その信号との関係性を見ることができ、より研究内容を実感することができた。大学に行けば、様々な機器を使い、企業や他学部と協力して幅広い研究や実験ができるのだ。今回の授業を通して、“工学”の面白さを再認識することができたように思う。ありがとうございました。

2016年10月30日

2016 One Day College 感想 K

龍谷大学 社会学部コミュニティマネジメント学科
田中 滋 教授 
「社会学って何?何が学べるの?」

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・ (高1女子)
 社会学とは何なのか。まだ理解できた訳ではないが少しはわかった。また社会学のことだけでなく経済学や法学や大学の授業や講師のことなど面白い情報をたくさん聞くことができた。日本での女性差別、アメリカの黒人差別、ヨーロッパでのユダヤ人の差別は残念なことだと思うので、私が大人になるころには少しでも改善されているように願いたい。
・ (高3女子)
 「世の中は、平等な交換だけではできていない」と先生が仰いました。確かに、その通りだと思いました。先生と生徒の関係は特にそうだと思います。先生は生徒に勉強を教えるけれど、生徒は先生に見返りは返せないからです。でも、その生徒は自分が先生になった時にまた自分の生徒に勉強を教えるというループになるのです。この話を聞いて社会学がやっと何か分かってきた気がします。分かりやすく教えて頂きました。


2016年10月24日

2016 One Day College 感想 J

鳴門教育大学 大学院学校教育研究科
内田香奈子 准教授
「いじめを未然に防ぐ、学校予防教育とは?」

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・ (高1女子)
 自分は小学校の教師になるのが夢なので、教育において深刻な問題である「いじめ」について専門的に研究していらっしゃる先生に教えて頂け、とてもいい機会でした。心理学の目で見た「いじめ」は私が考えている「いじめ」の考えより、深く根本的で解決方法などもわかりました。新たな考え方や物事のとらえ方が見え、自分を生かしたいと思いました。
・ (高2女子)
 今日の授業は実習的な形でとても楽しかったです。いじめに対する治療だけでなく予防が大切だと今回初めて気づかされました。自分の感情、ストレスをどのようにおさえるか、どのように向き合っていくかを改めて考えさせられました。感情は行動にとても影響し、その結果いじめが起こってしまう。加害者や被害者をなくすだけでなく、傍観者をなくすそれが大切なので、自分も傍観者になってしまうことがないようしっかり自分と向き合う必要があると感じました。
・ (高2男子)
 いじめが起こってしまう理由を実験結果をふまえ、学ぶことができた。特に感情面については、後半の授業で楽しく深く学べたのでよく理解できた。教育学を研究したいと思った。

2016年10月22日

2016 One Day College 感想 I

京都府立大学 生命環境学部農学生命学科
中尾 史郎 准教授
『環境負荷低減型の食料生産と害虫防除
         〜虫を増やして害虫を減らす』

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・ (高1女子)
 農業は言うまでもなく社会私たちの生活に深く結びついています。そのため、この学問では、小さなことで成果や結果が大きく変わることがある。そのため広い視点を持ち、社会的に貢献できる能力を持ちたいと思いました。「教える力」をこの学校で養いたいと思います。
・ (高3女子)
 応用昆虫学と聞いて「害虫をいかに殺すのか」という研究をしているかと思っていましたが、「虫を増やして害虫を減らす」という話を聞いて勘違いをしていることの気がつきました。昆虫はすべての農薬に抵抗性を持つようになるということを初めて知って昆虫の進化の偉大さを感じました。ネオ二コチノイドという農業は英語の長文問題に出てきて少し知識があったのでわかりやすく聞くことができました。過去の失敗を確認しながら農薬が発達している歴史を知り研究者達の苦労を強く感じました。
・ (高3女子)
 農薬は使わない方が良いというのが現在の考えだが、自分の生まれる前の歴史から考えると、農薬を使わないと現在の日本の食料は不足してしまうことが分かった。農薬に天敵をまくという生物農薬があるということを初めて知った。化学農薬しかないと思っていたので、驚いた。しかし、天敵をまくという行為は生態系を壊すことにならないのかは疑問に思った。

2016年10月14日

2016 One Day College 感想 H

神戸女学院大学 人間科学部
張野 宏也 教授
「身近にある水について考えてみましょう」

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・ (高1女子)
 水の汚染について詳しく知ることができました。河川の汚染や水道水など身近な事のお話を聞いて、化学物質のメリットと悪影響を考えながら利用したいと思いました。CODの値を測定する実験をして、有機物と無機物で値が変化することが分かり、身近な環境に興味を持ちました。
・ (高2女子)
 普段何気なく使っている水が、1970年から色々な改良を重ねていることを知りました。また、川の汚れを視覚で判断するのではなく、数値化できることに驚きました。
・ (高3男子)
 BOTの実験で、少量の汚染物質だけでも水が汚染されることがよくわかりました。また、人の病気を治すための薬でも水を汚染することがあるということを、初めて知りました。利益を優先しすぎると環境を壊してしまうので、バランスが大切なのだと思いました。


2016年10月12日

2016 One Day College 感想 G

神戸薬科大学 薬学部
灘中 里美 講師
「細胞の中の分子生物学」

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・ (高1女子)
 私は薬学部に興味がありますが生化学についての研究をすることによって将来の薬に役立てることがあると強く感じ、私も講師の方みたいになりたいと思いました。講義は難しいところもありましたが頑張って理解したいです。
・ (高2男子)
 僕は生物選択ではなく物理選択ですが、予備知識や覚えていることが無くても、とれも分かりやすくて面白かったです。人間の体の仕組みはよくできていて、とても複雑で難しいけれど、無駄が全然見当たらなくて興味深いと思いました。
・ (高3女子)
 私たちの体を構成する細胞は、目には見えないほど小さいけれど、その中でDNAを複製したり、ATPを合成して活動するためのエネルギーを取り出したりして、私たちの生命にとって重要な働きをしていることが良く分かった。このような仕組みが私たちを動かしているのは、とても面白いと思った。

2016年10月08日

2016 One Day College 感想 F

大阪教育大学 教育学部 音楽
田中 龍三 教授
「子どもに教えるだけではなく、
 こどもを育てることができる音楽科の先生になるために」

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・ (高1男子)
 僕は子供達が、おもしろい、楽しいと思える授業をする先生になりたいと思っていました。でも、先生の授業を受けて、子供達に上手に教えるためには、関心をもたせ、意欲を持たせ、態度にあらわすということが大事だとよくわかりました。学校の先生になるために勉強していきたいです。
・ (高3女子)
 子供に音楽を教えるにあたって、何をすべきかということがよくわかりました。何をすべきを実際に体験することができたので、気付いたら理解していたという感覚で、とても楽しく授業を聞くことができました。また、音楽だけではなく全ての教科の学習につながることも学ぶことができたので良かったです。
・ (高3男子)
 実習などを通して、音楽だけでなく、人に教える事、自分の身に付ける事、どうしたら身につけてもらえるのか、と言うことを教えていだたいた。そして、学ぶということについても教えていただき、自分のためになるとても面白い授業でした。

2016年10月01日

2016 One Day College 感想 D

九州大学 芸術工学部 工業設計学科
池田美奈子 准教授
「カッコいいデザインとは」

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・ (高1男子)
 グループでディスカッションをして「5歳の男の子のためのカッコイイデザイン」について考え、「声で動く車」を提案できた。時間が短く、難しかったが、楽しかった。もし、自分がプロダクトデザインに関わる仕事ができたときには、この5歳の男の子をテーマにしたものを作ってみようと思った。
・ (高3男子)
 デザインは、私たちの生活と密接に関わっており、時代や性別などによって変わっていく「かっこいい」とは何かを考えることによって、経済や人間を知ることになるとは思わなかった。また実際にデザインをしてみて、デザインすることの難しさ、面白さが分かった。
・ (高3男子)
 幅広い視野から多面的に課題を理解し、課題に関連する事例を知ることができました。今回、体験したものは、よりイマジネーションを働かせるものであり、より客観的な立場に立って、人の役に立つものを作るということでした。これは、どの職業にも役に立つものだと思いました。

2016年09月28日

2016 One Day College 感想 C

大阪市立大学 理学部数学科数学研究所
松下𣳾雄 数学研究所専任所員
「曲線の秘密 --- 円から楕円へ」

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・ (高1男子)
 理系とひとくくりにすることなど、とてもできないような世界が、数学や理科には拡がっていると思いました。また、理論物理と実験物理の考え方がこれほどまでに違うとは、想像もできませんでした。千年も2千年も隔てた、ありとあらゆる研究者の研究が繋がっていて感動しました。難しい内容もあり、自信をなくしましたが、研究してみたいと心から思いました。
・ (高3男子)
 昔の人は、コンピューターもない中で複雑な計算を行い、何人もの学者の考えを踏まえて、正しい答えに近づいていったことに、改めて感動した。そんな長大な内容を、教科書では、数ページもしくは数行でまとめていると考えると、理解することが難しいことに納得がいった。物理的に考える数学に興味がわいた。
・ (高3男子)
 楕円のことだけではなく、楕円曲線や楕円数学等、いろいろな話があり、好奇心がそそられました。バーゼル問題やライプニッツの公式を初めて見たときの衝撃は凄まじいものでしたが、今回の講義でも登場したことで、その公式の美しさを再認識しました。

2016年09月26日

2016 One Day College 感想 B

鳥取大学 農学部獣医学科
岡本 芳晴 附属動物医療センターセンター長・教授
「腸を鍛えれば頭がよくなる」

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・ (高1女子)
 腸がこんなにも自分の健康や脳に関係があるとは知らなかったので、勉強になりました。ヨーグルトや牛乳をあまりとらないので、これからは意識してとるようにしたいです。私は帝王切開で生まれてきたので、産道で腸内細菌が定着するという話はとても驚きました。小さい頃から体温が低めのため、お話を参考に、体温を上げるようにしてみたいです。朝、トイレに行くことや乳製品をとるなど、毎日できることから実践したいです。
・ (高2女子)
 試合前の緊張による腹痛や旅行先での便秘には疑問を持っていたのですが、その疑問が解けました。一般的に食事が健康と関連しているということは知っていたけれど、年齢・性別の違いから、生活習慣の差でここまで変化が表れるとは知りませんでした。これからは、脳と腸のつながりを理解して、ビフィズス菌・オリゴ糖を今以上に取り入れたいと思いました。また、アカデミックサマーで直接大学にうかがえるのが楽しみです。
・ (高3男子)
 岡本先生の講義をワンデイカレッジで毎年聞き続け、毎年質問をし、早3年目。ついに最後の年になってしまいました。今年の講義は、毎年してくださったキチンキトサンではないのを知ったとき、残念である反面、とても興味を抱きました。今日の講義も興味深い講義でした。毎年しつこい僕の質問にも答えてくださり、多くのアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。

2016年09月23日

2016 One Day College 感想 A

京都大学ウイルス研究所 感染症モデル研究センター進化ウイルス研究領域
明里 宏文 教授
「① ウイルスと霊長類との共進化:病気を起こすウイルスは悪いウイルス?
②AIDSウイルスと戦う:人類はAIDSを克服できるのか?」

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・ (高1男子)
 ウイルスは、ただ恐ろしいイメージばかりでしたが、病気の下人になってしまうウイルスは「不運にも生存に不利な状況になった」ということが非常に意外なことで、恐ろしい病気の元凶でありながら、少しかわいそうに感じました。ウイルスが生きていくには、宿主と共存する必要がありますが、先生に質問したところ、ウイルスと共生できる人だけが生き残るか、ウイルスが影響を与えにくいよう進化する可能性があるそうです。魚類のみならず、生物の柔軟さは、やはり面白かったです。
・ (高2男子)
 ウイルスというものは人間にとって悪いものだと思っていたので、良い利益をもたらすものもあると知り驚きました。また、HIVウイルスがってもずる賢い構造をしていて、治すのが難しいのはそういう理由だったのか!と納得できました。それだけでなく、ウイルスの治療に関しての倫理というのも話してくださって、考えさせられました。難しい仕事ですが、やりがいがあって、人類に貢献できる仕事だと感じました。
・ (高3男子)
 私は、ウイルス自体が悪いものだと思っていましたが、ウイルスはヒトと共存共栄することでヒトに利益をもたらしていることを知り、ウイルスの恩恵を少しばかり感じないといけないと思いました。HIVはサルには感染しないけれども、それを応用して猿に感染するHIVの細胞を作ることで、ヒトにどういう作用を及ぼすのかを調べるという研究が進んでいることに驚きました。

