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模試と受験について①4月~8月編

長期計画の把握をすることはとても大切なことです。目の前のことを一生懸命やることも大切なのですが、それぞれの時期に適切な努力をしないと実力および結果はついてきません。以下は高校3年生の学習イベントです。 
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※大学入試の大半は高校1年生2年生の範囲が出題されます。今までサボってしまった人はまず基礎力の養成は言うまでもありません。それを踏まえて模試の意義とテーマを考えます。

①5月全統記述模試
高校3年生の1回目の模試が全統記述模試です。おそらく大半の人がこの模試で打ちのめされると思います。というのも、ここから記述模試はすべて二次力を見ていく模試となるからです。どこまで記述ができるかチャレンジするいい機会にして下さい。一番ダメなのは諦めることです。くらいついていきましょう。

②6月進研マーク模試
標準レベルで母数も多い模試です。過去のデータを見ているとセンター試験の本番の点数と相関しているケースが多く見られます。文理問わずに苦手科目があると難関大学は厳しい状況となります。1学期の学習のピークをこの模試にもってきて下さい。センター試験で得点することができれば国公立や私立のセンター利用・併用など進路の幅が大きく広がります。

③8月全統マーク模試
高校3年生0学期から危機感をもって取り組んできた人は少しずつ成果が出だす模試となるでしょう。全統マーク模試はセンター形式のテストとして非常に良質な問題が出てきます。この模試でできたことできなかったことを明確にリストアップして夏の天王山の勉強に活かしていきましょう。

④東大・京大実践模試(希望者)
最難関大学を目指す人は受験しましょう。それぞれの大学が会場になることもあり、緊張感が味わえます。かなりハイレベルな模試で、競う人たちも強者たちばかりでしょう。浪人生も受験します。こういった模試に身を投じることによって自分の位置を把握して、危機感を持つことも大切です。

⑤8月全統記述模試
夏休み明け一発目の始業式で実施する模試です。ここで英数国の3教科のベースが出来上がっていないとあとから確実に足を引っ張ることになります。5月で受けた模試を参考にしながら苦手分野を夏休みにつぶし、8月に成果を上げたいところです。