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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「経済を学ぶ」第2回円ドル

探究ゼミ「経済を学ぶ」、今日は第2回を開催し、中1~高3の52名が60ホールに集まりました。

これからしばらく「ヒバリ円ドルダービー」と題して、7月末の東京外国為替市場の円・ドル相場を6月末に予想する取り組みを行います。最も近かった人と予想に独自の工夫がみられた人は表彰予定です。

円高・円安はの意味を説明するため、海外旅行で15000円をドルに換金するとして、1ドル=150円のときと1ドル=100円のときでは50ドルも違うことを掲載しながら考えました。円高・円安の要因として、輸出入・利率・物価などあり、日米の金利差から最近円安になっている現状を説明しました。外国人観光客の緩和により、円高になるか、どうなるか。今日はまず、6月末に、今(139円)から円高・円安どちらになるか予想してもらいました。

生徒の結論は、円高39名・円安13名でした。

円高派は、「コロナが明けインバウンドが増加」「海外は夏休みで旅行者が増える」「日本は夏休みでないから外国に行かない」「アメリカのインフレ鈍化」「梅雨も明けて外出しやすくなる」。一方、円安派は、「修学旅行など海外へ行く人が多い」「アメリカのデフォルト回避、日本の金利が低いまま。株で得した投資家がドルに戻し始める」などありました。大人でも難しい問題ですが、生徒なりに一生懸命考えている様子がうかがわれます。

感想として「1か月後、円高・安になるのか楽しみ」「経済の先行きが気になる」「FXをしたくなった」「早くコロナ前の活気が戻ってほしい」「授業でも経済を学んでいるので勉強になったらいい」「銀行でドルに換金したい」「仕組みがよくわかった」「きちんと円高・円安について学んだことがなかったので面白かった」「1秒ごとに変動していてとても面白かった」「アメリカ経済の動きに注目したい」などがありました。スクリーンにその時の為替相場を表示していたので、時々刻々変動する相場に、わくわくしたことと思います。

これからも経済を見ながら、世の中について考えていきたいと思います。

次回は6月7日、60ホールで開催します。高2は修学旅行ですが、それ以外の多くの方の参加をお待ちしています。次の2回、経済学部の教育実習生が、行動経済学について担当します。どうぞお楽しみに。

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