高校海外研修オリエンテーション

６月３日の放課後に高校生海外研修のオリエンテーションが行われました。オーストラリア研修に参加する３０名、アイルランド研修に参加する４０名に分かれて、それぞれがオリエンテーションを受けました。主な内容はホームステイの心得でした。海外研修では、すべての生徒がホームステイを経験します。ホームステイはホテル滞在とは異なり、家族の一員として生活することが求められます。家族の中の自分の役割は何か、どのような行動が求められるかについて、事例を交えながら考えることができていました。また、ホームステイを経験するにあたり、今の自分自身の家庭での生活を振り返ることもできました。現地に行って、すぐに生活習慣を変えられるわけではないので、今のうちから自立した生活を送ることを決意した人もたくさんいたようです。

オリエンテーション全体を通して、「反応する」という課題にも気づくことができました。周りの人が気づいてくれることや悟ってくれることを待つのではなく、相手の言葉にリアクションし、自分の思いを伝えるということが、ホームステイや海外研修を成功させるために必須であるということを学びました。まだまだ消極的な人も多いのですが、どんどん自分の思いを伝えられるように成長してくれることを願っています。

海外研修に参加予定の人は、出発までにEnglish Zoneに４回以上行き、ネイティブの先生との英会話を通して、英語でのコミュニケーション力も高めます。充実した海外研修にするためには、準備の段階が大切であるということを学んでいるところです。

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