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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「経済を学ぶ」第3回備蓄米

探究ゼミ「経済を学ぶ」、今日は第3回を開催し、中1~高3の合計16名が60ホールに集まりました。

スーパーで、5/25までの1週間に販売されたコメ平均価格は5キロあたり消費税込みで4260円と、前の週から25円値下がりしました。「銘柄米」は4453円(−15円)、「ブレンド米等」は3918円(−6円)の一方、コメ販売量は、去年同時期よりも8.3%減少しました。販売量のうち「銘柄米」は64%、「ブレンド米等」は36%を占め、備蓄米を含む「ブレンド米等」の割合は前週よりも2ポイント増加しました。

大臣の交代以来、随意契約で売り渡された政府の備蓄米の販売が行われ、大人気です。中小小売業者からの申し込みについては、引き続き受け付けるとしています。

そこで、今回は、ブランド米・ブレンど米・備蓄米どれを食べたいか、皆で意見交換しました。

生徒に聞いたところ、前大臣と同じように、知り合いから米を送ってもらっている人が一定数いました。従って、米不足が実感として理解するのが難しい人もいました。そんな中、どれを食べたいか聞いたところ、ブランド米5名・ブレンド米5名・備蓄米5名と見事に三分しました。

ブランド米の人は「美味しさを知ってしまった以上、わざわざ備蓄米を買わない」「一方で米が欲しいけどお金がない人もいるので、備蓄米の需要は多いはず」、ブレンド米の人は「ブランド米を家で精米しているので、ブレンド米を食べてみたい」「真ん中のレベルが一番安心する」、備蓄米の人は「安くてお得」「どれくらい味が違うか気になる」「今なれている米から離れることができるか厳しい」などありました。

感想として「安くしただけでは解決にならない」「実感がなかったが、今回の話で,自分でも調べてみたい」「朝早くから備蓄米を買っている人が気になる」などありました。なかなか中高生には,実感がわかない人もいるようでした。実際には,保護者の方がご苦労されているけど、子どもにはわかっていないことがあるかもしれません。

本校の食堂も今月から値上げしました。大盛りご飯の量も限定されました。コンビニのおにぎりはどんどん値上げしています。世の中で何が起こっているのか、米問題の本質を理解し,経済の論理から考えていく必要があるようです。

次回は6月11日、60ホールで開催します。参加お待ちしています。

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