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自己分析をする

たとえば、A君とB君、同じ偏差値40の受験生がいたとしましょう。
2人は同じ問題集を解き、同じ勉強方法を実践し、同じ時間だけ机に向かったとします。すると、A君はやればやるほど伸びる。しかし、B君は、やれどもやれども伸びません。B君は嘆きます。「やっぱり、もともと頭の良さが違うのか(自分はバカなのか)…」と。

こんな話はよく耳にします。確かに勉強にもセンスや能力はあるでしょう。
しかし、一番大きな差は何かというと「自己分析ができているか」ということです。

勉強を進めていく際に、今の自分はどういう状況で、どのような戦略で、どういった目的を持って勉強しているかを理解しているか。ゴールの方向性(受験勉強の全体像・要点を知ること)が分かり、ポイントを絞って勉強を進め、学校の授業・友人との会話・なにげなく読む本などから飛躍するための最低限の知識を蓄えるためにアンテナを広げているか…こういったところが差を生んでいくのです。勉強の方法は試行錯誤すれど、方向性は一貫しておくことが大切です。

自分のことを客観的に分析できて、「今これをテーマに勉強しています!!」「この分野を強化してここまでにこれだけの点数をとれるようにします!!」「この大学に合格してこういった勉強をして将来こうなりたいです!!」という発言をする生徒は受験においても力を発揮しているといえるでしょう。
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