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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

グローバル教育〔 地球的規模で考える 〕

PDA即興型英語ディベート

☆PDA世界交流大会に参加しました☆

1月24日・25日にPDA高校生全国大会で3位を取った高校2年生の3名が、第10回高校生パーラメンタリーディベート世界交流大会に参加しました。

全国大会と同様にハイブリッド型でした。会場はホテル日航関西空港/オンライン(Zoom) でした。日本を含め、:16か国 26チーム(日本6チーム、海外20チーム) が参加して4つの予選ラウンドのベスト4が準決勝に進む形式でした。

参加した国とチーム表

日本 神戸大学附属中等教育学校
日本 聖光学院高等学校
日本 雲雀丘学園高等学校
日本 東洋大学附属牛久高等学校
日本 東京都立千早高等学校
日本 大阪府立北野高等学校
フィリピン Timber City Academy 2 チーム
モロッコ Morocco Debate Association
ルーマニア CN AI Papiu Ilarian 2 チーム
ポーランド Schools of Communications in Cracow 3 チーム ※1
タジキスタン Dushanbe Economics Lyceum for Gifted Students ※2
ウガンダ Smarticles
ウガンダ Taibah International School 2 チーム
モンゴル Hobby School of Ulaanbaatar
タイ Prince of Songkla University Demonstration School 2 チーム
バングラデシュ・フィリピン・スリランカ UWC ISAK
トリニダード・トバゴ The Oxbridge International School 2チーム
ドイツ・オーストラリア 帝塚山学院泉ヶ丘高校・大阪府立富田林高校
ナイジェリア・ブラジル・ルーマニア Osaka Metropolitan University

※1=1チーム欠席
※2=欠席

開会式とルール確認などが終わってから、第1ラウンドが始まりました。1日目に3つの予選ラウンドがあり、2日目には最後の予選ラウンドと準決勝と決勝戦でした。残念ながら、雲雀丘は予選ラウンドから先に進むことができませんでした。しかし、予選勝敗記録と個人スピーカースコアによって予選ラウンド5位となり、2人のメンバーが個人賞をいただきました。

  • Kさんが予選ラウンドに3回ベストディベーターになってベストディベーター賞を受賞しました。Day 2 Best Debater Award_R.jpg
  • Sさんが予選ラウンドに4回ベストPOIになってベストPOI賞を受賞しました。Day 2 POI Award_R.jpg

ディベートのまとめ表


論題
雲雀丘の試合内容
結果
予選1
宿題を廃止すべきだ。
肯定側:ルーマニア2 否定側:雲雀丘
勝ちました
予選2
おしゃれは害よりも利益をもたらす。 
肯定側:雲雀丘    否定側:モロッコ
勝ちました
予選3
ドナルド・トランプの2期目の大統領就任は、
世界にとって利益よりも害をもたらす。
肯定側:雲雀丘    否定側:タイ2
勝ちました
予選4
発展途上国は対面教育よりもオンライン教育を優先すべきだ。
肯定側:ウガンダ 1    否定側:雲雀丘
負けました
準決勝
生徒にとって、高校卒業後に大学に行くよりも働いた方が良い。
観客のみ
UWC ISAKはルーマニア1に勝ちました
聖光学院高等学校はフィリピン2に勝ちました
決勝
二酸化炭素排出量が多い国は、
気候変動の影響を不均衡に受けている低排出国に対して賠償金を支払うべきだ。
観客のみ
UWC ISAKが勝ちました

  • 予選1、Sさんの肯定側1のスピーチDay 1 Round 1 Mio_R.jpg
  • 予選1、SさんがPOIをしているシーンDay 1 Round 1 Mio POIing_R.jpg
  • 予選1、Kさんの肯定側2のスピーチDay 1 Round 1 Chiyuko_R.jpg
  • 予選1、Oさんの肯定側3のスピーチDay 1 Round 1 Mao Grr Face_R.jpg

もちろん、このイベントはディベートだけではなく、国際交流として1日目と2日目の休憩の時に話す機会もたくさんありました。また、1日目の夕食の時に世界の国々の文化紹介があり、全チームが自分の国について発表しました。雲雀丘は、家庭科の授業に作った浴衣と箏とたこ焼きについて発表し、タイとフィリピンとモロッコと文化賞を受賞しました。最後の交流活動はルンバダンス体験でした。大阪大学と大阪公立大学の競技ダンス部の学生が講師として来られ、皆がルンバの基本ステップを学びました。何回もダンスパートナーを変更することで恥ずかしさがなくなり、全員笑顔でルンバダンスをしており、ユニークで楽しい経験になりました。

  • 文化発表Day 1 Culture Presentation_R.jpg
  • ルンバ体験Day 2 Dance_R.jpg
  • 文化賞受賞Day 2 Culture Award_R.jpg

最後は自由時間と朝食でした。その際に、雲雀丘の3名は新しい友達が出来て、貴重な思い出を一緒に作ることが出来ました。25日のチェックアウト以降にもずっとホテルのロビーで話していました。

雲雀丘のディベートメンバーは、今回初めてこの大会に参加しました。また参加できるよう頑張りましょう!

  • 新しい友達とDay 1 After Culture Night_R.jpg
  • 最後の集合写真Day 2 Final photo of everyone_R.jpg

生徒の声:

Kさん:これから何年たっても、最高だったと思える3日間でした。また大人になって、この3日間で出会った人と、メンバーと再会できることを願っています。

ディベートでは、世界の様々な人とつながることができて、本当に貴重な経験になりました。育ってきた境遇は違うけれど、こうして一緒にディベートできたことが、なによりも嬉しかったです。モロッコとドイツからきた女の子3人と、私たち3人で、部屋に集まっていろんな話を出来たことが、とっても楽しかったです。そこでは、宗教の偏見や移民に対する差別の話もしました。やはり、差別や偏見は無意味なことだと心から感じました。このメンバーで朝ごはんも一緒に食べて、本当に別れが惜しかったです。

カルチャープレゼン、ダンス、ディベート、全部愛おしいです。一緒に夢を叶えてくれたメンバーの2人、本当にありがとう!素晴らしい先生にも出会えて、本当に幸運です!そして、私のすべてを支えてくれているお母さんありがとう!英語に、PDAに、最高の縁をつなげてもらいました。

Oさん:初参加の、国際的なディベート大会。世界交流大会ならではの、とても貴重な時間を過ごしました。様々な国の友達もたくさんでき、文化を知り、英語でたくさんのディベートをし、日本にいながら、まるで海外旅行をしたようでした!

普段は、ディベートの論題について、日本に絞って議論していた時もありましたが、今回は様々な国の背景も議論にあがり、より広い視野でディベートをすることができました。PDAのディベートを通して考えたり、学んだりしたことはたくさんあるので、高3になっても、大人になっても、この貴重な経験を活かしたいです。

最後に、このブログを見てくださっている方へ。ぜひ高校1年生2年生でPDA即興型英語ディベートに参加してみてください!高校生生活がさらに充実すると思います!

Sさん:大会に参加してみて、一番思い出に残ったのは世界中から来てくれた人達との交流です。特に、モロッコ、ドイツ、オーストラリア出身の子達と仲良くなって、大会中、本当に楽しい時間を過ごせました。実は大会直前は自分にこの大会に出場できるほどの実力と価値があるのか自信がなかったのですが、いざ大会が始まるとディベートに集中し、全力を出し切れたのではないかと思います。残念ながらセミファイナリストには残れず、悔しい思いもしましたが、高校生活の中で本当に熱中できることに出会い、結果を残すことができ、幸せでした。

PDA協会の報告書
PDAWC2025Report

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