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探究ゼミ「経済を学ぶ」第4回円ドル
探究ゼミ「経済を学ぶ」、今日は第4回を開催し、中1~高3の合計47名が60ホールに集まりました。
前回6/12はシンガポール経済について考えました。前々回5/29は、7月末の東京外国為替市場の円・ドル相場を6月末に予想する取り組みを行いました。
1年前のこの時期は1ドル=141円80~90銭でした。ところが現在は1ドル150円台が続き、GWに政府・日銀による8兆円の円買い介入で152円まで高くなったものの5/29は157円で、そのときの予想は、円高17名・円安40名でした。
それから3週間、本日6/19は157円でした。この円安で日本の企業が経営戦略の転換をしている例として、ある家具会社を取り上げ、今後どうなるか、再び予想してみたところ、今日は、円高12名・円安35名でした。
円高派は「インバウンドが増えて円買いがおこる」「そろそろ大幅介入の時期」「名目賃金の伸びに期待」、一方、円安派は、「円高になる理由がない」「市場介入も効果なかった」「日本の金利は低すぎる」などを理由に挙げています。
感想として「ドルの動きが敏感になっていることに驚き」「海外研修に行くので円高になってほしい」「シンガポールドルをいつ円に換えるか悩む」「企業も円安のコスト高で大変なことがわかった」「お金の話はワクワクする」などありました。今後の動向が見逃せません。
次回は6月26日、60ホールで開催します。参加お待ちしています。