探究的な授業〔 日常的に思考力を育む 〕
探究的授業
高1情報「サントリーと連携」
1月24日(火)2限目,3限目の「情報Ⅰ」の授業において,サントリー食品インターナショナルの大塚匠氏の講義を受けました。
情報Ⅰでは、まず1学期は「データの活用」という分野でデータの扱い方,整理整形の技能,分析手法を学び,各生徒の興味関心のあるテーマを題材に統計ポスターを作成しました。
2学期は「プログラミング」の基礎基本を学び,「デジタル」に関する内容を学びました。
そして,3学期は高校1年生で学んだことを最大限駆使して,再び,「情報デザイン」という分野で統計ポスターを作成します。
デザインといえば,センスが必要である,自分は苦手だというような主観的な感覚を理由にできないことをいう人が多いです。
しかし,この情報デザインでは,受け手にわかりやすく伝わるデザインを「科学的に考える」ことができる力を身に付けることを目的とします。
今回はその一環として,サントリーの飲料水でヒット商品がヒットした理由について,社会背景からどのようにしてその時代の価値観を読み取ったのか学び,自分が主体ではなく,受け手のことを考えたデザインを考えます。
なぜ缶コーヒーBOSSが売れたのか,
なぜ紅茶を商品として出したのか,
など,ただ「売れた」ではなく,「○○な人」に対して「■■をコンセプトにした」から「売れた」という根拠の考え方,見つけ方を学ぶ授業となりました。
この授業によって,科学的にデザインを考える習慣を身に付けてほしいです。
雲雀丘学園であるからこそ,受講できる授業となりました。
「校長通信(こちらをクリック)」にも掲載されています。ご一読願います。