探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕
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探究ゼミ(経済を学ぶ第2回)コーヒー開発その1
先週は中間考査でお休みだったので、2週間ぶりに探究ゼミ「経済を学ぶ」第2回を開催しました。中学生の一部と高1~3の44名が60ホールに集まりました。
今日は第2回、テーマはコーヒー飲料の商品開発です。「鬼滅の刃」をあしらった缶コーヒーが1億本を売り上げる大ヒットになった背景を描いた記事を読みました。従来働く男性のヘビーユーザーで支えられてきた缶コーヒー市場が、スタバなどカフェチェーンの流行・たばこ自販機激減によるたばことのセット販売での缶コーヒーの需要激減といった構造変化を遂げている中、てこ入れ策としてのキャラクターとのコラボ缶を若者や女性に普及させることで、ペットボトルより利益率の高い缶コーヒーの消費を増やそうとしていることを学びました。他方、「ちびだら飲み」できるペットボトルの売り上げは上昇しています。
そこで、参加した生徒で、缶コーヒー・ペットボトル・ボトル缶のうちどれを商品として販売したいか選択しました。続きは、次回、考えていきたいと計画しています。
「ボトルと缶の両方のメリットがあるボトル缶で、冬温かく夏冷たくして年中売りたい」「缶コーヒーで、小さめのサイズでいろんなデザインのバリエーションをつくり、たくさん買ってもらう」「紙パックはあるのでしょうか」「コーヒーは缶というイメージがついてしまっている」とそれぞれ選択した理由を挙げていました。
「いろんな意見があっておもしろかった」「企業は売り上げのためにたくさんのことを考えていることが分かった」など、感想が挙げられました。
今回、コメンテーターとして永井事務局長と成地副校長先生も参加してくださり、最後に励ましのコメントをくださいました。ありがとうございました。
来週は中学が活動があるので、次回は6/16昼休みに多目的ホールで行います。多くの皆さんの参加をお待ちしています。