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Hibari 探究プロジェクト - 雲雀丘学園中学校・高等学校
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探究ゼミ・プロジェクト〔 学内外と連携し、自由に学ぶ 〕

探究ゼミ

探究ゼミ「日本の交通網」第7回「加古川線」

今日の昼休み、「日本の交通網」が社会科教室で開催され、中1~高2の11名が参加しました。

今日は第7回、テーマは「加古川線」です。

JR西日本が赤字を公表した加古川線西脇市―谷川間17・3キロの存続に向けて、西脇市が通学時に自転車を列車内に持ち込むサイクルトレインの実現に向けた実証実験を行うと発表し、6日、兵庫県加東市で開かれた利用促進策を協議する会合で、西脇市長の提案と指摘に対し、バスへの転換も視野に入れるJR西との間で厳しい意見の応酬があったという記事を読みました。

JR西は昨年、赤字の在来線の区間別収支を公表し、西脇市―谷川間の平均通過人員は2021年度で1日207人、19~21年度の営業損益は2億6000万円の赤字で100円を稼ぐために2038円の費用がかかっているとのことです。

存続に危機感を抱いた兵庫県西脇市は、乗客を増やすアイデアを丹波市や県などと検討し、サイクルトレインに着目しました。自宅や学校と駅までの交通手段が不便で保護者がマイカーで送迎している学生を鉄道利用に切り替える狙いだ。

市職員が自転車2台を実際に列車に乗せて安全確認したうえで、市内高校生にモニターを依頼し、9月中旬頃から2週間にわたって通学時に実証実験を行い、課題や費用などを検証し、データを基にJR西と協議を進めたい考えだそうです。

市は広報で加古川線の現状と利用促進策を特集し、黒田庄駅で9日、住民らがイベントを開くのを手始めに、10日から同駅で折畳自転車貸出開始など、利用促進キャンペーンに本腰を入れる姿勢を市民に示しました。

JR西の兵庫支社長は、サイクルトレインの実効性に疑問を投げかけ、「営業努力や宣伝はしている」と反論。「思いつきの利用促進策ではなく、自治体が税金を使って行う以上は効果を重視すべきだ」とけん制したということです。

この記事を読んだうえで、意見交換しました。

「西脇でサイクリングしたことがありサイクリングマップは充実しているので効果的だが、利用者を増やすにはどうしたらよいか」「一つに限らず複数の意見を出した方が納得しやすいのでは」「試してみる価値あり」「加古川線は1日9往復という少なさで利用させる気があるのか疑問」「サイクルトレインで収益の爆発的増加にはつながらない」「ライバルは車での学校への送迎なので、効果的では」「駅の設備工事など市が負担すべき」などありました。爆発的増収にはならないけど、少しでも増益を考えてのアイデアと思います。皆で考えを出して、どうすればよいか考えてみましょう。

次回は、8月24日に開催します。参加お待ちしております。

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