探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ「経済を学ぶ」第5回円ドル

探究ゼミ「経済を学ぶ」、今日は第5回を開催し、中1～高3の合計32名が60ホールに集まりました。

7月末の東京外国為替市場の円・ドル相場を1カ月前に予想する取り組みです。1年前のこの時期は1ドル=141円80～90銭でした。ところが現在は1ドル150円台が続き、GWの政府・日銀による円買い介入で152円まで高くなったものの5/29は157円で、そのときの予想は、円高17名・円安40名。前回6/19は157円で、円高12名・円安35名でした。

今日6/26は159円になりました。1ヶ月後の7月末、どうなっているか。今日は、円高8名・円安24名となりました。

円高派は「上がり止まりになるのでは」「介入の可能性」「これまで160円以下は見たことない」、一方、円安派は、「もう歯止めがきかない」「外国株・金利など円安要因ばかり」「GWの8兆円介入も意味なし」「日銀が大胆な政策を打ち出さない限り現状打破は見込めない」などを理由に挙げています。

感想として「予想が当たって嬉しかった」「海外研修に行くので円安は困る」「下落率が先進国1位は驚いた。インド・中国は影響受けてない事に衝撃を受けた」などありました。夏も、経済の状況を見ていきましょう。

次回は9月11日、60ホールで開催します。参加お待ちしています。

追記　ゼミ実施後、本日、1ドル160円台に突入しました。38年ぶりの円安水準です。