探究ゼミ（法律を学ぶ第2回）ワクチンと国家緊急権

先週は中間考査でお休みだったので、2週間ぶりに探究ゼミ「法律を学ぶ」第2回を開催しました。中1と中3は別の活動で参加できず、中2と高1・高2の39名が社会科教室に集まりました。

今日は第2回として、コロナワクチン接種を取り上げました。日本のワクチン接種が遅れている理由として、超法規的措置（国家緊急権）がとれない点・慎重な治験で承認に時間のかかる点などを挙げた記事を読んで、超法規的措置をとって接種を急ぐべきかを考えました。賛否はほぼ半々で、それぞれ意見を発表しました。

「経済復活のためすぐに実行すべき」「緊急事態宣言は効果が薄れている」「接種が進んでいる国はマスクをとっても良い国もある」「人の命の方が憲法秩序より大切」といった賛成意見に対して「憲法を無視すると歯止めがかからなくなる」「悪用される危険がある」「政府への反感が強まる」といった反対意見もありました。

「答えの出ない問題が周りにたくさんある」「何を最優先にするか難しい」「いろんな人が意見を持っていて私の思いつかない意見ばかりなので多くの視点で物事を見られるようになりたい」「逆の立場の意見も納得できる」など、感想が挙げられました。

来週は中学が活動があるので、次回は6/15昼休みに多目的ホールで行います。多くの皆さんの参加をお待ちしています。