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2013年12月20日

POPを作ってくれました

 今日は終業式、明日から冬休みです。
そしてスタンプラリー最終日でもあった今日、滑り込みでブックカバーを手にした人達もいました。今回のラリーがきっかけで、興味のアンテナがあちこちに伸びて手に取る本の世界が広がればいいな、と思います。

 「先生、今年はPOPの募集はしないんですか~?」と先日、声をかけてくれたのは中学2年の図書室常連さん。去年の読書週間には、オリジナルPOPの募集をしました。今年はスタンプラリーをしたからね、でも作ってきてくれたら、展示するよ!と答えたら、早速2枚のPOPを作ってきてくれました。

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 おすすめの本はこちらの2冊。
お任せ数学屋さん/向井湘吾(ポプラ社)
 数学が嫌いな中二・天野遥。ある日「将来の夢は数学で世界を救うこと」と語る転校生・神之内宙と出会い、皆の悩みを解決する“数学屋”を開くことに・・・。数学嫌いのあなたにこそ読んでほしい一冊。

こなもん屋うま子/田中啓文(実業之日本社)
 「うまいこなもんあります」 ―その店は大阪のどこかの町にある。店主・蘇我家馬子は、うまいこなもんを提供しつつ、客の悩みを解決していく。爆笑と感動、そしてうまいこなもんが味わえる関西人必読のB級グルメミステリ。
                                      (POPより抜粋)   

 ワードと手書き文字、イラストも使ってカラフルな力作です。本と一緒に展示中。
POPはいつでも受け付け中。
    

2013年12月17日

冬休みの図書室

2学期もあと数日。ただ今、冬休みの長期貸出中です。
  
   貸出冊数 :  8 冊
   返却期限 :  1月14日 (火)

今年の冬休みは、下記のスケジュールで開室しています。
本の貸出・返却、自習に利用してください。

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冬休みの予定表を掲載した、ひばりの図書室12月号は明日配布です。

2013年12月11日

ブックカバー、完成しました

 この秋の読書週間のイベントとして開催中のスタンプラリー 。テスト前から「ブックカバー、まだですかー?」と待ってたみなさん、お待たせしました。今日からラリー達成者への賞品・ブックカバーの交換を始めました!

 今回は、藤原先生(中1E担任)と古田先生(美術科)のイラストに、写真部顧問の森田先生(中1C担任)の写真が2種、そして司書のワタクシが切り紙を。
 5種類の中から1つ好きなものを選んで、透明のビニール製ブックカバーをつけて進呈します。ラリーの締め切りは12/20(金)終業式、返却分までになります。まだ間に合いますよ。


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デザインの見本は図書室入口横の掲示板で  どれにしようかな?透明カバー付(手前) 

* ちなみに切り紙は、図書室所蔵の 754 世界の文様切り紙/上河内美和 (誠文堂新光社) から選びました。
(と、話したら早速その本は貸し出しされていきました。)

2013年12月10日

「WASHOKU」が無形文化遺産に

 先週、ユネスコは日本が推薦していた「和食 日本人の伝統的な食文化」を、無形遺産に登録することを決めました。和食は 中学1年の家庭科の授業でも、取り上げられています。
 この数年、ヘルシーで栄養面でもバランスのよい和食は世界からも注目を集めていましたから、満を持しての決定でしょうか。

 そもそも当初は、懐石、会席、精進料理、郷土料理まで、さまざまな意見があがり「会席料理こそ日本料理」という考えに立ち、提案しようとしていたそうです。
 でも「会席料理」は日本食文化を象徴するとはいえ、国民の多くが1日3食、「会席料理」を食べているわけではないですから、庶民生活に根ざした「日本食」とは言えない、ということに気づきます。
 そこで、再度検討 「年中行事との結びつき、多様な食材・調理法、美しい盛りつけを特徴とする『和食』の概念」にたどり着いたのだそうです。
 和食といえば「だし」に代表される「うま味」。英語でも「UMAMI」と表現され、5番目の味覚として世界の料理人に認知されようになってきました。これからは「WASHOKU」も世界共通語?

 そんな「UMAMI」や「WASHOKU」について書かれてる本は・・・

 以前、紹介したなぜ和食は世界一なのか/永山久夫(朝日新聞出版)

 代表的なうま味といえば、昆布や鰹節などのだし汁の味ですが、その成分となる「グルタミン酸」と「イノシン酸」は発酵と深いかかわりがあります。食文化論者であり発酵学者といえば小泉武夫さん。発酵についてのたくさんの著書があります。

 588 わが輩は発酵仮面である/小泉武夫(東洋経済新聞社)
日本の伝統食である発酵食品(味噌、醤油、みりん、米酢、かつお節、納豆など)を子ども達に知ってもらおうと絵本形式で解説。こちらは発酵初心者向け。

 こんな分野の研究を大学でもしてみたい(例えば、まんが『もやしもん』のような)と思っている人は、588 発酵食品礼讃(文藝春秋)、 588 発酵(中央公論新社) などの新書はどうでしょう?

 また、今回農林水産省は、和食が日本文化である理由を解説したガイドブック「和食 日本の伝統的な食文化」を発行しました。同HPからも見る事が出来ます。

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2013年12月03日

ファーブル昆虫記

 先日、学園全部の先生たち対象の講演会が行われました。講師として来ていただいたのは、フランス文学者であり、『ファーブル昆虫記』の訳者としても知られる大阪芸術大学文芸学科教授・奥本大三郎さんです。

 奥本さんは子どもの頃からの虫好き。小学生の時『ファーブル昆虫記』で読んで、登場する様々な虫について「実物は一体、どんな感じなのだろう」と、知りたくてたまらなくなったそうです。そして後に昆虫記に登場する虫の標本を一所懸命集めました。それと共に『昆虫記』の原書や、ファーブルの他の著作、それからファーブル以外のフランス人の書いた虫の本、更にフランスの民具などまであつめるようになったのだそうです。
 現在、日本昆虫協会会長、NPO日本アンリ・ファーブル会理事長、ファーブル昆虫館「虫の詩人の館」館長も務めています。

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       奥本さん直筆のイラスト。さて、なんの虫でしょう?

 改めて、ファーブル昆虫記とは?
「美しいものに驚く感受性の強さ」を持ち、「自分で見たことしか信じない」 フランス人博物学者ジャン=アンリ・カジミール・ファーブルが30年の歳月をかけて、大好きな昆虫の観察記録をまとめた全10巻からなる自然科学の古典書です。
 現在、集英社より奥本さんが翻訳をつとめる完訳ファーブル昆虫記(写真左奥)が8巻まで刊行されています。

他の著書に、楽しき熱帯(講談社)、水魚の交わり/荒俣宏・共著(平凡社)、虫捕る子だけが生き残る~「脳化社会の子どもたちに未来はあるのか/養老孟司、池田清彦・共著(小学館) など