グローバル教育〔 地球的規模で考える 〕

2024年度　台湾研修　⑤　生徒記事

■レポート①

Today, we went to　中生紀念堂,Chiang Kai-shek Memorial Hall. It was very large. We visited the exhibition of 蒋介石 Chiang Kai-shek, and we learned about Taiwanese history. Suddenly, it started to rain heavily, but it became one of the good memories.

In this program, everything was exciting and interesting. During the five days, I realized two things.

First, I felt the warmth of the Taiwanese people. On the second day, we were surprised by the enthusiastic welcome event at St. Peter High School. I found an ema written in Japanese by Taiwanese students, which served as a message card. It said, "Your smile is my treasure." I was moved by the words. How can Japanese people say such a thing to foreigners? Also, when I went to 九份 Jiufen, my friends and I tried to drink authentic Taiwanese green tea. However, the way of making tea was too complicated for us. Then a Taiwanese lady sitting next to us helped us. We exchanged our snacks and had a little conversation. I have had many more experiences in which I felt the kindness of Taiwanese people. It is obvious that our journey became wonderful thanks to their hospitality.

Second, I learned the importance of communicating with foreigners in person. We had interacted with Taiwanese students on Instagram, but when I saw them directly for the first time, I became a little nervous because firsthand communication was different from online communication in reality. I learned how important body language and facial expressions are. Also, it was not until I heard Chinese in Taiwan that I became interested in Chinese pronunciation. There were many things I discovered only by visiting the place. Moreover, I gained the confidence that I can communicate with people in English. This thought became the incentive to learn English.

These two thoughts made me curious about international communication, foreign cultures, and languages. I want to study abroad at university to deepen my knowledge and broaden my horizons.

Taiwanese students are coming to our school in April. I cannot wait for their arrival. I want to see them again as soon as possible, and I will make their trip enjoyable and fulfilling.

Finally, I am thankful to all the adults who have supported our trip, the students of St. Peter High School, and the Japanese members. I will never forget this experience.

■レポート②

　最終日には中正紀念堂へ行き、衛兵の交代式を見学しました。思っていたよりヌルっと始まってヌルっと終わったこの式からは、観客を必要としない表現の存在を感じました。

■レポート③

5日間の長かったようで短かった台湾研修が終わりました。日本に到着したとき、台湾で出会った友達の顔や、景色や、たくさんのことが思い出されて少し泣きそうになり、この5日間が素晴らしいものだったと改めて実感しました。

この研修で特に心に残ったことを3つ紹介したいと思います。

１つ目は、台湾の人々の温かさです。

どこを訪れても、「こんにちは」や「ありがとう」などと日本語を話してくれる台湾人がたくさんいたり、日本の食品やお店があって、日本が好きな人が本当に多かったです。台湾人が日本を愛しているのと同じくらい、私も台湾のことについてもっと学ぼうと思いました。

また、困ったときにすぐに助けてくれました。私がバスの中でミルクティーをこぼしてしまった時に、台湾の生徒がポケットティッシュごと「これ使って！」と渡してくれたり、ガイドさんとバスの運転手さんが気にしなくていいよ、大丈夫だよ、と言ってくださったり、本当にありがたかったです。

台湾人の他人への思いやりと優しさに、5日間でたくさん触れることができました。

2つ目は、歴史的な背景についてです。

4日目に国立台湾大学を訪れて雲雀の卒業生のお話を聞いたとき、先輩が学ぶ法学部では、自分の手で自分の国を変えたいという誰よりも強い意思を持って、何時間も勉強する台湾人が多いことを教えてもらいました。

また、最終日に訪れた中正紀念堂には、圧倒されるほど巨大な蒋介石の像があり、台湾の民主と自由を求める歴史がこの広場に刻まれています。

このような歴史的背景から、台湾の投票率は70%を超えていて、それだけ国民の政治への意識が高いということです。これは、日本が見習うべきことだと思います。

正直、私が普段生活している中で、日本を自分の手で変えられると思ったことはありませんでした。　　　

しかし、台湾に来て、同年代でもこんな熱い気持ちをもった人々がいるんだとハッとさせられました。

3つ目は、対面でようやく会えた時の感動です。

この研修は、約半年間のオンラインの交流を経て、「やっと会えたね」と言えることを目的としています。

オンラインで交流していた時には少しお互いに遠慮していたり、人見知りしていたことも関係ないくらい、直接会えた時はみんなで「やっと会えたね」と喜ぶことができました。この時の感動は、言葉で言い表せないほど素晴らしかったです。

私のバディは来月日本に来るので、今回受け取った感動を、精一杯感じてもらうようにおもてなしを頑張ろうと思います。

今回の台湾研修に参加して本当に良かったと思います。台湾人の友達はもちろん、雲雀の友達、お世話になった添乗員さんやガイドさんなど、たくさんの素敵な人々に出会うことができました。また、飛行機でたった3時間のところに、台湾という温かい人がたくさんいる国があることをみんなに知ってほしいと感じました。

この経験は一生忘れることはないと思います。

本当にありがとうございました。