本日は避難訓練が行われる予定でしたが、雨天のため延期となりました。放送朝礼では校長先生より、２３年前の阪神淡路大震災当時の学校の状況や亡くなった生徒の話をしていただきました。その後、各クラスでも担任より震災についての話をしました。

震災当時、私は本校に勤め始めた年でした。初めて受け持ったのが中１と高１の生徒たち。亡くなったのは高１の生徒でした。参列した葬儀に置かれていた遺品のノートで実感がわいたのを覚えています。毎年の黙祷で顔を思い浮かべています。
当時の状況を話しても、生まれてもいない今の生徒たちが同じように悲しむことはできないのかもしれません。ただ、その思いを語ることで防災意識を高め、その意識の積み重ねで救われる命があると思っています。震災を紡ぎ、命を紡ぐ。ご家庭でも震災のことを話題にあげてください。