探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ「経済を学ぶ」第16回株価Ⅶ

探究ゼミ「経済を学ぶ」、今日は第16回を開催し、中2～高2の23名が60ホールに集まりました。

テーマは株の売買です。仮想の株式売買を行うゲームを行い、3学期までこれから株価を見ていこうと考えています。銘柄選定の前提として、どの業界に投資するか、9/25（第１回）と10/2（第２回）の日経225の株価を見ながら、各自考えました。第３回（10/18）はもう一歩深めて、会社名と理由まで考えてみました。第4回（10/25）・第5回（11/1）・第6回（11/8）に続く第7回（11/15）は、これまでの株価と比較して、11/13現在の株価で、選んだ銘柄の株価がどう変動したかをみながら、要因を考えました。

13日午前の東京株式市場で日経平均株価は、前週末の米ハイテク株高を好感し、値がさの半導体関連株などが買われ、日経平均株価を押し上げた。心理的節目の3万3000円に近づくと売りも膨らみ、上げ幅は縮小した。午前の終値は日経平均が前営業日比182円30銭高の3万2750円41銭と反発しました。

9/25からの値動きとして、11/13の株価は、値上がり12名（電機・小売り・食料品・薬品・重工業）、値下がり11名でした。

最高の上がり幅は、東エレクです。20635円から22670までⅠ割上がりました。予想した生徒は「米エヌメディアの株高を受けて半導体関連株が上がっていおり、米政策金利が更に上がる可能性が下がったので経済の活発化から株高」と分析しています。アメリカの市況の日本への影響・変動要因を的確に理解しているので、発表してもらいました。このアドバイスを受けて「ダウ平均株価を見ていきたい」という後輩もいます。「TVCMの影響か（医薬品）」「やっと上がって嬉しかった（医薬品）」という素直な意見もありました。

毎朝ニュースで経済状況を見て、日本のみならず外国の動きも調べつつ、その企業情報を分析すると、見えてくるものがあると思います。

次回は11/22です。皆さんの参加もお待ちしています。