2016年09月20日

2016 One Day College 感想 16

大阪府立大学 現代システム科学域
工藤 宏司 准教授
「犯罪統計が作る「神話」 ~数字が語る「もうひとつの事実」」

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・ (高1男子)
 「犯罪統計は黒人が高いとされている」=「黒人は犯罪を起こしやすい」と思ってしまいます。しかし、講義を聞いて、黒人の犯罪統計が高いのは、社会や社会の人々の黒人を見る目にも問題があることがわかり、犯罪に対する見方が広がりました。また、ひきこもりや学校の不登校者も、その人自体の問題だけではなく、その人の周りの人や環境にも問題があることが分かりました。
 「心理学」と「社会学」の違いもわかり、自分の学部を決めるのに、役に立ちました。
・ (高2女子)
 犯罪統計は、信用できないと思った。確かに、日本でニュースを見ていても、アメリカの差別によるトラブルの問題を見かけることがある。しかし、日本でも同じように、外見によって判断しているとことはあるのではないだろうか。また、気づかぬうちに、主観的に考え、間違った観念が生まれていると思う。これからは、物事に対し、多面的に、客観的に考えられる力をつけたい。
・ (高3女子)
 1950年代のアメリカの黒人差別がひどく、学者たちも差別的な考え方をしていたことが分かりました。しかし、そういう考え方に対して全く別の視点から論を展開するということは、とても難しいことでありながらすごく大切なことだと感じました。また、犯罪の通報過程にも人が関わっているため、人の考え方や判断によって結果が変わってくるということを聞いて、なるほどと思うと同時に、私も色々な角度から物事を向き合えるようになりたいと感じました。

2016年09月17日

2016 One Day College 感想 15

日本政策金融公庫 ビジネスプラン
森 友佑 上席所長代理
「ビジネスプランを作ってみよう」

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・ (高1男子)
 具体的にどのようにビジネスプランを立てればよいかがよくわかった。今までも起業にはずっと興味があったが、今回の話を聞いて、もっと近づけたような気がした。もしも、自分が起業する場合は、ファッション関係のことをしようと思っていたが、今回話を聞いて、他のテーマもありえると思ってしまった。また機会があれば、神戸の事務所にも行ってみたいと思う。
・ (高2女子)
 ビジネスプランは、ひとつのアイデアから始まり、「こうすればいいのに」という考え、それをどう解決し何ができるか、などを順序立てて作られているということを知った。困っている人、お客さんの求めるもの、困っていることを、自分もその人の気持ちになって考えることが大切だと思った。
・ (高3男子)
 日常生活において、自分たちが便利であったり、役に立っていると感じたりしている物は、不便さを解消するためのビジネスアイデアから生まれた物であるということを知りました。しかし、消費者の需要は、時代や年齢によって変わるので、ビジネスアイデアの発想は常に現代社会に必要不可欠な物であると思いました。

2016年09月15日

2016 One Day College 感想 14

和歌山大学 観光学部
尾久土 正己 教授
「観光学って何? ~ICTから宇宙まで最先端技術に支えられる観光」

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・ (高1女子)
 観光学は、まず文系・理系2つによって成り立っていることが分かりました。先生のお話の中で、バーチャル観光のお話が出ていましたが、とても面白いなと思いました。その技術が普及すると旅行に行けない人たちもその場に行くことができるので、素晴らしい技術だと思いました。
・ (高2女子)
 観光学部は、地域再生・観光文化・観光経営などの種類があり、色んなことを学べることが分かりました。観光学は移動手段の発達と写真をることの2つが組み合わさってできていると知りました。宇宙観光業が今後成長していくのが楽しみです。
・ (高3女子)
 文系の学問だと思っていたが、文理融合で様々な学問を基礎として成り立つ学問だとわかりました。大学の観光学では、観光・経営・観光文化や私の興味のある地域再生も学べるとわかり、観光学という学問に興味を持ちました。また、和歌山大学ではインターンシップなどの実践的な学びもできるとわかり、興味を持ちました。観光学という1つの学問へは様々な学問からアプローチできるとわかり、幅広く色々な学問を学べるので学んでみたいです。

2016年09月12日

2016 One Day College 感想 13

近畿大学 工学部
崎野 良比呂 准教授
「建物が地震に耐えるしくみ」

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・ (高1男子)
 今回の講義を受けて、やはり建築学は奥深いと感じました。分析学の中でも物理要素が非常に多く、統計学との照らし合わせで分かる研究結果は非常に興味深いと思いました。歴史の中で近代化が進み、メカニズム等の調査が思想につながっているのが、我々の生活に密接に関係していることをふと感じさせてもらえました。素晴らしい講義をありがとうございました。
・ (高2女子)
 世界中の地震の10分の1は、日本またはその付近で起こっていて、日本の建築には地震に対するものが不可欠で、今回はその対策について色々と聞かせていただきました。今までの様々な大地震の中で常に反省し、それを活かしながら進化させてきたのだなということがわかりました。豊かな発想で、災害に打ち勝っていくことが大切だと感じました。
・ (高3男子)
 日本に住んでいる以上、地震は避けることができないので、非常に優先していくべき学問だと思う。もし建物が倒壊したとしても救助できるようにするという発想は日本人ならではだと思う。この分野に関しては、日本にしかできないことが数多くあると思う。

2016年09月10日

2016 One Day College 感想 12

神戸大学 文学部
河島 真 准教授
「敗戦の舞台裏 -ポツダム宣言受諾決定の政治過程-」

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・ (高3女子)
 神戸大学の文学部について詳しく聞くことができたのが良かったです。文学部の日本史学科を志望したいと思っていますが、就職については少し心配でした。しかし,今日お話しを聴いて心配がなくなりました。また、授業ではアジア・太平洋戦争の裏が知れたように思いました。日本国内でも戦争の降伏を進める人たちの陰の努力で決定したのだとより強く感じました。日本史がまた好きになりました!
・ (高2女子)
 講義を受けて歴史としての出来事としての「ポツダム宣言」を知ることができた。全然知らなかった事実を知り、歴史の重みを感じ、様々な背景や考え方を知った。会議での対立、天皇絶対の精神、この時代の流れや思考を感じた。天皇の聖断のおかげで今、平和に生きている私は感謝している。こんな風に歴史を単なる知識ではなく、出来事として感じ、学ぶのも面白いと思った。
・ (高1女子)
 ポツダム宣言の裏側にはこんなに深いことがあるとは思っていませんでした。1つの条件派と4つの条件派に分かれていたことや、1つの条件派の裏側で色々な説得があったということを初めて知り、色々な事柄の裏側には深みがあるということで歴史がもっと好きになりました。普段では知ることのできないお話しを聴くことができて、貴重な体験でした。ありがとうございました。

2016年09月01日

2016 One Day College 感想 11

大阪大学 外国語学部
杉田 米行 教授
「日本の安全保障と日米関係 -現状と展望」

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・ (高3女子)
 私は国際学を学びたいと思っています。対話をしながら真理に迫っていくというアプローチもあるという新しい発見があり、ますますこの学問を究めたいという欲求が高まりました。なかなか教授の話を直接聴く機会はないので、受験勉強の励みにもなりました。
・ (高2女子)
 ニュースで見るときは政治家や専門家など、大人の意見しか聞けません。今回は同世代の人たちの意見が聞ける良い機会でした。同じ賛成者でも自分としては違う視点の納得させられる意見もあり、改めて考えさせられました。自分の意見にもよく考えてみれば問題点や矛盾があると感じました。反対の意見にも納得させられることも多かったです。
・ (高1女子)
 全てを疑ってかかることから学問は始まるというということをお聞きし、内心すごく驚きました。なぜなら、私は今まで先生の授業を受け、それをそのまま、丸暗記していたからです。しかし今日、杉田先生の講義で考え方が変わりました。一緒に考え方を深めていき、その当時の背景を合わせて見ていくと、色々な視点から問題を見ることができ、とても良かったと思います。

2016 One Day College 感想 11

大阪大学 外国語学部
杉田 米行 教授
「日本の安全保障と日米関係 -現状と展望」

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・ (高3女子)
 私は国際学を学びたいと思っています。対話をしながら真理に迫っていくというアプローチもあるという新しい発見があり、ますますこの学問を究めたいという欲求が高まりました。なかなか教授の話を直接聴く機会はないので、受験勉強の励みにもなりました。
・ (高2女子)
 ニュースで見るときは政治家や専門家など、大人の意見しか聞けません。今回は同世代の人たちの意見が聞ける良い機会でした。同じ賛成者でも自分としては違う視点の納得させられる意見もあり、改めて考えさせられました。自分の意見にもよく考えてみれば問題点や矛盾があると感じました。反対の意見にも納得させられることも多かったです。
・ (高1女子)
 全てを疑ってかかることから学問は始まるというということをお聞きし、内心すごく驚きました。なぜなら、私は今まで先生の授業を受け、それをそのまま、丸暗記していたからです。しかし今日、杉田先生の講義で考え方が変わりました。一緒に考え方を深めていき、その当時の背景を合わせて見ていくと、色々な視点から問題を見ることができ、とても良かったと思います。

2016年08月26日

2016 One Day College 感想 10

同志社大学 グローバル地域文化学部
遠藤 徹 教授
「ポピュラーミュージックから世界を見る」

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・(高2女子)
 リズムそのものや、そのリズムがどのようにできて、どこから来たのかが、全てつながっていて、レゲエ1つにもこんなにたくさんの流れがあるんだと初めて知りました。ひとつの曲から何世紀もの幅広い拡がりが見えてきて、面白いなと思いました。

・(高3女子)
 1つの曲から感じ取れることがこんなにあるんだ!!と知りました。ビートルズの独自の耳に残る曲のリズムには、オブラディ・オブラダの場合にはレゲエのリズムが隠されていた。その背景には、イギリスとジャマイカの社会的な結びつきが関係していることに驚きました。さらに「The clash」という曲ではPunkとReggaeが混じっています。それは虐げられた人の共感から生まれたと知って、音楽の生まれた背景をもっと深く知りたいと思いました。

・(高3女子)
 普段からよく音楽を聴いているし、とても好きです。R&Bの成り立ちや意味、白人音楽についてなど、初めて知る興味深い講義でした。その時代においての社会的背景が流行する音楽に強く影響を与えているのだなと感じました。このような音楽の背景を知って音楽を聴くと違った見方ができて楽しいなと思いました。

2016年08月23日

2016 One Day College 感想 9

京都大学 大学院農学研究科 
奥 公秀 助教
「私たちの身の回りの微生物」

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・(高1男子)
 日本が微生物資源が多いことに驚きました。確かに亜熱帯,温帯,亜寒帯が日本にはあるので、微生物にとっては棲みやすい環境なのかと思いました。植物の葉からメタンが出ていて、その葉の表裏合わせての面積が地球の表面積の2倍もあると聞いて驚きました。知らないことばかりでとても面白かったです。

・(高2女子)
 日本は微生物について学ぶのにとても好環境で、微生物は新種がまだまだ出てきそうで、楽しみな分野だと思いました。バイオや農学部についてまだよく調べていなくて分かりませんでしたが、しっかり調べてみると沢山興味深いものが出てきそうで、そこから選ぶ学問が沢山あると思いました。

・(高3女子)
 微生物は土の中にいるイメージしか持ってなかったのですが、奥先生のお話しで微生物は多様な分野で活用されていることを知り、これからどんどん発展していく学問なのだろうなと、とてもワクワクしました。特に印象に残ったのはFK506の話と蛍光タンパク質の話です。微生物から免疫反応を止める作用があることを発見するなんて驚きでした。自分もこの分野について勉強してみたいと思いました。

2016年08月22日

2016 One Day College 感想 8

長崎県立大学 情報システム学部
金谷 一朗 教授
「最先端IT技術が明らかにする古代エジプトの謎」

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・(高1男子)
 将来コンピュータを使ったIT企業に勤めたいと考え、この講義を選んだ。日本の先進技術は、ピラミッドという世界で有名なものに役だっていることを知りIT関連の仕事に興味が湧いて来た。何事でも疑問の目で見ていた「ガリレオ」に倣って、自分もいろいろなものを疑いの目を持って、興味深く見て行きたい。

・(高2女子)
 古代に生きた人々は現代につながる色々なものを考えていたという事を知り、驚きました。また、古代のエジプトの技術で地下が複雑でとても大きなピラミッドを作るのは、すごいなと思いました。ガリレオは、疑問に思った事はすべて実験を行い、本当にそれが正しいのか調べようとしたそうです。その探求心が現代科学の中でも脈々と受け継がれていることに感動しました。

・(高3女子)
 12進法が色々な所で使われていると聴いて驚きました。昔の人が多くの物事に興味を持っていて色々調べてくれたからこそ、自分達は多くの事を学べる事が出来るんだなと思いました。コンピュータがこれからの未来を作って行きそうだなと思いましたし、先生の話を聴いて、色々な事に挑戦してみたいなと思いました。

