探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕
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探究ゼミ「法律を学ぶ」第6回 銃撃事件
今日の昼休み、探究ゼミ「法律を学ぶ」第6回を開催し、中1~高3の41名が60ホールに集まりました。
今日のテーマは、元首相銃撃事件です。先週金曜の事件は、衝撃の出来事でした。日本弁護士連合会長は、当日、以下の声明を発表しました。「選挙期間の応援演説中に銃器を使用して尊い人命を脅かすことは、その動機がいかなるものであれ、国民を不安に陥れる卑劣な行為というだけではなく、言論の自由を封殺するものであって、基本的人権と民主主義に対する重大な攻撃であり、断じて許されるべきものではない。当連合会は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする立場から、今回の凶行に対し強い憤りを表明し、今後とも表現の自由の保障に向けて一層の努力を続けるとともに、かかる暴力行為や、銃器犯罪を社会から根絶するよう、弁護士の使命を貫徹していくことをここに決意する。そこで、事件の進展と、刑事訴訟の手続き(逮捕・送検)、刑法の順序(構成要件→違法性→責任)を説明し、意見発表したうえで、感想を書きました。
感想として「助けられなかったのが悔やまれる」「どれだけ無念だっただろう」「日本では銃撃事件なんて考えられなかったのに」「日本・世界の人たちが悲しい気持ちになったので、罪は重い」「いかなる理由があっても殺人はいけない」「アメリカの州それぞれが違う意見を持っていることに改めて驚いた」「皆が口をそろえて『民主主義への挑戦』と言っていたのが気になった」「銃撃で被害がもっと拡大していたらと思うと恐ろしい」「尊い命が失われたことはとても悲しい」「選挙活動中に事件が起こったのは事実なので、民主主義を脅かす事件だと思った」などありました。ちょうど期末考査終了日、あまりにも大きな事件が起こり、生徒もさまざまな意見をかいていました。
次回は、夏休み明けの9/6に60ホールで開催します。多くの方の参加を期待しています。