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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

グローバル教育〔 地球的規模で考える 〕

PDA即興型英語ディベート

PDA全国高校即興型英語ディベート合宿・大会2022

8月5日から6日にわたってPDA即興型英語ディベート合宿・大会2022が行われ、本校からは3名の生徒が参加しました。初日は、3回の練習ラウンドと予選ラウンド1が行われ、2日目は、予選ラウンド2・3と決勝ラウンドが行われました。今回の大会では「幼稚園や小学校の運動会での順位づけは廃止すべきだ。 Ranking children in sport events at kindergarten and elementary school should be abolished.」、「ペットとして、ロボット犬は本物の犬よりも良い。 As pets, robot dogs are better than real dogs.」、「死刑制度を廃止すべきである。 We should abolish the death penalty.」、「英語よりも、STEAMを学ぶべきである。 STEAM education should be prioritized over English education.」、「銃撃事件の映像は報道すべきではない。 Footage of shooting incidents should not be reported.」、「公共政策は、少数の専門家や官僚ではなく、世論調査に基づくべきである。 Public policies should be based on public opinion polls, rather than a few experts or bureaucrats.」という論題でのディベートを経験しました。どれも、説得力のある主張をするためには、関連する知識や報道を知っておく必要があり、準備時間でのアイデア出しにも苦労していました。なかなか自分たちの伝えたいことを英語でまとめ切ることができなかったり、相手の主張に対する反駁を即興で返すことができなかったりして悔しい思いもしましたが、回を重ねることに上達し、予選ラウンドでは1度勝利することができました。また、ディベート終了後や休憩時間には参加した全国の高校生との交流をとても楽しんでいました。

(参加生徒の声)

・全国のトップレベルの高校生のディベートが聞けたことで、レベルの高さを痛感すると同時に目標にもなり、自分のスキルを高めたいと思いました。また、ディベートの合間のコミュニケーションもとても楽しむことができました。この2つの点は、校内ディベートでは体感できない、合宿ならではの魅力だと思いました。

・今回の合宿・大会を通じて学んだことは、「即興型英語ディベートの勝敗の鍵は、地道な削り合いである」ということです。相手チームが提示した2つのポイントを完全に否定しきるのではなく、それぞれの議論の欠点や理論の飛躍を指摘し、説得力を減退させることが重要です。一方で、相手も自分たちの議論を崩してくるので、説得力の盛り返しが必要です。ディベートにおいて決定打といえるような強力な議論や反論は滅多にありません。従って、小さなポイントを聞き逃さす相手の言っていることを汲み取ることが大切です。そのためにも、ディベートの反復練習と英語の運用力向上のための努力をしたいと思いました。

・今回のディベートを通じて、個々のスキル、語彙力、表現力、幅広い知識はもちろんですが、それよりもまずチームとして助け合いながら、皆で課題解決していくことの大切さを学ぶことができました。ディベートでは、いくら一人で頑張っても、チームとして勝利することはできません。これからも、どんなことでも、仲間とともに新しいことに挑戦したり、問題を解決したりしたいと思います。

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