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探究ゼミ「経済を学ぶ」第19回株価Ⅸ
今日の昼休み、探究ゼミ「経済を学ぶ」第19回を開催し、中2~高2の14名が60ホールに集まりました。
テーマは株の売買です。仮想の株式売買を行うゲームを行い、3学期まで株価を見ています。9/25(第1回)・10/2(第2回)・第3回(10/18)・第4回(10/25)・第5回(11/1)・第6回(11/8)・第7回(11/15)・第8回(11/22)と、日経225銘柄の中で1つ選んで株価の推移を見てきました。
今日は第9回で、1/16の株価を見て10月からの変動を見ていきました。
週明け15日の株価は続伸し、一時3万6千円を超えバブル期の1990年2月以来、約33年11カ月ぶりの高値をつけました。1連日上昇する背景に関して、急騰の一因には企業業績の好調さが挙げられます。人手不足を背景にした約30年ぶりの水準の賃上げ、50年ぶりの輸入物価の高騰という二つの構造変化により、賃金が上がる中で価格の値上げもしやすくなり、結果的に企業収益や株価の押し上げに寄与したという分析もあります。
また、市場改革への期待が株価上昇に貢献しているとの見方も多いです。日米の金融政策の違いから円安が続いていることも株高を支えているようで、この状況を冷静に分析した海外投資家が日本株を選好しているのも挙げられます。このことに関する記事も読みながら、株価の変動を見ていきました。
上がっている銘柄は、輸送機器・運輸・小売・食品・製薬など、おおむねすべての分野にわたっています。
感想は、「冬休みで株価が大幅に上がっていて驚いた」「新NISAで上がってきている」「万博の影響で関西企業は伸びるのでは」などありました。
年度末に近づき、このゼミで学んだことをまとめていきたいと考えています。
次回は1月24日に60ホールで開催します。