2016年08月19日

2016 One Day College 感想 7

大阪市立大学 生活科学部
早見 直美 助教授
「あなたの健康と食生活~食生活管理力を身につけよう!」

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・(高1女子)
 いろいろ知らなかった事を聴けて楽しかったです。特に「油と一緒でないととれない栄養がある」ことや「高校生に必要なエネルギーは人生で最大」だということは聴いて驚きました。よく言われる「朝食の重要性」の話も理由まで聴けて面白かったです。管理栄養士の仕事にも興味が持てました。

・(高2女子)
 野菜ジュースで使われている野菜で一部栄養素が壊れていると知ってとてもびっくりしました。この講義で朝食を毎朝きちんととり、栄養バランスのしっかりとれた食事を毎日食べることが私たちの健康に深く関わってくるんだなと思いました。講義を受ける事が出来て本当に良かったです。去年も、今年もとても勉強になりました。

・(高3女子)
 “You are what you eat !!”(私自身を構成するのは食べ物)確かにそうだと思いました。そして、10代という期間は一生の中でとても大切なものだという事尾を改めて感じました。その中でも朝食は大切なもので、バランス良く摂取すべきだと思いました。油や砂糖はダメなものと思っていましたが、吸収のためには大事なものだと初めて知りました。

2016年08月17日

2016 One Day College 感想 6

高知県立大学 看護学部
竹崎 久美子 教授
「今、日本が、そして看護学が世界にできること」

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・(高1女子)
 看護とは病気や怪我をした人を手当するものだと思っていました。しかし、今回、災害看護とは人命救助のみならず健康2次災害を防いでいることを知りました。そして1つでも多くの命を救うために経験をどう活かすのかなど命の重さについてとても考えられていると思いました。いつ起きるか分からない災害にどう対応するか、知識だけではないと分かりました。今回の講義を聴いて、もっと看護について知り、命を救いたいと思うようになりました。

・(高2女子)
 災害看護というあまり知らなかった分野について知ることでき良かったです。看護師にはしなければならない事がだんだん増えているので、体力も付けなければならないと思いました。テレビを見てて、72時間は何の数字か疑問を持っていたので分かったとき、すごくすっきりしました。
看護師になるためにも災害看護など多くの看護について学び、立派に成長したいです。ありがとうございました。

・(高3女子)
 看護師の仕事は病院や診療所等で患者さんのお世話をしたり、医師の補助をしたり、災害等で出動したりしてその時だけ動いているものだと思っていました。しかし、災害看護は災害が起こった後だけでなく、何年経っても被害を受けた方の心と身体のケアを行っていたり、災害準備期に人々の被害を減らしたりしていると知って、看護分野で学びたい事が増えました。ますます、看護職に付いて、人々の心や身体のケアを行いたいと思いました。


2016年08月16日

2016 One Day College 感想 5

鳥取大学 医学部
久郷 裕之 教授・染色体工学研究センターセンター長
「細胞の老化とがん化-染色体に仕組まれた細胞の寿命-」

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・(高1女子)
 がん細胞には寿命がなく、正常な細胞には寿命があることが分かってがん抑制遺伝子の変異の原因によって起こることが分かりました。健康長寿になるためには、細胞にテロメアを入れたり、陽性老化細胞の除去することで加齢による障害を遅らせることができることがとてもすごいなと思いました。

・(高2女子)
 今回お話は、とても難しかった。理解できたわけではないが、私が今、生物で習っているのが、医学の中のちっぽけな、ごく当たり前のことだと実感した。日本での死亡原因のなかで、がんが上位にあたるので、早く実用的な抗がん剤ができればいいなと思った。医学の中でも、目の前の患者を救う医師もいれば、未来につながる、未来の命を救う医師がいることも初めて知った。やはり、医師はやりがいのある仕事だと思った。

・(高3女子)
 私は細胞死の仕組みについて興味があります。お話を聴かせて戴くと細胞にも寿命があり、健常者の方の10年での老化が、何か異常がある場合、それが1年で起こってしまうことも知った。これを止める方法は研究されているけれど、老化のバイオメーカーという陽性細胞がどのように適応できるかまだ分かっていないようなので、そういう研究も何かの役に立てるかと思った。医学部と理学部、その他の理系違いを質問させて戴きました。貴重な時間で、これからの自分にとって良いきっかけを与えて戴きました。


2016年08月15日

2016 One Day College 感想 4

鳥取大学 環境分析化学
田中 俊行 名誉教授
「発光分析と微量ミネラル「ケイ素」の話」

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・(高1男子)
 「おいしい」という主観的な感覚にも化学的な指標が使えるということは以前から知っていましたが、水にもシンプルな形で使える式があると知って驚きました。純水にSiO2やCa、Kを添加したら人為的に「おいしい水」が製造できるということでしょうか。

・(高2男子)
 半導体としかみていなかった珪素の生物学的重要性が分かった。科学者志望の私としては元素の扱い方にはいろいろなものがあると気づけたのが大きかったです。いつか波を利用した長距離非接触導体、そしてケイ素の可能性も研究したいと思いました。

・(高3男子)
 ケイ素が人体において骨形成に役立つことを聞いて驚いた。3年間同じ講座を受講したが、時間が経つにつれて学んだことが多くなったので、理解しやすかった。今年受験なので、「考え方」を重視してやっていこうと思います。

2016年08月14日

2016 One Day College 感想 3

関西大学 法学部 法学政治学科
山名 美加 教授
「とっても身近な知的財産権-携帯電話、アニメ、音楽から-」

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・(高1女子)
 ただ1つの落書きですら、描き終わった時に著作権が発生することを初めて知りました。特許庁がなければ日本のさまざまな産業の勢いがなくなり、発明家を夢みる人が減ってしまうので、独占権はとても大切だと考えました。模造品のせいで、日本の権利者に利益が入らず、続編や改善品が販売されず、消費者にしわ寄せが行くので日本ではもちろん、海外でも模造品の取り締まりを強化してほしいと願います。

・(高2女子)
 身近なものや行為にも権利があることが分かりました。日本のマンガ・アニメ文化が素晴らしいから模造品が作られたりするのだと思います。でもマネはしてほしくありません。著作権問題は気をつけなければいけないと改めて思いました。

・(高3男子)
 「知的財産」と聞くと、重要で大きなモノや商品をつくる時に発生するものというイメージがありました。しかし、この講義を受けてみて、意外と身近にたくさんあるモノだということが分かりました。例えば、普段の生活で関わる家電製品や学用品、電車や車といった公共のモノやそれを作るための機械など身の回りにも多種多様な知的財産で溢れていることを知ったので、より一層この分野に興味を持ちました。

2016年08月13日

2016 One Day College 感想 2

関西医科大学 医学部 精神神経学講座
吉村 匡史 講師、病院准教授兼任
「医学部で学ぶこと」

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・(高1男子)
 医師になるにはとても大きな志がいると感じました。6年間忍耐強く勉強し、国家試験に合格しなければならない。患者と向きあう気持ちを持つためにも、勉強ばかりでなく、クラブや私生活からも思い遣りの精神を養っていくことが大事だと思います。ヒトの身体に一手を加える、それはその人の人生を背負うことなので、責任感を持って取り組むことが必要だと感じました。

・(高2男子)
 自分は、医学部を目指しているのですが、今回の講義で医学部というものがどういうものか少し分かった気がします。将来、どのような科・専門に進むかはわかりませんが、より興味を持つことができました。これから自分でさまざまな情報を調べ、努力して自分のやりたいことをさらに探っていきたいと思います。

・(高3女子)
 初期研修、後期研修の後は病院で臨床、もしくは大学で研究の2つしか知らなかったので、産業医や外務省の医務官などの細かい内容を聞くことができてよかったです。遺伝子を研究して、薬の使用の前に患者さんに有効かどうかを知ることができれば、負担もすごく少なくなると思うので、一般的になるといいなぁと思いました。

2016年08月12日

2016 One Day College 感想 1

森ノ宮医療大学 保健医療学部
堀 竜次 准教授
「肺炎から体を守るリハビリテーション~正しい食べ方と呼吸の仕方~」

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・(高1女子)
 患者を思いやって、その人の状況を考えたうえで治療することが大切であるとわかりました。理学療法は発想が大事、とてもすごいなと思いました。特に肺炎の1才の子どもの話の中で10分で1人の一生を変えられるというのはとても感動しました。身近なこと(祖母や祖父)から始められることも分かったので、普段から意識していこうと思いました。

・(高2女子)
 今回、堀先生の講座を受けることができ、良かったと思いました。人間の身体について、あらゆる仕組みを知り、どういう対処をするべきかを正しく判断するために広い視野を持つ。土台をしっかり作る。まさにそれが最も大切なことだと思いました。ジェネラリストからスペシャリストへ。短い時間で1人の女の子の生涯を変えたという話はとても心に残りました。

・(高3男子)
 チーム医療というと、医師や看護師が主だっているように思われるが、理学療法士などの異なる分野で、活躍できる現場があることがよく分かりました。特に、実技を通しての話は説得力があり、問われた質問に深く考えさせられました。

2016年07月09日

One Day College 2016 開催しました!

 本日3,4限にOne Day Collegeが開催され、24大学1団体の先生方にお越しいただき、30の講座を開講いたしました。ご講義いただきました先生方には、本日の為に、ご準備から雲雀丘学園の生徒たちへの講義まで、ご協力いただき、心より感謝申し上げております。
 生徒たちは、熱心に先生方のお話をきいておりました。アカデミックかつ大学の先生ならではの専門的なお話に、好奇心をかき立てられたことと思います。全生徒が感想を書いております。後ほど整理をしまして、ブログでも紹介したいと思います。

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2016年06月23日

One Day College 実施のお知らせを配布

本日、One Day College (大学教員による出張講義)実施のお知らせを全校生徒に配布しております。保護者の皆様もどうぞご参加ください。

日程: 7月9日(土) 
時程: 50分講義(1回目) 3限 (10:45~11:45) 
     50分講義(2回目) 4限 (11:45~12:45) 
    100分講義  10:45~12:35

60ホール前に、保護者受付を設けますので、お立ち寄りくださいますよう、
よろしくお願いいたします。

2016年06月09日

2016年度 One Day College 講義紹介② 50分講義

<50分講義 (16講座)>

1■森ノ宮医療大学 保健医療学部 理学療法学科
「肺炎から体を守るリハビリテーション-正しい食べ方と呼吸の仕方-」
http://www.morinomiya-u.ac.jp/faculty/rigaku/index.html

2■関西医科大学 医学部精神神経学講座
「医学部で学ぶこと」
http://www.kmu.ac.jp/

3■関西大学 法学部 法学政治学科
「とっても身近な知的財産権-携帯電話、アニメ、音楽から-」

4■鳥取大学 環境分析化学
「発光分析と微量ミネラル「ケイ素」の話」

5■鳥取大学 医学部
「細胞の老化とがん化-染色体に仕組まれた細胞の寿命-」

6■高知県立大学 看護学部
「今、日本が、そして看護学が世界にできること」
http://www.u-kochi.ac.jp/~kango/

7■大阪市立大学 生活科学部 食品栄養科学科
「あなたの健康と食生活~食生活管理力を身につけよう!」
http://www.life.osaka-cu.ac.jp/cgi/pro.cgi?1069

8■長崎県立大学 工学研究科
「最先端IT技術が明らかにする古代エジプトの謎」
http://www.pineapple.cc

9■京都大学 大学院 農学研究科 応用生命科学専攻
「私たちの身の回りの微生物」
http://www.seigyo.kais.kyoto-u.ac.jp/

10■同志社大学 グローバル地域文化学部
「ポピュラーミュージックから世界を見る」

11■大阪大学 外国語学部
「日本の安全保障と日米関係 -現状と展望-」

12■神戸大学 文学部
「敗戦の舞台裏 -ポツダム宣言受諾決定の政治過程-」

13■近畿大学 工学部建築学科
「建物が地震に耐えるしくみ」
http://www.hiro.kindai.ac.jp/kenkyu/data/sakino.pdf

14■和歌山大学 観光学部
「観光学って何?~ICTから宇宙まで最先端技術に支えられる観光」
www.wakayama-u.ac.jp/tourism/

15■日本政策金融公庫 ビジネスプラン
「ビジネスプランを作ってみよう」
https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/index.html

16■大阪府立大学 現代システム科学域
「犯罪統計が作る「神話」~数字が語る「もうひとつの事実」」
http://www.3s.human.osakafu-u.ac.jp/2015/09/16/kudo-koji/

2016年06月08日

2016年度 One Day College 講義紹介① 100分講義

今年度、出張講義をいただきます、
大学、学部または研究室、テーマ、研究室URL
を2回に分け、紹介します。


<100分講義 (14講座)>

A■京都大学 ウイルス研究所附属 感染症モデル研究センター進化ウイルス研究領域
「①ウイルスと霊長類との共進化:病気を起こすウイルスは悪いウイルス?」
「②AIDSウイルスと戦う:人類はAIDSを克服できるのか?」

