グローバル教育〔 地球的規模で考える 〕
ドイツ研修
ドイツ研修(事前講座②)
第二回目のドイツ研修事前講座を実施しました。
今回は、ドイツの学校制度や教育制度、長期休暇などについて学習しました。ドイツでは州によって制度が大きく異なり、教育制度は州法に基づいて成立しているそうです。本校の協定校であるヘルバルトギムナジウムのGymnasiumとは、学校の種類のとこで、特徴は「試験がない」ということで、普段の学習や活動が評価されるシステムとなっています。
ドイツでは私立の学校はほとんどなく、多くが自治体の運営する公立校ばかりです。さらに、落第と飛び級といった制度は小学校からあり、日本よりも留年(落第)が多くあることもドイツならではです。そのため、落第を免れるための補習塾はありますが、日本のような進学塾がないというのも特徴です。
授業において日本と大きな違いの一つは、授業中に居眠りをすることは絶対NGとされていて、話し手に対する敬意がないという理由から、校長室への呼び出しや、それでも改善が見込めない場合には退学処分などもあると聞いて驚きました。
最後に、学校でのクラブ活動は存在するものの、週1回程度しか行われず、その代わりに外部で地域のクラブチームで活動している人が老若男女問わずたくさんいるそうです。