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探究ゼミ「日本の交通網」第10回「SLクラウドファンディング」
探究ゼミ「日本の交通網」第10回を昼休みに開催し、中1~高1の5名が会議室に集まりました。
今日のテーマは「SLクラウドファンディング」です。記事を読んだうえで、意見交換しました。
大井川鉄道が、戦前に製造され、解体される予定だった蒸気機関車を再び走らせる「復活運転」を目指しています。復活運転を目指すのは、1928年に製造された蒸気機関車C56-135です。
1970年からいまの兵庫県加東市で展示されていて、老朽化のため解体予定でしたが、ことし2月に大井川鉄道が譲り受けました。
修繕には約3億円の費用が見込まれる一方、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で鉄道の利用客が大幅に減ったことから、必要な額の1/3にあたる1億円を目標にクラウドファンディングで資金を募ることにしました。
クラウドファンディングは、ことし11月30日まで行われ、大井川鉄道では、創立100年を迎える2025年に営業運転させることを目指しているということです。
雲雀丘学園にもC56-111が保管されていて、鉄道研究部が定期的に清掃などメンテナンスをしています。程度は違えど、維持管理の重要性を考えねばなりません。
意見交換したうえで、感想を書いてもらいました。
「鉄道会社が起こした行動でSLの活性化が期待される」「動いていないものを動かすのは良いことだ。歴史を感じられる物を残したい」「クラウドファンディングは革新的なアイデア」「トーマス号など走らせている大井川鉄道なりの良い発想」といった意見がありました。
次回は9月29日に開催します。多くの方の参加をお待ちしています。