B■鳥取大学 農学部獣医学部
「腸を鍛えれば頭がよくなる」
http://muses.muses.tottori-u.ac.jp/subject/veterinary/index.html

C■大阪市立大学 理学部数学科数学研究所
「曲線の秘密 --- 円から楕円へ」
http://turbine.kuee.kyoto-u.ac.jp/~kimura/ext/yasuo/

D■九州大学 芸術工学部 工業設計学科
「カッコいいデザインとは」
http://www.design.kyushu-u.ac.jp/kyushu-u/teacher/detail?tid=29&cid=7

E■神戸大学 経営学部
「経営(商)学部で学ぶこと」
https://www.wasabeat.jp/news/1120-tofubeats-talk-about-working-in-kobe-university

F■大阪教育大学 教育学部 音楽
「子どもに教えるだけではなく、こどもを育てることができる音楽科の先生になるために」
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~ongaku/index.html

G■神戸薬科大学 薬学部
「薬の影響を知る〜血圧、脈拍を測ってみよう〜」

H■神戸女学院大学 人間科学部
「身近にある水について考えてみましょう。」

I■京都府立大学 生命環境学部農学生命学科
「環境負荷低減型の食料生産と害虫防除〜虫を増やして害虫を減らす」
www2.kpu.ac.jp/life_environ/app_entom/index.html

J■鳴門教育大学 大学院学校教育研究科
「いじめを未然に防ぐ、学校予防教育とは?」
http://www.naruto-u.ac.jp/center/prevention/japanese%20top%20frame.htm

K■龍谷大学 社会学部 コミュニティマネジメント学科
「社会学って何?何が学べるの?」

L■兵庫県立大学 工学研究科
「医用工学とインターフェース」

M■武庫川女子大学 文学部心理・社会福祉学科
「望ましい自己主張のあり方とは?-心理学研究法を体験しよう-」

N■京都大学霊長類研究所 野生動物研究センター
「霊長類の社会」

2016年06月07日

2016年度 One Day College のご案内

One Day College(出張講義) の詳細が決定しましたのでお知らせします。

 各大学の先生方にご協力をいただき、今年度は30の講座を開講いたします。
高1~3生徒全員と、中学も含めまして本校生徒の全保護者様に聴講いただけます。日程等をご確認の上、参加ください。

日時: 7月9日(土),  3・4時間目
時程: 10:45~11:35 (50分講座 第1回目)
    11:45~12:35 (50分講座 第2回目)
   (100 分講座の場合は,10:45 ~12:35)

 生徒みなさんには、One Day Collegeで大学の先生の講義を実際に受けることで、学問に触発され、目覚めて欲しいと思います。そして、興味や関心の方向を探り進路選択の参考にしてください。100分の講座をひとつ、または、50分の講座を2つ選んでもらいますが、高3生徒より希望をとります。

2015年07月04日

One Day Collegeが行われました

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 本日7/4(土)にOne Day Collegeが行われました。
 国公私立大学全て合わせて、35大学の先生に来ていただき、講義をしていただきました。
 保護者の方も20人ほどが講義を聞きに来校されました。
 生徒も、一生懸命メモを取っていました。講義が終わってからも、先生に質問に行くなど、積極的に受講していました。大変有意義な2時間だったと思います。
 この講義が、進路決定の一助になることを期待しています。
 講義中の様子などは、これから順次UPしてまいります。

2015年06月30日

OneDayCollege 聴講のご案内

 来たる7/4(土)に、OneDayCollegeが行われます。昨日、OneDayCollegeの講義一覧を配布しました。
 約30の大学から、さまざまな分野の教授に来ていただき、高校1年生から3年生にむけて、講義をしていただきます。時間は10:45~12:35です。
 保護者の方もご自由に聴講いただけます。この機会に、大学の先生の授業を受けてみませんか。講義テーマをご一読いただき、ふるってご参加下さい。
 中高事務室前で10:10より受付をし、講義会場をお知らせします。保護者の皆様の参加を、心よりお待ちしております。
 

2015年06月16日

One Day College-出張講義- について

 来たる7/4(土)に高校1年生から3年生を対象に「One Day College-出張講義- 」が行われます。この出張講義は、本校独自の取り組みで、今年で10年になります。
 大学へ進学することは決めていても、4年ないし6年間を過ごす大学については知らないことがたくさんあると思います。みなさん自身が実際に大学の先生の授業を受けてみて、学問の一端に触れて欲しい…そんな思いからこの企画は始まりました。みなさんがどのような学問・分野に興味・関心を持っているのか、もっと学びたいと思うのかを見つけて欲しいと思います。
 今年も 35 の講座を開講することになりました。薬学や医学の簡単な実習や最先端のIT技術で古代の謎に迫る研究もあります。弥生時代の歴史に学ぶことや現代の政治の問題、グローバル化など近年の社会状況を意識した講座もあります。大学での学びを話してくださる方もおられます。みなさん自身の進路を考えるきっかけの一つになればと思います。

2012年09月17日

環境大使に阪大・中澤先生が参加

 本校が環境教育の一環として行っている活動に「環境大使」があり、有志の生徒たちがさまざまな環境保全活動に取り組んでいます。9月16日(日)は、継続して実施している「きずきの森」での「外来種・ハリエンジュ駆除」の活動でした。この日、今年度の1day collegeで講師として来校された大阪大学工学研究科・環境・エネルギー工学研究員の中澤暦先生が初参加され、活動前に環境に関するレクチャーをしてくださいました。中澤先生は本校卒業生でもあり、駆除活動にも泥まみれになりながら協力してくださいました。環境大使に強い関心を示されたようで、次回以降も時間があればまた来たいとおっしゃいました。心強い「仲間」を得て、環境大使の活動はますます発展します。ちなみこの日は、(株)エデュケーショナルネットワーク様が取材に来られており、広報誌などに掲載される予定です。
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2010年09月02日

「何に興味をもって人生を過ごすか」
   ― 1 Day Collegeをおえて ―

7月10日に実施した「1 Day College ―出前講義―」は,進むべき進路を考えるきっかけになっただろうか。

このブログでは夏休みの間,生徒の感想文を紹介した。「驚いた」「素晴らしい」という感想だけでなく,「世の中はこのような動きをしているのだ」「こんなことが研究の対象になるのだ」という,知的興奮を感じているものも多くあった。このような感想文に触れると,企画した側としては「1 Day Collegeは成功だった」と少し満足する。

また,ブログをご覧になった講師の先生から次のようなメッセージをいただいた。

「何に興味もって人生を過ごすかということを考えた場合,中学・高校の時期が最も大切であるような気がします。その時期に,常識とは一味も二味も違う脱常識にふれることが,人を大きく成長させるのでしょう。(中略)将来に夢をもち,悩み,苦悩し,喜びを見つける。このプロセスを経た生徒さんだけが伸びてくるような気がしています。」

まったくその通りだと思う。日々の授業や行事で,ただ言われた通りにやり過ごしているだけでは,進むべき進路は見つからないのではないだろうか。「脱常識」に触れ,「苦悩する」ことが進路決定には不可欠なのだ。中学高校の6年間,じっとしていても将来やりたいことなど見つかるわけはない。何ごとにも手を抜かず精一杯取り組むことによって,たとえそれが失敗に終わっても,将来を考えるヒントになると思う。

2005年にこの「1 Day College」を始めて,今年で6回になる。企画から運営まですべて教職員の手で行った。生徒たちが「進路決定の手がかり」をつかむために,来年以降も工夫を凝らし素晴らしい行事に発展させていきたいと思う。


参加大学(順不同)
甲南女子大▽法政大▽京都女子大▽甲南大▽兵庫県立大▽神戸薬科大▽同志社女子大▽大阪市立大▽和歌山大▽近畿大▽高知工科大▽京都産業大▽立命館大▽大阪教育大▽鳥取大▽岡山理科大▽龍谷大▽大阪大▽京都外国語大▽大阪府立大▽崇城大▽同志社大▽神戸女学院大▽神戸芸術工科大▽京都工芸繊維大▽広島大▽神戸学院大▽関西大▽武庫川女子大▽関西学院大▽宝塚大―以上31大学。

ご協力いただきました大学関係者の方に,こころより感謝申し上げます。

「理系に進みたいと思った」
   ― 1 Day College 生徒感想から ―

生体成分検査で知る身体の異常
小林吉晴 先生 (神戸薬科大学薬学部薬学科 准教授)

kobeyakka.jpg 血液や尿中の種々の物質の濃度を調べると生体が正常に機能しているかどうかが分かります。授業ではどのような病気のときに,どのような生体成分が,なぜ変動するのかをわかりやすく解説します。



神戸薬科大学

〔生徒の感想〕

  • 昔は成人病,現在では生活習慣病と呼ばれている糖尿病などの話は,とても興味深くて楽しかったです。病院へ行かなくても,普段の生活(トイレへ行く回数や水を飲む回数など)で異常を見つけて,病気の早期発見につながるという話を聴き,とても自分のためになったし,これから家族にもいろいろと教えたいと思います。今日の講義を聴いて,いっそう理系に進みたいと思いました。100分の講義は長いと思ったのですが,あっという間でした。楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。(1年女子)
  • 尿の状態で健康状態がわかるということは知らなかったので,勉強になりました。先生の説明はとてもわかりやすかったです。薬学はちょっと難しそうだなと思いました。肥満メタボ率の話を聴いて,女性はやはりホルモンが重要なんだと思いました。(2年女子)
  • 病院にいかなくても,自分で自分の体の病気を見つけることができたら,早期治療に結びついて病気が治る確率も上がると思います。もちろん自分だけでなく,家族のことも観察していきたいと思います。iPS細胞は前から知っていたけど,あらためて違う説明を聴いて,素晴らしいことだと思いました。もっと発達して,いろいろな病気が治るようになればいいと思います。(2年女子)


「1 Day College 生徒感想から 」は,今回で終了します。

2010年09月01日

「せんとくんを馬鹿にできない」
   ― 1 Day College 生徒感想から ―

キャラクター・デザイン演習
松野一樹 先生 (宝塚大学造形芸術学部メディア・デザイン学科 助教)

自分をキャラクター化する。はじめに自己分析を行い,その結果をキャラクターの設定とする。設定をもとにビジュアル化していきます。

宝塚大学

〔生徒の感想〕

    takarazuka.jpg
  • 自分をキャラクター化するという課題で自己分析したとき,一度自分を見つめなおせてよかった。自分の特徴などを絵にすることは予想以上に難しかったけれど,最終的には納得できる出来だったので,よかったと思います。(2年男子)
  • 「せんとくん」などをみんな自分を含めて馬鹿にしていたが,いざキャラを作ってみるとなかなか難しいものだった。また,自分を分析するのも困難なことで,自分で自分のことを考えるとネガティブな点に偏りすぎることもわかった。キャラ作りを仕事にしている人はすごいと思いました。(2年男子)
  • 実際に自分のキャラクターを作ってみるとなると全然思い浮かばなくて,キャラクターを考える人の大変さがわかりました。どうしたら自分をアピールできるかをキャラクターとして考えたことがなかったので,新鮮でした。(2年女子)

2010年08月31日

「発音は,やっぱりむずかしい」
   ― 1 Day College 生徒感想から ―

フランス語授業体験
石丸久美子 先生 (京都外国語大学外国語学部フランス語学科 講師)

kyotogaikokugo.jpg 大学での初回フランス語授業を少し体験していただきます。フランス語の音,簡単な表現に触れてみましょう。日本語になったフランス語を見てみましょう。


京都外国語大学

〔生徒の感想〕

  • 今までBonjuorは「ボンジュール」と読むのだとばかり思っていたので,「ボンジュー」と読むと知り驚きました。アルファベットなので英語と同じ読み方かと思っていたらそうではないそうで,英語とは違う規則があるそうなのでそれも知りたいと思いました。国際的な場所でも,英語の次の第2公用語にフランス語がなっているなど,今日は色々知らなかったことを知れて楽しかったです。
  • ずっとフランスに興味があったのでよい経験になりました。でも,フランス語の発音はやっぱり難しいと思いました。いつか,フランス語を習ってフランスに旅行に行きたいと思いました。英語とフランス語はつながっていることを聴いたことがあるので,英語を話せるようになってからフランス語を習いたいです。今回,フランス語やフランスのことを知ることができたので嬉しかったです。
  • 思っていたよりフランスの言葉が日本語になっていて驚きました。時間があればまたそういう言葉を探してみたいです。また,r の発音がいろいろあったり最後の文字を読まなかったりと,発音がおもしろいなと思いました。最後に聴いた歌も,日本語で歌われているものをどこかで聴いたことがある気がして,フランスが身近に感じられました。

