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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
SDGs(エス・ディー・ジーズ)

探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「経済を学ぶ」第5回円ドル

探究ゼミ「経済を学ぶ」、今日は第5回を開催し、中1~高3の40名が60ホールに集まりました。

先週・先々週は実習生による行動経済学でしたが、「ヒバリ円ドルダービー」に戻ります。7月末の東京外国為替市場の円・ドル相場を6月末に予想する取り組みを行います。最も近かった人と予想に独自の工夫がみられた人は表彰予定です。

16日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比1円55銭円安・ドル高の1ドル=141円80~90銭で取引を終えました。日銀が16日まで開いた金融政策決定会合で大規模緩和の維持を決めた。日米の金融政策の差を意識した円売り・ドル買いが一段と広がりました。一時は1ドル=141円91銭と昨年11月下旬以来およそ7カ月ぶりの安値を付けました。

日銀の植田和男総裁が政策修正に慎重な姿勢を改めてみせ、金融緩和・低金利維持を示したのに対し、米連邦準備理事会(FRB)は銀行の経営不振を懸念して、金融政策のスタンスを変えないと一段の金融引き締めに賛同する考えを示し、金利引き上げの方向です。日米の金融政策差が広がるとの見方が円相場の重荷となり、円安が続いてます。主要国が軒並み金融引き締めを継続するなか、円は取り残されているとの見方もあります。

5/31のゼミでは139円から1か月で円高・円安どちらになるか予想してところ、円高39名・円安13名でした。しかし、円安方向に動いてます。そこで、改めて、6月末に円高・円安どちらになるか予想してもらいました。

その結果、円高7名・円安33名となりました。円高派は、「米国の景気不安定で株価下がる」「円安が続きすぎ」「大型休みがない」「経済は回復」。一方、円安派は、「海外投資家が株売で円安」「大きな変動要因なし」「米大統領選挙次第」などありました。大人でも難しい問題ですが、生徒なりに一生懸命考えている様子がうかがわれます。リアルタイムで変動し、円ドルの動きを見るのが楽しくなってきたようです。

次回は6月28日、60ホールで開催します。参加お待ちしています。

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