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探究ゼミ「日本の交通網」第14回地方活性化
今日の昼休み、「日本の交通網」が60ホールで開催され、中1・高2の6名が参加しました。今日は第14回、内容は「地方の活性化は交通から」です。
先日の衆議院選挙では、地方が抱える課題も大きな論点のはずなのに、各党の公約で地方活性化は、あまり力点が置かれていませんでした。経営に行き詰まった地方交通の再建を行ってきた両備グループ(岡山)の児島さんのインタビュー記事が新聞に掲載されていました。以下の内容です。
子どもや高齢者の移動手段を守るのは公共交通しかなく、欧州は「公設民営」が基本なのに、日本は「民設民営」が基本で赤字補填を補助金でする形をとっています。両備グループが運営する和歌山電鉄は「猫の駅長」などで多くの乗客を呼び、設備維持にも公費を投入する「準公設民営」となったので、このように切り替えていくべきと語っていました。この記事を読み、意見交換しました。
感想は「地方について探究論文を書いたが交通は重要と感じた」「財政の重要性を考えた」「大井川鐵道も観光で頑張っているが、地域住民の力が大きい」「祖母が和歌山電鉄沿線に住んでいて乗車したが、アイデアが素晴らしい」「国と民間が協力して考えたらいい。民間でここまで変えられることに驚いた」と、様々な意見がでました。
次回は11月7日に会議室で開催します。多くの方の参加をお待ちしています。