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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
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探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「日本の交通網」第6回駅の簡素化

今日の昼休み、「日本の交通網」が会議室で開催され、中1~高2の7名が参加しました。今日は第6回、内容は駅無人化による効率化です。

高松市にあるJR予讃線・端岡駅は、1日平均利用者数が2400人ですが、トイレから駅無人化によりトイレットペーパーが消えました。経営環境が厳しいJR四国は、経費削減として無人化に舵をきり、全259駅の222駅に駅員がおらず、無人化率86%はJRで最高です。
トイレットペーパーも「補充状況を管理できない」との理由で置かれなくなりました。
近くの男性が、ほぼ毎朝、トイレを確認して無償でトイレットペーパーを補充する活動を続けています。

JRの駅効率化は無人化にとどまらず、14~22年度に13駅の駅舎を取り壊し、簡素な駅舎を整備しました。木造の古い建物は維持費や修繕費の負担が重く、安全性でも新駅舎の方が向上するためだそうです。

この記事を読んだ上で意見交換しました。「駅は即物的役割だけでなく地域社会に大きな役割を持つことに気づいた」「駅に魅力をもたせて活性化し整備できたらいい」「駅に自習室があるのは便利」「有料トイレにするのはどうか」「駅の簡素化を初めて知った」「地域と鉄道のコミュニケーションで決定できるのでは」「地域の商店がトイレ整備するのも一つ」などの意見がでました。効率化は必要ですが、利用者の利便があまりにも損なわれたり、コミュニティの場所としての役割をどう考えるか、考えていかねばなりません。

次回は9月5日に開催します。多くの方の参加をお待ちしています。

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