2010年08月30日

「マジックを教えてもらった」
   ― 1 Day College 生徒感想から ―

「不思議」と「マジック」をつなぐもの
  ~「ちょっとユニークな」社会学者E.ゴッフマンが考えたこと~

工藤宏司 先生 (大阪府立大学人間社会学部人間科学科 講師)

osakafuritsu.jpg アーヴィング・ゴッフマンという社会学者がいます。彼は,わたしたちが日常生活を送る中で,「他者」とどのようにやりとりをするのか,に常に関心を持って,人々の具体的なコミュニケーションの場をいつも観察していました。たとえばゴッフマンは,エレベーターに乗った人が必ず上を見上げて,エレベーターが今何階にあるかを示す表示板を見ているのはなぜか,に疑問を持ちました。その結果,彼らは「今何階にいるのか?」に関心をもっているからではなく,もっと別の理由がある,と考えました。そこには,個人的な関心や思いとして説明するには無理があるもっと別の次元の理由,つまり「社会的な理由」があると考えたのです。わたしの講義ではゴッフマンが考えたこの「社会的な理由」に焦点をあてます。彼によれば,わたしたちが社会の中でさまざまに振舞うことのほとんどすべてには上記のような「社会的な理由」があります。言い方を変えれば,わたしたちが他者と一緒にいる場にはわたしたちの個人的な思いから独立している規範(決まりごと)があるのです。今回の講義では,この「規範」の存在をわたしたちに教えてくれるものとしてゴッフマンが思いついた「フレイム」という考え方についてお話したいと思います。具体的に考える素材は「マジック(手品)」についてです。わたしたちは「マジック」を一つのエンターテインメントとして楽しみますが,ゴッフマンによれば,これも一つの「社会的なお約束」の中で成立していることになります。それはいったいどういうことなのかを,考えてみましょう。

大阪府立大学人間社会学部

〔生徒の感想〕

  • 先生もおもしろいし,楽しかった。今日,教えてもらったマジックは,今度やってみようと思いました。また,自分が不安になる理由が分かった。最近,自分の感情が分からなくなるのでとてもよかった。
  • マジックから”不思議”に,そして,そこから”予期”や”解釈”と話が広げられて,とてもわかりやすかったです。日頃から何気ない行動が決められているルールだと認識しないで行っていたことにすごく興味を持ちました。本当に人間の捉え方は不思議なことでいっぱいだと改めて感じました。

2010年08月29日

「どれだけ充実したかが重要だ」
   — 1 Day College生徒感想から—

体験しよう! 体のサイン
菅野由美子 先生 (兵庫県立大学看護学部 助教)

「看護の仕事とは何か?」「看護ってどんな事をするの?」皆さんに看護の仕事について「体のサインを知る」という体験を通して知っていただきたいと思っています。また,看護分野への進学と進路の違いについてお伝えしたいと思います。

兵庫県立大学看護学部

〔生徒の感想〕

    hyogokenritsu.jpg
  • この講習を受けて,より看護に興味がわきました。看護師というのは人に接する仕事だというのがとてもよく分かりました。あと,実習がとても楽しかったです。血圧を計ってもらったことはあったけれど,自分が相手にしてあげるのは初めてなので緊張した。
  • 看護師というのは,患者さんの病気を治すのは仕事ではなくて,色々な人の健康をサポートする仕事なんだと感じました。奥深いです。先生が「生きている上で命の長さは重要じゃない,どれだけ充実したかが重要だ」と話されたのがすごいなと思いました。この仕事に誇りを持たれているのが分かりました。私もこのようにに自信を持ち胸をはって仕事のことを語ることができるようになりたいです。
  • 授業を受けて看護師の魅力を感じることができました。私は将来,看護師になりたいと思っています。看護師になるために,短大,専門学校,大学に行くと国家試験を受ける資格をとれるということは知っていたけれど,4年制大学を卒業しないと助産師,保健師の資格が取れないということは初めて知りました。私は助産師の資格も取りたいと思っているので,4年制大学に進学します。

2010年08月28日

「社会そのものを考える学問」
   — 1 Day College 生徒感想から —

社会学って、どんな学問?
田中滋 先生 (龍谷大学社会学部社会学科 教授)

ryukoku.jpg 社会学は,法学や経済学と並んで,大学の学部名称ともなっている学問です。しかし,高校の社会科の主要科目(歴史、地理、政治・経済)のなかには含まれていません。社会学とはいったいどんな学問なのか? 単純化していうならば,社会学は,「人と人との相互作用とその結果生まれる社会関係」について研究する学問です。今回の講義では,社会学がどんな学問なのかを,高校生の皆さんに理解できるようにお話したいと思います。

龍谷大学

〔生徒の感想〕

  • 私は社会学部に行きたいので,大学の社会学部の先生の話を聞け,うれしかったです。とても深い話でした。
  • 今回,社会学とは何かが気になってこの講座を受けたのですが,完全に理解するのは難しいと思いました。社会学は近代と共にできた学問であり,近代そのものを考える能力を問われる学問なのでおもしろい学問だと思いました。理解するのは難しいけれど,それだけに追求できると思ったので,興味が持てました。また,近代とは移り変わっていくものなので,社会学は時代の流れと密接に関係のある学問なのかと思いました。
  • 自分が近代の生活に慣れてしまっているので難しかったですが,おもしろかったです。自分も含めて近代人は物事を近代的に考えがちですが,身分制の人々の考え方やインドの女性の話を聴いて,必ずしもそれだけじゃないことを思い知らされました。近代の社会や人そのものを知れそうな気がしました。

2010年08月27日

「”自立”について考えたい」
   ― 1 Day College 生徒感想から ―

「YUI」が蘇らせる伝統的青年像
-音楽社会心理学への誘い-

諸井克英 先生 (同志社女子大学生活科学部人間生活学科 教授)

doshishajoshi.jpg 青年達によって表出されるさまざまな「歌」は,その時代を生き抜く青年達の心性を内在化させています。この授業では,「YUI」を素材にして,彼女が構成する「内面的世界」を社会心理学の観点から「解剖」することを試みます。このことによって,「こころ」の仕組みの一端を理解してもらえればと思います。

同志社女子大学

〔生徒の感想〕

  • 普段は聴くことができない話だったので,とてもよい機会になりました。もともと社会心理学に興味があって,YUIを通して話をしていたので,おもしろかったです。歌詞の内容も自分たちの身近なものでわかりやすかったです。もっと聴きたいと思いました。
  • YUIの曲は何曲か知っていたけれど,その歌詞からここまで色々な考え方ができるのだということにとても驚きました。普段,何気なく聴いていた曲に,YUIの人生や伝統的な青年像が含まれていたことを知ると,また違った想いで聴くようになると思います。今,ニートなどが増えているので,YUIの曲を聴いて,”自立”について考えてみたいと思います。

2010年08月26日

「消費税10%はどう思う?」
   — 1 Day College 生徒感想から —

経済実験から市場経済の仕組みを体感しよう
佐々木勝 先生 (大阪大学社会経済研究所 准教授)

osaka.jpg 税金引き上げや価格規制は,市場取引にどのような影響を与えるのであろうか。これらの政策は我々の生活を豊かにするのか。今回の講義では,市場取引によって価格が決定するメカニズムを簡単な経済実験を体感することによって理解することが目的である。科学の世界では実験によって様々な理論の正当性が実証されてきた。しかし,経済学などの社会科学の分野では,対象者が「人間」であることから実験を通じて理論の検証を行うことが難しかった。ところが,経済実験は手法が確立されるにつれて経済事象を説明する有効なツールとして認められ始めた。受講者には,実験の「被験者」として参加していただき,市場取引を体験していただく。

大阪大学

〔生徒の感想〕

  • 市場取引の実験で,売り手,買い手になって取引してみて,意外にも難しいものだなと思った。その結果から,市場経済についてわかりやすく説明していただいた。取引したときの利益や今まで知らなかったことをたくさん知ることができた。今,政府が消費税を10%引き上げようとしているのはなぜかなど,最近,疑問に思っていることも説明していただいてよかった。
  • 世の中の市場には,効率的な社会と公平な社会があり,効率的な社会は社会全体の利益にはなるが,それは完全競争が起きている場合だけで,難しいことが分かりました。また,今回の選挙にも関わっている消費税10%の問題についてもお話しいただき,とても楽しかったです。この講座を聴いて,10%の増税は別にいいと思いました。
  • 効率的な社会か公平な社会かどちらがよいと思うかは個人の価値観だけれど,できれば公平さばかり重視する社会よりもバランスのよい社会の方がいいと思いました。消費税については,今まで社会の影響がどうなるかよく知りませんでしたが,消費者だけの負担ではないということを考えたいです。実験をしながら話を聴いたので,思ったよりわかりやすかったです。政治家の言葉ではなく自分で社会について判断したいと思いました。

2010年08月25日

「みんなと一緒に笑いたい」
   ― 1 Day College 生徒感想から ―

聴覚障害児教育について
~聞こえないって,どんなこと~

井坂行男 先生
(大阪教育大学教育学部特別支援教育教員養成課程 准教授)

osakakyoiku.jpg 聴覚に障害を有すると,聞こえにくい・聞こえないという状況になる。そこで,聴覚に障害を有する方々の聞こえないことについての理解を深めることを通して,障害を有する人々のことを理解していきたい。特に,学習内容として,聴覚障害の概要やシミュレーションによる聞こえにくさの疑似体験なども行う。

大阪教育大学

〔生徒の感想〕

  • 私は両親が特別支援学校に勤めているので,聴覚障害について詳しく理解したくて選びました。色々な教育の仕方のビデオや聞こえにくさの体験,簡単な手話などを教えてもらえてとてもよかったです。聴覚障害者は補聴器が髪に隠れるなど,表面に出にくく健常者には理解しにくい障害だと思うので,設備などが増えればよいと思いました。(1年女子)
  • 聴覚障害の子供の教育は,子供だけでなく親も大変な努力が必要で,とても大変なことだと分かって,改めて私は本当に恵まれていると強く感じました。障害がある人は全く特別ではなく,努力も苦労もしているけど,私たちと同じように生活したいということがよく分かりました。「みんなと一緒に笑いたい」というのが,とても切なかったです。もし,自分の周りに障害がある人がいたら,少しでもその人の助けになりたいと思いました。(2年女子)
  • 最初は障害者である難聴の人に対して”かわいそう”という思いを抱いていました。しかし,障害者の方々はそうは思っておらず,”みんなと一緒に笑いたい”という気持ちを持っていることを知り,考えが変わりました。共感の気持ちを持ち,少しでも難聴者のためにできる手話を学んで,難聴者の人に少しでも孤独感を味わせないようにできればと思います。(2年女子)

2010年08月24日

「イタリア語は日本語と似てる?」
   ― 1 Day College 生徒感想から ―

イタリア的な私
マヴィリオ アレッサンドロ 先生
(京都産業大学外国語学部イタリア語専修 助教)

kyosan.jpg この講座は前半と後半の2つのモジュールがあります。 前半は,簡単なイタリア語で買い物ができるようになる授業を行います。後半は,イタリアとイタリア文化の紹介,4年間の大学での学び方,自分と違う文化と言語を学ぶ必要性などについてお話します。

京都産業大学

〔生徒の感想〕

  • イタリアの色々なことを教えていただき,よくわかりました。簡単な挨拶なども修得でき,よかったです。(Io Sono giapponese.) ナポリの写真も綺麗ですごいと思いました。特に感動したのは,疑問形を作るときは「?」をつけるだけと英語に比べ簡単だったので驚きました。(1年男子)
  • イタリアのことは前から興味があって,今回イタリア語を教えてもらったことで,イタリア語のおもしろさを知りました。イタリア語はどこか日本語と似ているところがあって,覚えやすい部分もありました。進路の中に外国語があって,イタリア語を勉強するのも視野に入れたいと思いました。とても有意義な100分でした。(2年女子)
  • 初めて習うイタリア語は,先生のおっしゃる通り日本語と似ている部分もあり,わかりやすくとても楽しかったです。語学の授業のあとの大学についてのお話も,今まで私が思ったこともないことばかりだったので驚き,とても自分のためになりました。頑張れば語学を身につけることはできるんだという自信も少し湧いてきました。(2年女子)

2010年08月23日

「将来の夢は学校の先生」
   ― 1 Day College 生徒感想から ―

教育学
上田学 先生 (京都女子大学発達教育学部教育学科教育専攻 教授)

kyotojoshi.jpg

  • 日本とイギリスの学校の比較検討
  • 現代の教育改革
  • 新しいタイプの学校とその運営
  • 現代の教員に要請されるもの
  • 日本の教育の発展と将来


