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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「日本の交通網」第12回貨物

今日の昼休み、「日本の交通網」が60ホールで開催され、中2~高2の9名が参加しました。今日は第12回、内容は「貨物新幹線」です。

JR東日本が荷物だけ運ぶ貨物専用新幹線を開発されていると報道されました。石油など重量のある品目を長距離輸送するJR貨物に対し、JR東は生鮮品や電子部品といった高単価で比較的小さい荷物を運ぶことで差異化する意味で、貨客混載で1編成の新幹線に荷物専用車を組み込むことで、輸送量アップをめざす考えです。背景には、コロナ禍の有効活用としての荷物輸送「はこビュン」を2021年から始めたことがあります。2017年7月には「朝採れ新幹線マルシェ」で朝収穫した野菜や果物を新幹線で運んで東京駅で販売したところ、荷主・消費者とも好評でした。特にニーズが高いのは生鮮品です。客室内に数百箱搭載する「多量輸送」の実証実験を昨年から行っており、2025年度にサービスを開始する予定です。 

貨物列車で運んだ商品に「エコレールマーク」をつけることも伝えたところ、知らなかった生徒が多かったです。

感想は「これから必要不可欠。早く専用列車を作るべし」「専用車両も作るとおもしろい」「朝どれ野菜や医療系にも利点あり」「乗り物は人を運ぶだけでないことがわかった」「北海道の貨物問題対策に有用」「新幹線の騒音問題で本数を増やすより貨客混載のほうが良いのでは」「東北や北海道は余裕があり東海道は難しいので路線により対応を考える方が良い」と、様々な意見がでました。

次回は10月24日に会議室で開催します。多くの方の参加をお待ちしています。

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