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探究ゼミ「経済を学ぶ」第14回株価Ⅴ
探究ゼミ「経済を学ぶ」、今日は第14回を開催し、高1・高2の27名が60ホールに集まりました。
テーマは株の売買です。仮想の株式売買を行うゲームを行い、3学期までこれから株価を見ていこうと考えています。銘柄選定の前提として、どの業界に投資するか、9/25(第1回)と10/2(第2回)の日経225の株価を見ながら、各自考えました。第3回(10/18)はもう一歩深めて、会社名と理由まで考えてみました。第4回(10/25)に続く今回(11/1)は、これまでの株価と比較して、10/31現在の株価で、選んだ銘柄の株価がどう変動したかをみながら、要因を考えました。
10月31日の東京株式市場で、日銀が金融政策を修正するとの観測報道で長期金利が上昇し、割高感が意識された半導体関連株が売られた。一方、金利上昇が業績にプラスとなる銀行株は買われ、売り買い交錯となりました。午前の終値は日経平均株価が前日比47円52銭安の3万0649円44銭と小幅続落でした。
9/25からの値動きとして、10/31の株価は、値上がり9名(小売り・食料品・薬品・重工業)、値下がり18名でした。
変動要因を的確に理解している生徒(「納入延期で半導体関連が低迷(半導体)」「円安で輸出に有利(自動車)」「中東情勢受けにくい業種(小売)」「金利を上げる声明で株より債券購入の動き」)という意見の一方、「同じ業種でも上がっている企業と下がっている企業があり、変動要因がわからない」という感想がありました。わからない人は、企業研究をすればその企業の特徴がみえてくるはずです。長期的視点をもちつつ、様々な要因を考えていくことが必要です。
次回は11/8です。研修旅行中の中2の皆さんの参加もお待ちしています。