京都女子大学

〔生徒の感想〕

  • 私の将来の夢は学校の先生になることです。今日の話を聴いて,小学校と中学高校の免許が違うことを初めて知ったので,これから少しずつ自分がどちらになりたいかを考えようと思います。どの教員免許でも,10分の1の確率でしか職に就けないという現状もわかったので,そんなに甘いものじゃないと思いました。まだ1年生で時間はたくさんあるので,ゆっくり考えて,夢に向かってがんばりたいと思います。(1年女子)
  • 教育を学ぶということは先生になるためだけだと思っていたけれど,それだけではなく教育そのものについて理解を深めることでもあるんだと知りました。教育を様々な角度から見たときの話を聴くと奥が深いし,難しいと思いました。しかし,子供のそれぞれの段階の考え方などを知ることは面白そうだと興味を持ちました。(2年女子)
  • 先生の説明がとてもわかりやすく,かつ面白くてためになりました。イギリスの教育と日本の教育はかなりの違いがあることに驚いて,他国の教育はどのような違いがあるか気になってきた。(2年男子)

2010年08月22日

「リーダーとして大切なこと」
   ― 1 Day College 生徒感想から ―

社会を「動かす」人になる:大臣・組合・経営者
―貿易と海外生産のロール・プレイング・ゲーム―

筒井美紀 先生 (法政大学キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科 准教授)

hosei.jpg S国のSP社が大量解雇をする。誰が失業者を守るのか?政府?労働組合?他方でO国のOQ社は,失業者の低賃金労働を期待し,S国への工場移転を狙う。OQ社従業員の運命は?授業では、参加者が各国の諸大臣・労働組合幹部・経営陣を演じる。交渉によって社会を「動かす」醍醐味を味わう。

法政大学

〔生徒の感想〕

  • 自分たちが何か組織の代表として他の代表と対立するということは,これからはとても大切になると思います。今日の1 Day Collegeを通して,自分たちがリーダーになるという自覚だけではなく,リーダーになったあと自分たちがどういう活動をどういう規模でしないといけないかを,代表としてはっきり指示しないといけないと思いました。(1年男子)
  • 今回,とても難しく楽しい経験をさせていただきました。国の大臣という立場からいかに自国の利益を確保し,相手国を納得させるか考えるのがとても難しかったし,楽しかったです。総理の言ったことに瞬時に対応するのは難しく,現実日本をはじめ各国々で大臣など大切な役職についている方々は本当に大変だと感じました。ただ文句を言うだけではいけないと思いました。(1年男子)
  • 異なる立場にある人と自分との両方の状況をふまえて行動することがどれだけ難しいかがわかりました。複合的に勉強する力がまだ全然ついていないことがわかりました。大学では自分でかんがえて行動することが本当に多くなると思いました。今からだんだんとそういう力をつけていきたいと思います。いつもテレビなどでやっている政治がどれだけ大変かが始めてわかりました。(1年女子)

2010年08月21日

「一夜漬けはやめてコツコツと」
   ― 1 Day College 生徒感想から ―

やる気の出ない人のための勉強法
西尾新 先生 (甲南女子大学人間科学部総合子ども学科 准教授)

konanjoshi.jpg “テスト前になると部屋の掃除をしちゃう”,“テスト勉強しても「全然勉強してへん」と言ってしまう”,“テスト後はとりあえず「あかん,できんかった」と言っておく”,“「お前はアホや」と言われるし,自分でも「アホやからできへん」と思ってしまう”。こんな人いませんか。勉強せなあかんのはわかってるけど,なぜかやる気の出ないあなた。もしかしたら,ここにヒントがあるかも。

甲南女子大学

〔生徒の感想〕

  • 日常学習に関わったことでわかりやすかったです。全然知らないこともあったので,すごく関心をもちました。心理学が勉強とこんなに関わっているとは思わなかったので驚きました。心理学は興味のあることなので,いろいろ調べてみようという気になりました。(2年女子)
  • 今日,実験をしてみて覚える単語で自分で文を作ることは記憶に残りやすいということがとてもわかりました。これからは,やる気がなくならないぐらい小さな目標から始めて大きな目標にいけるように一気にやらずにコツコツやろうと思います。そして,丸覚えはせずに関連付けて覚えようと思います。(2年女子)
  • 努力できない理由がわかった気がした。効率のいい学習法がわかったので,これからは一夜漬けはやめてコツコツと少しずつ勉強しようと思った。(2年男子)

2010年08月20日

「DNAでテレビができる?」
   ― 1 Day College 生徒感想から ―

化学でDNAのヒミツを探る
杉本直己 先生 (甲南大学フロンティアサイエンス学部生命化学科 教授)

konan.jpg 21世紀になり,ナノサイズで核酸やタンパク質を取り扱える学問,生命科学が注目されている。本講義では,核酸(DNAおよびRNA)の構造,物性,機能の基本的特徴を学習する。さらに,この生命科学の研究最前線の話題をわかりやすく紹介し,核酸のヒミツ(新しい物性や機能)に迫る。また,その成果に基いて我々の未来生活がどのように改善されていくのかを展望する。

甲南大学フロンティアサイエンス学部

〔生徒の感想〕

  • 先生はとても明るくておもしろく説明してくださいました。例えば,DNAは食べることができるので,DNAでテレビを作るとゴミとして捨てるのではなく,食べ物として食べることができたり,DNAはまた,その体質もわかるので馬を調べると競馬で絶対に勝つことができたりします。将来,DNAがこのように使われるととても面白いと思います。今回の話を聴いて,DNAは難しくて硬いものだと思っていたけど,将来様々なことに使われて,とても面白いものだと思いました。(1年女子)
  • とても興味深い話でした。100分という時間を感じさせないほどおもしろかったです。DNAで理想が実現するなんて,すごいことだと思いました。また,実現できればよいと思いました。しかし,その実現が,本当に人のためになるのかもこれから考えていかなければならないと思いました。(1年男子)
  • DNAとは生物学だけに関係があるんだと思っていたが,化学にも物理学にも関係があることがわかった。ナノバイオテクノロジーは,まだ新しい分野なので,研究のしがいがありそうだった。DNAによって病気のかかりやすさや薬の効き方も変わってくるので,これからは医療の世界にもDNAが深く関わってくるのだろうと感じた。(1年男子)

2010年08月19日

「世界で誰もしたことがない」
   — 1 Day College 生徒感想から —

分子を見分ける分子をつくる
森川修 先生 (鳥取大学入学センター 准教授,工学博士)

tottori.jpg これまで世界で作られたことのない新しい分子をつくることは,人々の暮らしを豊かにします。例えば,医薬品など人間の健康に役立ったり,プラスチックなどの新素材は従来の物質とは違って,軽くて丈夫なものに利用されています。さらに,分子自身に新しい機能を持たせることで,分子を使って別の分子を見分けたり,その量を測定することができます。ここでは,【分子を見分ける分子】の最先端の研究についてお話しします。

鳥取大学
〔生徒の感想〕
  • レソルシナレーンが特定の物質を取り込んだときに,その物質と反応することはないのかと思いました。同位体の存在で何がかわるのかと思いました。超分子はすごいと思いました。もし実用化されたら,石油なども人工的に作ることができるのかと思いました。(1年男子)
  • 大学での研究は,世界で誰もしたことがないことをする,というのが印象に残った。単に勉強をするだけでなく,社会で役に立つものをつくるのが工学部なのだと分かった。大学の授業や時間割をみて,とても専門的だと思ったので,本当に自分に合った大学を選ばないと後悔するだろうと思った。(1年男子)
  • 化学センサーを利用することで,社会の様々な役に立てるというのはすごいと思いました。前から少しナノテクノロジーに興味があったので,今回の講座を受けることができてよかったです。大学では,世界で誰もしていないことができるのはおもしろそうだと思いました。分子や原子の並べ方を制御することで,新しい物質が生まれるといことにとても驚きました。(1年女子)

2010年08月18日

「大学に興味をもつ,いい機会になった」
   — 1 Day College 生徒感想から —

生物の共通性と多様性
浅田伸彦 先生 (岡山理科大理学部動物学科 教授)

okayamarika.jpg ヒトを含む動物を対象にした講義と実習。講義では遺伝や分子生物学など,実習では昆虫や淡水魚に関心があるといいが,受講条件ではありません。


岡山理科大学
〔生徒の感想〕
  • 私は,生物の方に進むなら,本当に動物が大好きで将来もそっちの方に進むことになるだろうし,正直悩んでいます。今回の講義を参考にして,色々考えていきたいと思います。(1年女子)
  • 共通性・多様性のことや,種の中でチンパンジーから人などに変わっていったり,鳥のくちばしが餌によってかわること,同じ種でも色が違っているなど,様々な生物のことについて聞くことができたので勉強になりました。理数系の大学に興味を持ついい機会になりました。(1年男子)
  • 生物の起源から進化までの道すじを分かりやすく,生物の多様性と共通性をいろいろな例を挙げて説明していただき,おもしろかったです。また,進化をして生物はいろいろな種が増えていったこともおもしろかったです。生物への視野が少しだけ広がってよかった。(1年男子)

2010年08月17日

「自分をもっと磨いていく必要が」
   — 1 Day College生徒感想から—

リハビリテーション ~作業療法の視点~
大瀧誠 先生
(神戸学院大学総合リハビリテーション学部医療リハビリテーション学科作業療法学先攻 助教)

kobegakuin.jpg 「リハビリテーション」という言葉はよく耳にすると思いますが,「作業療法」って? と思われる人は沢山いらっしゃると思います。しかし,作業療法は,リハビリテーションに欠くことができず,また他職種との連携により患者さんの生活をより豊かにする専門職です。今回は,リハビリテーションという枠組みと作業療法の視点で患者さんを捉えながら,”より豊かに生活する”とは? ということを皆さんと一緒に考えたいと思っております。

神戸学院大学総合リハビリテーション学部

〔生徒の感想〕

  • 僕は今,実際にリハビリに通っているけれど,自分が行っているものと,今日説明してもらったリハビリとはだいぶ違うものだったので驚いた。自分も将来は人をサポートしたり,救ったりする職業に就きたいと思う。
  • リハビリテーションは「体を動かす」「平行棒のようなところで歩いたりする」くらいにしか思っていませんでした。でも,講義を聴いて,イメージが変わりました。心の面でもリハビリをしていかないといけないということが,また,そのために自分をもっと磨いていく必要があることも分かりました。そのためにもっと勉強します。
  • 作業療法は生活の中で行われている色々な作業を治癒手段として用いることで,機能の回復や社会適応能力の獲得を目指すことだとわかった。ジャンプしたり座ったり何か作業をしているということが生活機能の維持回復につながっている。作業療法士として働いてみるのも楽しそうだと思った。

2010年08月16日

「建築は,理性と感性の融合」
   — 1 Day College生徒感想から—

ARTとしての建築学
柳沢和彦 先生 (武庫川女子大学生活環境学部建築学科 准教授)

mukogawa.jpg まずは誰でもできる簡単な建築造形の一端を体験してもらいます。そしてその体験をふまえて,建築すなわち architecture の語源や,建築の三大要素である「強・用・美」の意味などを理解し,建築設計は科学でもあり芸術でもある総合的な人間の営みであることを概観します。

武庫川女子大学生活環境学部建築学科

〔生徒の感想〕

  • 紙を折って造形物を作る体験を通して,1枚の紙でも折り方によって強くなるのがすごいと思いました。2枚にすればさらに強くなるので,同じうすい紙が変わっていくおもしろさを感じた。
  • 国によって建築というものの価値観に大きな差があって,特に日本は建築における「美」に関心が薄いことに疑問を感じました。理性・感性の融合と考えるととても魅力的な分野だと思います。実際に大学の先生の講義を聴くと,どのようなことをするのか実感がわいて,よりこの学問に興味が持てました。
  • イタリアの町並みと京都の町並みを見比べて驚いた。「強・用」だけでなく,「美」も大切だと感じた。

2010年08月15日

「文系だけど,数学は?」
   — 1 Day College生徒感想から—

商学部での学びと会計学の魅力
林隆敏 先生 (関西学院大学商学部 教授)

kwansei.jpg

  • 関西学院大学の紹介
  • 商学部のカリキュラムの紹介
  • 会計学入門



関西学院大学商学部

〔生徒の感想〕

  • 経営学と商学がほぼ一緒だとは知らなかった。商学では,会計やマーケティング,経営などがいろいろなところで関係しているので,幅が広い学問だと思った。商学は世界に共通していて,企業に欠かせない存在なので,大切だと思った。とても興味深かった。
  • 商業学に興味のある中で話を聞いて,難しいと感じた。ビジネス=商業学で学問は成り立っている。総合的な教養のために幅広い視点が必要である。元手を出している人たち=ステークホルダーなど,色々な聞いたことのない単語がたくさん出てきて驚いた。文系だけど,商学部に行くとしたら数学が絶対に必要になるのだろうか。
  • 商学部にこんなにいろいろな種類があるとは思わなかった。会計学でも難しい計算があって,複雑だった。資格を取るためにも相当な努力をしなければいけないと思った。

