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探究ゼミ「日本の交通網」第14回交通税
探究ゼミ「日本の交通網」第14回を本日昼休みに開催し、中1~高1の生徒の7名が会議室に集まりました。
今日のテーマは「交通税」です。日経ビジネスの記事を読んだうえで、意見交換しました。
滋賀県は鉄道交通の要衝として発展してきました。これからも持続的に発展させるには、公共交通の利便性なくしては難しい。しかし今、人口減少や新型コロナウイルス禍による利用客の減少で減便が起きています。中でもJR琵琶湖線減便や近江鉄道の存廃が大きな問題です。近江鉄道は、鉄道施設を県を含む沿線自治体が保有する「上下分離方式」での存続を24年から始めます。県が維持管理費用の約半分を負担するということで近江鉄道の全線存続が決まりました。
公共交通をより便利にするには財源として、税金というアイデアが出てきました。滋賀県では、独自に「交通税」導入が提案されています。
意見交換したうえで、感想を書いてもらいました。
「利用者にとって唯一の交通手段だから協力していくべし」「使わない人がいるので慎重に考えるべし」「使う人がだれかを調べるのが一番」「地域活性と考えれば悪くない」「他に乗ってもらう良い方法がないか議論の必要あり」「使えば返金といった方法もあるのでは」といった意見がありました。
公衆電話維持の費用は電話料金に賦課されています。どうやって公共交通機関を維持するか、皆で考えねばなりません。
次回は11月10日に開催します。多くの方の参加をお待ちしています。