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探究ゼミ「日本の交通網」第3回「交通難民」
今日の昼休み、「日本の交通網」が社会科教室で開催され、中3・高1と教員の8名が参加しました。
今日は第3回、テーマは「交通難民」です。
全国中学高校Webコンテストに「地方交通の危機」というタイトルで製作されたプレゼンがあったので、その問題意識を受けて、意見交換しました。
「交通難民」増加の原因として、地方における人口減少・過疎化および自家用車の普及が挙げられます。それにより公共交通機関の利用者減少による収益悪化が発生し、それに伴った路線からの撤退や減便が起き、結果的に利便性が低下します。現状では地方の中小都市等で特に顕著に見られ、赤字や採算性の低さを理由とした運行本数の大幅低下、あるいは鉄道・バス路線の廃止が発生することが多くあります。その為、公共交通機関の利便性の低さに悩んでいます。
結果として自動車免許や年齢の問題で運転が出来ず、通院や買い物にバスを使わざるを得ないような乗客を除き、マイカー移動へと移行しています。乗客のマイカーへの移行で利用者が減るため、バス会社はさらなる減便や路線整理を行い、更に利用客が減る悪循環に陥っています。
問題点について意見発表したうえで、意見・感想を書きました。
意見として「車がないと生活が大変」「バスの本数が少ないと本当に困る」「無人運転バス導入を考えるべし」「コロナの影響もあり減便されていて歯止めがかからない」などがありました。
次回は、6月15日に開催します。会場は会議室に戻ります。修学旅行の高2、グローバル研修の中1の皆さんも、参加お待ちしております。