2010年08月14日

「初めて飛んで,まだ100年」
   — 1 Day College生徒感想から—

翼の秘密を知ろう
金澤康次 先生 (崇城大学工学部宇宙航空システム工学科 教授)

sojo.jpg 飛行機はなぜ空を飛べるのか,そこではどんなメカニズムがあるかを,翼に的を絞り,身近な材料と器具を使った数種の実験で学びます。飛行の歴史や原理を交えながら,最後には単純なグライダーを作りますが,果たして飛行に成功するか否か。飛行の楽しさや不思議さ,ものづくりの面白さが体験できると思います。

祟城大学

〔生徒の感想〕

  • 飛行機の研究は歴史が浅く,まだ研究が続けられているということが,とても興味深かった。翼を固定して,推力と揚力を分けて考え,いろいろな力をつりあわせることで,空を飛んでいることを学んで,他にどんな力が働いているのか興味がわいた。
  • 翼と空気の流れの仕組みがどのようになっているのか疑問だったので,今回それがわかってとてもよかった。歴史のなかで人が飛ぶということに強い思いを抱いていたことや,飛行機が初めて飛行開始してから,まだ100年しか経っていないことを聞いて,まだまだ新しい発見がありそうな学問だと思いました。
  • 飛行機はとても興味があり,将来航空業界の仕事をすることも考えていたので,とても参考になりました。しかし,翼の力学の仕組みの紹介で,難しい計算式もたくさん出てきたので,それらをすべて理解しなければならないと思うと,大きな努力が必要だと思いました。

2010年08月13日

「感性は日本独自のもの」
   — 1 Day College 生徒感想から —

感性を科学する ~愛されキャラの謎を解く~
阪田真己子 先生 (同志社大学文化情報学部 准教授)

doshisha.jpg 世間は折からのキャラブーム。特に平城遷都1300年を記念してデザインされた「せんとくん」「まんとくん」騒動は記憶に新しく,「かわいい」「気持ち悪い」「癒される」などと世間をにぎわせました。このようにキャラクタの評価を行う私たちの“感性”を科学的に解明する「感性科学」をご紹介します。

同志社大学文化情報学部

〔生徒の感想〕

  • 先生がとても明るくて聞きやすかったです。感性というのは日本独自ということが,とても興味深かったです。感性とというものにとても興味をもちました。またその時の状況や心情によっても感性が変わるというのが印象的でした。
  • 確かにコントラスト効果は凄いなと思いました。いつも優しい人が,ちょっとだけ冷たくしたら“冷たい人”という印象になるのに,いつも冷たい人がちょとだけ優しくすれば“実は優しい人”と,よい印象になるというのが,今日よくわかりました。先入観って怖いと思いました。自分のもつ感性を大事にしたいと思います。
  • いままで感性をなんとも思わずに過ごしてきたけれど、今日の話を聞いてがらりと変わりました。外国でもKANSEIとそのまま使用されていることにはとても驚きました。最後のほうでおばばキャラがヒットするかもと言われたときは、どんなキャラがでてくるのだろうと興味深くおもいました。

2010年08月12日

「想像以上に複雑なコンビニのレジ」
   ― 1 Day College 生徒感想から ―

コンビニの仕組み
古賀広志 先生 (関西大学総合情報学部 教授)

kansai.jpg コンビニエンスストアは,今では,私たちの生活に欠かせない存在となりました。狭い店舗面積にもかかわらず,一日の販売金額は平均で60万円とも言われています。そのような好業績は,買い手には見えにくい「情報システム」によって支えられています。そこで,この講義では,コンビニエンスストアを支える情報システムの役割について説明します。特に,レジの仕組み,商品バーコードの仕組みなどを説明していきます。

関西大学総合情報学部

〔生徒の感想〕

  • バーコードの意味をまったく知らなかったので,勉強になりました。値段の情報がバーコードに含まれていないのは予想外でした。
  • 難しい内容を分かりやすく楽しく説明してくださったので、面白かったです。バーコードの番号がどのようにして決まっているのかと疑問に思ったことがあったので、今日解決してよかったです。
  • レジでは,想像以上に複雑なことが行われているのだと思います。バーコードを読み取ったレジが一瞬の間にデーターをコンピューターに送り込み,コンピューターがその商品の名前と価格を判断してレジに送り返し,値段が表示されるとはすごい。

2010年08月11日

「持久力が必要だ」
   — 1 Day College生徒感想から—

指揮法入門
中村健 先生 (神戸女学院大学音楽学部音楽学科 教授)

kobecollege.jpg 音を出さない演奏家・指揮者の役割,指揮法(手の動かし方)の原理(考え方),強弱と手の動かし方との関係を簡単な曲の一部をつかって実践。


神戸女学院大学

〔生徒の感想〕

  • 実際にみんな一人ずつ前へ出て指揮棒をふりました。とても緊張して,小さくふるところで,テンポが速くなってしまいました。先生から指揮の基本的なことをいろいろと教えていただいたので,今日から少し練習してみようかと思いました。指揮はとても難しくもあり,責任も大きなものであることがわかったので,よい経験になったと思います。
  • 指揮者は持久力が必要だと体感した。そして指揮から学ぶ音楽の奥深さやなんとも「をかし」な世界を垣間見た気がする。
  • とても楽しかったです。実際腕を使って指揮をして結構手が痛くてビックリしました。これからオーケストラを鑑賞するときは,指揮者も見たいです。
  • 2拍子という単純な動作だったが,強弱のつけ方など細かい動きもあり,とても難しかった。一人ひとり発表して,少し緊張したが「やっていた?」とほめられてよかった。今後活用できたらいいと思う。

2010年08月10日

「自分を主張したり,個性を隠したり」
   — 1 Day College生徒感想から —

ファッションって何?
野口正孝 先生
(神戸芸術工科大学デザイン学部ファッションデザイン学科 教授)

kobegeijutsukoka.jpg ファッションは時代とともに変化し,時代の美意識を表します。一方ファッションは,自分が誰なのかを表すメディアとして自己表現の1つにもなっています。「ファッションって何?」をテーマに,ジーンズとTシャツを例に挙げて「ファッション」を解説します。

神戸芸術工科大学

〔生徒の感想〕

  • ファッションはただ単純におしゃれするだけのものだと考えていたけれど,今日講義を聞いて考えがかわりました。ファッションがもっている影響力はすごいと感じました。自分を主張したり,個性を隠したり価値をあげたりできることなど,服に対してのイメージが変わりました。
  • ただ服を着るだけで,自分を表現できたり覆い隠したりすることもできる。またメッセージを伝えることもできることはすごいと思いました。
  • どんなファッションをするか,なぜという理由や歴史などを話していただいたのでわかりやすかったです。自分がファッションに興味がある理由も知って考えることができたし,もっとファッションについて深く知りたくなりました。

2010年08月09日

「忍耐は苦い,しかしその実は甘い」
   — 1 Day College生徒感想から—

気管支喘息って?
冨田桂公 先生 (近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科 准教授)

kinkimed.jpg 自然科学において,「医学」の位置づけについて先ずお話します。その後,医者が何を考え,どうやって診断しているのかのお話を「気管支喘息(きかんしぜんそく)」という病気を元にして解説します。

近畿大学医学部

〔生徒の感想〕

  • 先生がわかりやすく話してくださったので,わかりやすかった。自分が知らない医者のことを知ることができて,楽しかった。人の命がかかっているから,すごい物事に慎重にしなければならないことがわかった。コミュニケーション力の必要性を教えていただいた。先生は話もまとまっていて,さすがだと思いました。医者は患者の悪いところを見つけ,治さなければならないから,大変な仕事だと痛感しました。(高校1年男子)
  • 気管支喘息とは,空気の通り道である気管支が炎症(発赤,熱感,膨張,疼痛)により狭くなって生じた喘ぐ息を特徴とする病気であるということを知りました。最近,呼吸しにくいので,いろいろなことがわかってよかったと思います。医学とはすごいと感じました。「忍耐は苦い,しかしその実は甘い」。成功までの道は苦く苦しいが,それが実る甘いということかなと思った。ぜひ,頑張ってみたい。この講義を聴けて本当によかった。ありがとうございました。(高校1年女子)

2010年08月08日

「相当植物が好きじゃないと...」
   — 1 Day College生徒感想から—

光合成の不思議を知る
古本強 先生 (広島大学大学院理学研究科生物科学専攻 准教授)

hiroshima.jpg 植物の光合成は,全ての生物の生息を可能とするもっとも基本的な能力である。近年の分子生物学や結晶構造学の進展から,光合成のメカニズムが分子のレベルで,しかも可視的に表現できるようになってきた。本講座では,光合成という多段階の反応のなかでも光エネルギーを化学エネルギーに変換する機構と,その化学エネルギーを用いて二酸化炭素を固定する酵素についての2つに着目し,分子のレベルで起こっていることを解説しようと思う。最後に,これからの植物の進化の方向について議論したい。

広島大学大学院理学研究科,理学部

〔生徒の感想〕

  • 植物についてこんなに深く学んだのは初めてです。まず,本当に植物というのは優れた生命体だと思いました。人間が何年もかかって苦労して発明した太陽電池は,植物がすでに行っていることだと聞いて,驚きました。植物は人間が生きていくのに欠かせない生物。そんな,植物をもっと大切にし,共存しながら生きていくのが今後の私たちの課題なのだと実感しました。(高校2年女子)
  • 生物の実験を見るのは久しぶりで,おもしろかったです。先生の言っているとおり,光が当たって電子を出しているのを見て,大変興味がわきました。でも,こんなに詳しく植物だけを学ぶのだったら,相当植物が好きじゃないといけないと思いました。先生の植物への愛情と,植物の偉大さがわかる,とってもいい授業でした。(高校2年女子)

2010年08月07日

「科学への興味がふくらんだ」
   — 1 Day College生徒感想から—

“光と高分子で・・・” -光機能性高分子の科学-
坂井亙 先生
(京都工芸繊維大学工芸科学部高分子機能工学課程 准教授)

kit.jpg みなさんは普段,様々な衣類やプラスチック製品を毎日使用していると思いますが,これらは全て,分子量が非常に大きくて糸のように細長い“高分子”からできています。これまで高分子材料のほとんどは,主に物を形づくるために使用されてきました。しかし最近は,より能動的な働きである“機能性”を持つ高分子が,盛んに利用されるようになってきています。今回はなかでも,特に光のエネルギーを利用する”光機能性高分子”について,最先端の研究内容も交えてご説明し,“光と高分子で”どのようなことができるかをご紹介したいと思います。

京都工芸繊維大学

〔生徒の感想〕

  • 自分には少し難しい話で,理解できないところもあったけれど,おもしろかったです。高分子が案外日常にあふれているものなんだと思いました。(高校1年男子)
  • 最初は難しそうな内容だと思っていたけれど,先生の話し方がとてもわかりやすかったので,結構おもしろかったです。科学への興味が大きくなりました。(高校1年男子)

2010年08月06日

「大学の授業の雰囲気を体験できた」
   — 1 Day College生徒感想から—

生命科学部での学び
里見潤 先生 (立命館大学生命科学部生命医科学科 教授)

ritsumeikan.jpg 本講義では,開設後3年目を迎えている立命館大学の生命科学部での学びの特徴について,学部を構成している3つの学科,およびカリキュラムの内容を紹介しながら話します。また,講師自身の研究内容を紹介するとともに,担当している講義「人体の構造と機能」の一部を模擬講義というかたちで生徒さんに実際に体験してもらいます。

立命館大学生命科学部

〔生徒の感想〕

  • とてもわかりやすくておもしろかった。パワーポイントもあって楽しかったし,大学の授業の雰囲気があって,参考になった。元々,立命館大学の生命科学に興味があったけれど,益々興味を持った。(高校2年女子)
  • 先生の話はとてもおもしろく,もっと話を聞きたいと思いました。体とスポーツと健康のつながりなど,本当に私が今,興味を持っていることなので,とても楽しかったです。(高校2年女子)

2010年08月05日

「早く大学へ行きたい」
   — 1 Day College生徒感想から—

機械を賢くする仕組みの研究と賢い機械の紹介
竹田史章 先生 (高知工科大学大学院工学研究科システム工学群 教授)

kochitech.jpg 人間の賢さを機械(コンピュータ)に移植し,融通の利く機械・都合よく働いてくれる機械を紹介します。特に,人の学習能力ならびに1,2を知って10を知る汎用能力がどのような形で機械を賢くするかを人間に学び,そのしくみを解明していきます。これらの応用例をパワーポイントとビデオで紹介します。さらに,顔認証並びに人が書く筆圧だけで個人を見極めるデモを講義で披露します。

