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探究ゼミ「日本の交通網」第16回減便の是非
今日の昼休み、「日本の交通網」が会議室で開催され、中1~高2の10名が参加しました。今日は第16回、テーマは、減便の是非です。
電車の混雑が目立ち始めていて、コロナ禍収束が原因だが、列車本数が減らされていることの影響も実は大きいという記事を読みました。
減便の目的は、コスト削減にあります。しかし、乗客第一に考えれば、減便を進める理由はないと強調する識者もいます。
電車を走らせなくても車両管理や修繕費用・車両基地は必要だし、運転士も確保せねばなりません。電気代減は多額なものではないので、コストはそれほど減らないはずと指摘しています。
多くの鉄道会社は23年度からさらなる減便を実施していて、コスト削減アピールを過剰にしている印象を受けると危惧する向きもあります。
満員の車両に乗車し、不快な思いをもつと、鉄道から離れてしまいます。コロナやインフル対策の面でも、もう少し増やして方がゆったり乗車できるのではないかという内容の記事でした。
記事を読み、意見交換しました。
感想は「満員を嫌がり乗らなくなるのではないか」「絶え間なく発車するのが鉄道のメリットなのに、少しなくなっていてさみしい」「ワンマンなどコスト削減して増便はできないか」「系統分離して本数を増やすのはどうか」などありました。
鉄道のメリットはどこになるのか、考える必要があるようです。
次回は11月16日に開催します。ご参加お待ちしています。