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探究ゼミ「日本の交通網」第11回がんばるバス
探究ゼミ「日本の交通網」、今日は第11回を開催し、中2~高3の合計3名が会議室に集まりました。
今回のテーマは「がんばるバス」です。先月「がっちりマンデー」というテレビで、西鉄バス、高知駅前観光、宇野バスが紹介されてました。
福岡を中心に走る西鉄バスは、網の目のような交通網で2,000系統もあり、高速道路に走っていたり、車両の長いバスで乗車率が極端になることを防いでいたり、EV化に従来のバスを改良してコスト削減を図ったりしているそうです。EV新車購入で4,000万円近くかかるところを1000万円で実現しています。
高知駅前観光は、路線バスで高知と東京をバスで移動するのですが、バスの中が2段ベッドになっていて、寝台列車を連想させ、2段ベッドのようなバスは特許取得済で競合を排除できるようにしてあります。
岡山の宇野バスは徹底したコストカットをしていて、営業所からバス停までを回送として運行せずテレビ電話を使った無人の駐車場から直接バス停に向かって運行したり、1人の運転手に1台のバスを割り当てて手入れをしっかりやったりして、岡山の中心街では最安値の100円で運行しているそうです。
今までの暗黙の常識を打ち破って利益を出していて、見習うところが大きいようです。この記事を読んだ上で、意見交換しました。
感想として「ほとんど赤字のバスの中、宇野バスの改革は凄い。二段ベッドのバスも、とてもありがたい」「経営難からいろいろな対策をしていて、今の時代に寄り添った経営戦略だと思った」「二段ベッドは画期的。宇野バスのコストカットもすごい。常識を疑うのは、バスに限らず大切なことだと思う」とありました。
次回は10月2日の昼休みに会議室で開催します。本日学年閉鎖で参加できなかった中1・3も次回はお待ちしています。