高知工科大学

〔生徒の感想〕

  • 改めて工学部に興味がわいてきた。いろいろと難しいこともあったけれど,とても楽しかった。この講義を聞いて,早く大学に行っていろいろな経験をしたいと思いました。特に,顔認識のシステムについてもっと詳しくやりたいと思いました。
  • 機械は少しずつ人間に近づいて学習するようになっていることに驚いた。また,機械は人間に合うように対応していることが分かった。自分は文系だが,身のまわりの様々なものに利用されているので,とても興味が持てました。
  • いろいろなものが開発されていて,すごいと思いました。筆圧で人物を特定するペンや,顔認識するカメラなど,実物を使って判別できるのかという実験もできて楽しかったです。話を聞いていると,コンピューターや機械はいろいろなところで使われていたり,思っても見ないところで使われていたりと,私たちの身近にあるのだと再認識しました。工学技術で,未来の世界はとても発展していくのだろうと思いました。

2010年08月04日

「法を使用するにはよい友達を作ること」
   — 1 Day College生徒感想から—

「カランの法術」を読む -裁判の本質について考える-
稲元格 先生 (近畿大学法学部 教授)

kinkilaw.jpg 穂積陳重「法窓夜話」(1911)に収録されている「カランの法術」(現代訳)を一緒に読み,裁判の本質について考えます。受講者には前もって資料を配布します。これにはクイズがついており,出前授業の際にそれについて解説します。最終的に裁判とはそもそも何を目的にしているかを一緒に考えます。

近畿大学法学部

〔生徒の感想〕

  • 初め読んだだけでは,宿屋が悪いと思いがちだったけど,カランは宿屋が悪い人なのか,良い人なのかを考えて農夫に助言していたのは,すごいと思った。ほとんどの人が,農夫が被害者だと思いがちだけど,カランはそれを決めつけなかった。弁護士だけでなく,すべての人にそういうのが大切なんだと思った。
  • 法律はとても難しいものだと思っていたけれど,その一つ一つは約束事であって,それを守るのは当然のことだということだった。その約束が集まっていったものが法律というものなんだと思った。弁護士はかなり先のことも考えないといけないので,とても難しそうだなと思った。相手が悪い人だと決めつけずに,反論の余地を与えることは考えつかなかったので,とてもすごいことだと思った。
  • 法律はもっと遠い世界のものだと思っていたが,法律は私たちが生活する上で存在するものだから,まず私たちの生活する世界を知ることが第一だということが分かりました。良い世界を作るためには,一人一人が良い人になり,法を使用するにはよい友達を作ることが大切という話には,とても共感できました。

2010年08月03日

「人生のすべてを使って謎を解く」
   — 1 Day College生徒感想から—

円周率から始まる数学の世界
高橋太 先生 (大阪市立大学理学部数学科 教授)

osakacity.jpg 皆さんは『円周率 π 』の定義を知っていますね。えっ?「3.14じゃないのか?」って? 円周率 π は円の「円周の長さ ÷ 直径の長さ」として定義される数学定数で,小学校時代から皆さんもよく知っているものです。この講義では,そのように身近な円周率 π が,解析学や幾何学など現代数学の諸分野で大活躍する様子を見て行きます。日ごろ見慣れた π の姿とは一見変わった,なんとも不思議な,謎に満ちた一面も垣間見ることができれば,と思っています。

大阪市立大学理学部

〔生徒の感想〕

  • 東大の入試問題など,今まで解いたことがない問題に挑戦できて楽しかったです。大学で学ぶことも習いました。大学での勉強が少し楽しみになりました。特に,ラマヌジャンの公式をいっぱい勉強したいです。
  • 円周率って不思議な数字だと思いました。公式も難しそうで大変そうだと思いました。とても話が分かりやすかったです。
  • 円周率を求める方法に,ユニークな方法があって驚いた。完全な円周率を求めるのは不可能だと悟った。大学でやることはややこしいので,高校でどれだけ経験を積むかが重要だと思った。
  • 昔の数学者は,人生をすべて使ってでも円周率の謎を解き明かそうと何人もの人が挑んだが,まだ円周率の関係が解き明かされていないところがとても不思議だと思った。とても説明がわかりやすくて楽しく講義を受けることができました。

2010年08月02日

「地球を考えるヒントになった」
   —1 Day College生徒感想から—

地球はどんな星か? 〜比較惑星学から考える地球〜
中串孝志 先生 (和歌山大学観光学部地域再生学科 准教授)

wakayama.jpg 講師(中串)の専門は惑星気象学である。なぜ「観光学部」に惑星気象学者がいるのか? 地球という観光資源を考える上で,地球そのものに対する理解は不可欠である。そこで,地球を知るため,いったん地球を離れ,多様な惑星の姿を概観しよう。砂嵐の火星で見る夕焼けは? 灼熱の金星に吹き荒れる強風とは? タイタンの風景に見られる海や川の正体は? 太陽系外の惑星はどんな姿をしているのか? ...そして地球はどんな星なのか?

和歌山大学観光学部

〔生徒の感想〕

  • 理科の授業で惑星のことについて学習したときに少し興味があったので,今回この講義を受けることができて良かったです。クレーターのいろいろな写真や,火星の砂嵐,エジプトでの皆既日食の動画なども見せていただき,とてもいい経験になりました。惑星にはたくさんの謎があり,とても興味深く感じました。
  • ロケット打ち上げの映像がすごかった。知らないことばかりで,聞くこと一つ一つが新鮮で面白く,時間がたつのが早かった。地球の生命の98%が死んだりした事件などがあって,危ないなと思った。やっぱり宇宙は面白い。
  • 普段私たちが知らない世界のことが聞け,よかったです。この講義を受けて,地球温暖化への見方が大きく変わりました。地球のことを考えるためのヒントをもらったと思いました。私は昔から宇宙のことが好きだったので,この講座を選びました。実際に受けてみると,宇宙のことだけではなくて驚きました。(むしろ,地球についてのことが多かった)


7月10日,本校では高校生を対象に「1 Day College — 出前講義 —」を実施しました。これは32大学33学部の先生に来校いただき,大学の講義や研究内容を高校生向けにわかりやすく講義いただくものです。夏休み,このブログでは,講義を終えた生徒の感想の一部を順次紹介していきます。

2010年07月10日

いつもの教室で大学の講義

― 「1 Day College ― 出前講義」を実施 ―
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期末考査が終わった10日午前,高校生を対象に「1 Day College ― 出前講義」を実施しました。これは,全国32大学から講師を招き,大学での研究内容を高校生に講義していただくものです。内容は,医学,看護学,薬学,リハビリテーションなどの医療関係のもの,数学,機械工学,高分子などの理科系のもの,社会学,心理学,教育学などの文科系のもの,音楽などの芸術関係のものと幅広く,あらゆる進路希望の生徒に対応しています。生徒たちはいつもの授業と雰囲気の異なる講義に興味深く聴きいっていました。

DSC_0014_230.jpg 「フランス語授業体験」(京都外国語大)では,”クレープ”,”チューリップ”,”カマンベール”など,日本語に入り込んでいるフランス語の単語を紹介。先生の美しい発音と共に,フランス語やフランス文化の紹介をしていただきました。

「コンビニの仕組み」(関西大)では,「スーパーマーケットチェーンがなぜコンビニを経営するのか?」「コンビニと商店街との関係」をわかりやすく解説。生徒にとって身近なコンビニですが,経営の視点から捉えたことはなく,先生の解説に興味津々の様子でした。

DSC_0003_230.jpg 「光合成の不思議を知る」(広島大)では,植物の光合成にスポットをあて,その仕組みを解説。「太陽から地球に降り注ぐエネルギーのうち,人間はどれくらい利用しているか?」との質問に,受講した生徒たちはまったく検討がつかない様子でした。

「円周率から始まる数学の世界」(大阪市立大)では,「モンテカルロ法」と呼ばれる乱数を使った円周率の近似値計算法を”実験”。また,東京大学で出題された「円周率が3.05以上であることを示せ」という問題にチャレンジしていました。

講義終了後は,昇降口前で参加大学のパンフレットの配布会を実施。受験を控えた高校3年生だけでなく,1年生や2年生もパンフレットを抱えて下校する姿が見られました。

この講義をきっかけに,学問の素晴らしさに気づき,自分の進路を真剣に考えて欲しいと願っています。


参加大学(順不同)
甲南女子大人間科学部▽法政大キャリアデザイン学部▽京都女子大発達教育学部▽甲南大フロンティアサイエンス学部▽兵庫県立大看護学部▽神戸薬科大薬学部▽同志社女子大生活科学部▽大阪市立大理学部▽和歌山大観光学部▽近畿大法学部▽高知工科大工学部▽京都産業大外国語学部▽立命館大生命科学部▽大阪教育大教育学部▽鳥取大工学部▽岡山理科大理学部▽龍谷大社会学部▽大阪大社会経済研究所▽京都外国語大外国語学部▽大阪府立大人間社会学部▽崇城大工学部▽同志社大文化情報学部▽神戸女学院大音楽学部▽神戸芸術工科大デザイン学部▽京都工芸繊維大工芸科学部▽広島大理学部▽神戸学院大総合リハビリテーション学部▽近畿大医学部▽関西大総合情報学部▽武庫川女子大生活環境学部▽関西学院大商学部―以上32大学。

ご協力いただきました大学関係者の方に,こころより感謝申し上げます。

2010年07月09日

「世界でキミだけだ」

― 「やる気のスイッチ」を入れる”魔法のコトバ” ―

大学4年の春,卒業研究を行うため研究室に配属された。同級生は7人,教授や大学院生を含めても14人の小規模な研究室だった。

研究テーマ決定の日,先生は私たちにテーマの候補を提示したあと,こう付け加えた。

「これらのテーマは,世界でキミだけが取り組んでいる。成果があがれば即『世界』だ」

やる気がでたのは言うまでもない。それまで大学生活を「満喫」していたが,この日をさかいに研究室にこもる日々が続いた。教師となった今振り返っても,この一言はウマい。やる気を出させる魔法のコトバだ。

明日7月10日に本校では「1 Day College ― 出前講義」が高校生を対象に開かれる。大学の先生が直接生徒に語りかける貴重な場だ。そのなかで”魔法のコトバ”が飛び出すか,楽しみである。(寿)


1 Day College ― 出前講義
明日7月10日,高校生を対象に開催。全国32大学から講師の先生を招き,2時間にわたって講義をしていただきます。内容は文科系から理科系,芸術関係まで幅広く,どのような進路希望をもつ生徒も興味をもって受講できます。保護者の方は参加自由です(申込不要)。ぜひご来校ください。

2010年07月03日

「1 DAY COLLEGE」の受講講座確定

生徒の受講講座が決まりました。

生徒の希望が多かった講座内容を紹介します。
100分講座
「やる気の出ない人のための勉強法」
“テスト前になると部屋の掃除をしちゃう”、“テスト勉強しても「全然勉強してへん」と言ってしまう”、“テスト後はとりあえず「あかん、できんかった」と言っておく”、“「お前はアホや」と言われるし、自分でも「アホやからできへん」と思ってしまう”。こんな人いませんか。勉強せなあかんのはわかってるけど、なぜかやる気の出ないあなた。もしかしたら、ここにヒントがあるかも。

50分講座
「コンビニの仕組み」
コンビニエンスストアは、今では、私たちの生活に欠かせない存在となりました。狭い店舗面積にもかかわらず、一日の販売金額は平均で60万円とも言われています。そのような好業績は、買い手には見えにくい「情報システム」によって支えられています。そこで、この講義では、コンビニエンスストアを支える情報システムの役割について説明します。特に、レジの仕組み、商品バーコードの仕組みなどを説明していきます。

2010年07月01日

1 DAY COLLEGE 2010

「1 DAY COLLEGE 大学出前講義」は、2005年にスタートした高校生・保護者を対象とした進路行事です。
約30大学から先生方をお迎えし、大学の授業を本校でしていただくものです。高校生用にとあらかじめお願いしていますので、とても丁寧にかみ砕いて講義してくださいます。生徒たちも日頃の高校の授業とはまた違った専門性の高い講義に大変満足し、学問へのあらたな興味を持ち始めます。

今年は7月10日(土)3・4限です。
次のような大学・学部の先生方による32講座です。
 ▶人文科学系:  大阪教育大学  甲南女子大学  京都外国語大学 京都女子大学  京都産業大学  神戸女学院大学 宝塚大学  神戸芸術工科大学
 ▶社会科学系:大阪大学 大阪府立大学 和歌山大学 法政大学  同志社大学 龍谷大学 関西学院大学 近畿大学 関西大学
 ▶理・工・農学系: 大阪市立大学 京都工業繊維大学  鳥取大学  広島大学  高知工科大学 甲南大学  立命館大学  崇城大学  岡山理科大学 武庫川女子大学
 ▶医・歯・薬・家政系: 近畿大学(医学部) 神戸薬科大学 兵庫県立大学 神戸学院大学  同志社女子大学 

講義内容は こちら をご覧ください。(PDFファイルです。Adobe Acrobat Readerが必要です)

保護者の皆様もぜひお越しください。申し込みは不要です。
また、参加大学(一部)のパンフレットも当日頒布しますので、ご自由にお持ち帰りください。